エクストリーム・一人宿泊 夜食(!)・朝食編 土肥温泉・粋松亭

結局シメのご飯まで食べてしまったので、猛烈な入浴でカロリーを消費するか、ヒンズースクワットでもするか、素直に寝てしまうかと若きウェルテルのように悩んでいると・・

おや、部屋の呼び鈴が。はいどうぞ〜。げげっ!ぱっつん前髪にメガネの仲居さん!!ななななななんのご用でしょう。

メガネさん「お夜食をお持ちいたしましたので、よろしければどうぞ」

や・しょ・く?

鬼木

ふはっ!小型おにぎり2つがやってまいりました!満腹で困っているところだろうが!こんなもん出してどうする!と思ったものの

私の好みを3Dモデル化したかのような、ぱっつんメガネさんが持ってきたモノを無駄にするのもなあ・・

髪

土肥山葵をつけてよし、自家製梅肉だれもよし、伊豆味噌もよしって・・そりゃ良いと思いますよ!

酒

結局冷蔵庫の酒を引っ張り出して全部食べてしまいました。冷蔵庫の飲料の販促としては完璧な戦略です。

なんというか、うん、うまかった。ゆかりおにぎりに梅肉だれとか卑怯すぎんだろ。

結局また飲んで食っちゃった。もう知らん。寝ちゃえ。ぐー。

 

オーヤマの胃袋は完全に回復した!

朝

翌朝はスカッとしたいい天気。朝風呂からの眺めも爽やかです。今日なら夕日が見えたかしら。

朝飯

で、風呂から上がると仲居さん二人で大量の食器を持ってきました。なんですか?朝からこの品数は。太らせるだけ太らせてから食べる気なのか?

オレンジ

とかなんとか言いながら、朝一に小さめのオレンジジュースが出るともう幸せです。カンタンだな、私。飲むヨーグルトがまたマンモスうれピーところ。

お品

スッキリしたところで気がつきましたが、あらやだ、朝食なのにお品書きまであるじゃないですか。

サラダ

デキる男のベジファーストでサラダから。ドレッシングが3種類も。青じそ山葵、ゴマしょう油、コブサラダ・・コブサラダって料理名かと思っていたらドレッシング名なのですか?なんとなくサウザンアイランド風なドレッシングでした。

刺身

朝から刺身は何度食べても金持ち気分。白身は昆布締めかな?うまい。

豆腐

まあ、茶碗蒸しが!と思ったら、豆腐でござった。上の土肥塩で食べます。豆腐もいいが塩うまいな。

味噌

旅館の朝食では使用を義務付けられている固形燃料、こちらは・・むむ、味噌汁ですかね?

仲居さん「そちらの磯のりね、ご飯にかけても美味しいけどお味噌汁に入れるとまたすごく美味しいから!やってみて!」

乗り

あ、こちらの磯のりですね。それはうまそうだな。

知る

熱くなった汁をお椀に移して、のりをパラパラ・・ズズッと。あ、こりゃンマーイ!味噌汁自体が魚のアラ汁じゃないですか!こりゃいいや。

干物

アジの干物。これがあると朝飯気分は頂点に。

仲居さん「焼いてありますからそちらのお鍋で軽くあっためるだけで食べられますからね」

おお、ツイン固形燃料!!

約

チリチリとあっためてパクリ。まあ、あら!ちゃんと干した素晴らしい干物!買って帰りたいようだ。頭から骨までペロリでした。

飯友

椎茸うま煮、塩辛、漬物に写ってませんが温泉たまごというメシウマ軍団・・いや、だから昨日から一昨日から食べ過ぎなんだとゆーに。

飯

なんとかおかわりせず一杯で済ませましたよ、ええ・・・デザートの牛乳寒天もうまかったなあ。

さて、なんとか朝食も平らげてチェックアウトです。フロントに行くと、あら、女将さんがいらっしゃる。素早く走り寄って来てお別れの握手、玄関前で腕を組んで記念撮影!!とサービス満点!メガネ仲居さんのが嬉しいような・・とかそんなことは言いません。

結果としては、一つもエクストリームでない、なんなら初めての一人旅でも快適であろう、立派なハイクラス旅館でした。部屋の風呂なんて最高の一言。

鍵

やはり誤解ポイントは部屋の調度品と名前かな?とキーを返す時にぼんやり思ったのであります。ちなみにお酒も入れて一泊4万円程度。まあ金額相応に良い旅館・・・と思ったのですが、なんとなんと、カップル利用だと女性半額という恐ろしいプランがあるそうですよ!この辺でやはりラ◯ホなのでは?と思ってしまうのでした。

次回で伊豆旅行も終わりです。長かったですね。

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