朝飯食って風呂入ってあとは帰るだけざます、と思っていたのですが、前日にですね、忌むべき棄地・邪悪の温床・深き者どもが住まう場所である恋人岬の至近に気になる看板があったのですよ。「きびなご寿し」って・・きびなごの寿司ですか?きびなごってシマが入っててちっちゃくて、たまにチリメンになっているような魚ですよね。寿司になるのかしら。
ロードサイドにもっと大きな看板もありましたが、そこはソロドライブの悲しさで撮れませんでした。まあ、こんな色の巨大な看板があったわけですよ。目立ちますよね?究極のそばも気になるところですが、それは隣の店らしいです。
「きびなご寿し 味千」さんです。店舗も緑ですねー!ちなみにまだ10時くらいでしたが、余裕でノレンが出ております。旅行者にはありがたいことこの上なし。
中に入ると・・おや、誰もいないな。やはり早かったかしら。づけ丼千円とか昼飯の時間だったら頼みそうな手書きメニューがまたナイスです。
あ、おかみさんらしき方が来ましたよ。テイクアウト寿司は店舗に入ってすぐの右側に置かれています。
最大のウリ、きびなご寿司は生とづけがあるそうなので、ハーフアンドハーフを買ってみましょう。1500円だか1600円だかその辺だったような。
〜移動中〜
はい、そしてもう自宅です!早いですね!早速きびなご寿司を食べようと袋から出したら、あれれ?お稲荷さんがいますよ。なんか知らんがオマケでそっと入れてくれた模様です。
はい、並べてみました。なるほど、開いたきびなごを3匹並べて寿司にしたのですね。こりゃ手間がかかってるし、キレイでいいですね!寿司というのは本来こういうもんだという気がしないでもないです。こぼれ寿司とかどうも好きになれません。
生の方を食べると、おお〜、良い歯ごたえのきびなご、謎の薬味、しっっっっかりした味の酢飯がドンピシャリ!飯としての寿司でなく飲む用の寿司ですね、これは。
薬味の謎を解くためペロリとめくります。ゴマにカイワレか。写真はありませんが、づけの方はガリの細切りだったり、白髪ネギだったりと、なんか4種類くらい違う薬味が握り込まれていました。美しくて仕事が細かい素晴らしい寿司です。
合わせるのはシェンロンの帰りに買った森本酒造のもったいない卸し。磯の味と強い酢にぴったり。
あとは帰りに伊東マリンタウンで買った薄けずりチーたら。これが思ったよりうまいのです。白ワインにも合うと思いますが、試す前になくなった。
そして鈴廣のかまぼこと天城の山葵で板わさです。今回はありがたいことに(?)3千円超の「古今」が売り切れでしたので、1600円くらいだった気がする極上かまぼこです。いや、非常にうまいですよ、これも。
はい、結果として伊豆をほぼ一周する形になってしまいました。我ながらデタラメすぎるルートだ。事前に計画を立てないとこういうことになりますから、皆さん注意してくださいね。
次回は地元グンマ帝国のカフェです。