2014年7月(ずいぶん前ですが)、馬籠宿の「NYタイムズに取り上げられたパフェ」があるという店「喫茶・穰」の前で、フリーズしていた私。
後で調べたら、1ヶ月ほど前に店主の方が亡くなられたそうです・・お悔やみ申し上げます。
見事に出鼻をくじかれてしまったところで、さて
馬籠宿自体は非常に素敵なところなんですが、とにかくあちい・・何かインドア施設はないのかと慌てて検索・・ああ、ここにしよう。
というわけで多治見市の美濃焼ミュージアムに来ましたが、美術館なのであまり撮影できませんでした。
「織部焼の歴史」なる企画展があって、ひじょーに欲しいものが多かったです。近所の窯でいくつか買ってしまった・・
そしてそこから車で10分ほどのところに瑞浪市民公園がありまして、ここがすごい!
↑ご覧の通り、広々とした公園に様々な施設がこれでもかと建てられております。化石博物館・・・
の入口に、なんだかかわえ〜女のコがおります。「瑞浪Mio」ちゃん!瑞浪市周辺の地層ができた中新世(Miocene)から命名という、なんだか本気すぎるネーミングのイメージキャラクターです。しかし瑞浪(みずなみ)って名字にするとかっこいいな!無口で無表情なヒロインみたい。
あらやだ、今時珍しい八重歯。堺一馬みたいでかわえ〜。
Mioちゃんは何と「瑞浪市」のイメージキャラではなく、「瑞浪市化石博物館」だけのイメージキャラ!こう言ってはなんですが、この化石博物館、結構小規模(失礼)ですよ?なのに単独でイメキャラ作っちゃうとか・・・すごいな。Mioちゃんに夢中になってしまったせいか、中の展示の写真が一枚もない・・
小規模ながらもなかなか面白い展示でしたが、写真がないので次に行きましょう。地球回廊です!なんでも約240mのトンネルで地球46億年の歴史を体験できるとか。なんだそれは。
入ると「光のトンネル」・・・46億年の歴史とどう関係があるのか知りませんが、非常に涼しくて気持ちいい。洞窟って一年中15・6℃くらいですもんね。ここは戦争時の地下壕だったらしいです。
光のトンネルを抜けると、生物が生まれ始めた原始海洋!あれっ?シムアースで学んだ知識によると、生命の誕生は約40億年前・・・6億年くらいすっ飛ばして、いきなり生物が誕生してしまっているような?まあとにかく、生命は海から生まれました!「のび太の海底鬼岩城」で海底人も言っておりました。
暗くて見えにくいですが、首長竜の骨格をくぐっていくような構造になっています。聖剣伝説LOMとかのダンジョンのようで非常に楽しい演出。
そして頭まで抜けました〜。このサイズの爬虫類が尻尾ビターンしたり龍属性ブレス吐いたりすると思うと、モンハンって無理ゲーだよな〜とか思ってしまいます。えっ?「恐竜を素手で狩っていた原始人が現代日本で宮本武蔵と戦っている?」なんの話ですか?そんなバカな話、マンガでだって・・・あるの?
実物大、かもしれないトリケラトプスが動いています。福井の恐竜博物館でもそうでしたが、やはり動くと盛り上がりますね!・・・サイボットゴジラって今何してんだろ。
そして謎の哺乳類デスモスチルスのコーナーがありまして・・化石博物館にもあったけど何で?と思ったら、あ、デスモスチルスの頭骨の化石が見つかったのがここ瑞浪市なんですか?何だよー、先に言ってよ!写真撮らなかったじゃないですか。え、化石博物館の方に山ほど説明があった?それは失敬。
そして最後は現代日本の繁栄・・ちょっと風当たりが強そうな法人が協賛かなにかしているみたいですが、大丈夫でしょうか。
46億年の歴史を振り返るにしてはちょっと大雑把だった気もしますが、たった240mですから、1mで約1900万年進まないといけないワケなので、まあ・・いや、結構楽しいし、何より涼しくて最高でした。
ちなみに化石博物館も地球回廊も入館200円!安い!これまた写真を撮らなかった陶磁資料館も200円。公園自体も広々として立派なので、本気を出せば1日余裕でつぶれます。もしかしたらメインはサイエンスワールドなのかもしれませんが、お子様の体験学習施設と勝手に思っていたので行きませんでした・・が、HP見たら非常に楽しそう。再訪決定ですね、この公園。
次回も岐阜の観光です。
多治見市美濃焼ミュージアム 岐阜県多治見市東町1−9−27
瑞浪市民公園 岐阜県瑞浪市明世町戸狩