なぜか知りませんが、春と言えば半島なのです。私の中では。房総に花摘みに行くのも伊豆に中華を食べに行くのも決まって春。まあ花摘みは春で当たり前なんですが。先月能登半島に行きましたが、例外もあるということで。
というわけで、立春をちょっと過ぎた2月中旬くらいに伊豆に行ってまいりました。今回の目的は、両生類・爬虫類・魚類といった変温動物たちと親睦を深める(たまに食べる)ことです。
まずは沼津市。やま弥という店にお邪魔しましょう。本当は旅館だそうです。
確かに2階とか旅館のような雰囲気。
こちらは鯛丼というメニューが名物でして、2年くらい前にも来たのです。うまかったのでまた食べようかなと
思ったのですが、入口の黒板が・・・カキフライだと?カキ丼だと?ランチがカマスフライと刺身だと?ウマそうなものしかいないぞ?
とりあえず一番乗りで入店しましょう。壁のメニューを見ると、おお〜!センターは手巻き寿司!泊まると夕食が手巻き寿司らしいです。旅館としては珍しいですよね。そのうち泊まりたい。
他のメニューは・・前回来た時に友人が頼んだ焼魚定食がうまそうだったなー。たぶんサカナがなんでもうまいんだな、ここ。どないしょ。カマスのフライなんか聞いたことないけど絶対うまいよなー。
でも鯛丼どうですかって言われてしまったので初志貫徹。鯛丼ご飯少なめでお願いします。
はい〜、来ました。これでご飯少なめなのか?思い切りドンブリ飯だぞ・・もっとも鯛丼です。ドンブリで当たり前。
鯛丼と言いましても、鯛は最初からのっておりません。タレと卵の黄身(自家飼育の名古屋コーチンらしい)を混ぜ混ぜしてからのっけます。
えいっ!入刀!!
なんとなく青森のみそ貝焼きを思い出します。
で、ご飯にドシャーとかければ完成!なんかもうウマさが約束されている気がします。
わしゃっと取ってンガっと食べましょう。うあー、良い鯛ですね。歯ごたえがコリコリからプップクにちょうど変わった頃合で最高です。濃いめのタレと特濃の黄身がご飯に合いすぎますよ。誰ですか?ご飯少なめなんてバカなことを言ったのは。
小鉢がシラスおろしというのも嬉しい。釜揚げではなくちゃんと干したやつですね。これもご飯に合いすぎること必至です。誰ですか?ご飯(以下略)
漬物と味噌汁といった定食パーティーに必須なメンバーも手抜きなしです。いやー、大満足。後から入ってきた4人組も店員さんの説明を聞いて鯛丼にした模様。さすが看板メニュー。でも本日のランチも食べてみたいな!
魚類を愛でたので、主に両生類を愛でに次の場所へ。