ネモフィラとチューリップを楽しんで、昼食をとって夕食の買い物を済ませましたので、オヤツを買って帰りましょう。
やってまいりましたのが、日立おさかなセンターから車でほんの数分にある「みずきの庄」さんです。どうでもいいことですが、うちのMacさんは「みずき」と入力すると
こんな変換予測をしてくれます。こんなPCに誰がした。
まあともかく、味噌屋さんのみそスイーツとやらを買ってみようと思ったわけです。
おお、なんてシャレオツな建物。おフランス帰りザンスか?おや、中でみなさんおいしそうな顔をしている。こっちはカフェか。
こっちが販売コーナーですね。と思ったら、なんのことはない、中でつながっていました。みそプリンと誇らしげなタペストリーがかかっていますね。
ほうほう、季節限定さくらのみそプリンですか。さくらの味?つまりアンパンか?
店内は非常にきれいですね。お姉さんもきれいですね。まあ、みんな大好き試食がありますよ!よく見ると試食というか試飲ですね。ポットに商品の「本格・御だし」が入っていて、こちらも商品の味噌を溶いて味噌汁にするという、なかなか初見な感じの試飲です。ダシだけ、手作りみそ、豊熟みその三つを全部試してみましょう。全部うまいな。
では味噌を買おうか・・・って、試飲もしていない母が味噌コーナーで何やら物色しています。というか既に3袋くらい手に持っています。
母「ほら、面白い名前の味噌があるよ。買ってみようか」
高いみそ・・1kg1000円か、確かに味噌としてはお高いですね。実は私、ご当地味噌が大好きで、どこかに行くと7割くらいの確率で味噌を買って帰るクセがあります。今の所一番のお気に入りは、岐阜は郡上八幡の郡上みそ。切れると取り寄せてしまっています。
そういうわけですから、買ってみたらいいじゃないですか。いや、買ってみようもなにも、もう手にしているではないですか。
母「じゃあお土産用にも買っていこう」
ああ、またさらに2つも3つも・・高いって自己申告している商品なんですよ?
帰ってからキュウリにつけてかじったら、塩味にトゲがない、たいへん上品でまろやかな味噌でした。初見味噌はまずキュウリにつけるのです。
いいですか?プリンを買いに来たんですからね?桜のみそプリンを少し買って、ノーマルのみそプリンとしょうゆプリンは少し多めに購入。
カフェでみそソフトも食べてみたいところですが、残念ながら昼食直後。私も母も決して胃袋が大きい方ではありませんので、とりあえず帰ってプリンだけ食べることとしました。
夕食も終わったし、開けますか。
えいっ!パカリ・・・アレですな、ひっくり返さないプリンという食べ物、スペクタクル性に欠けるといいますか、写真の撮りがいがあまりない気がしますな。楽しさと見た目をプラスしたプッチンプリンはやはり神の食物なんでしょう。
おおそうじゃ、原材料を見ないと。えーと、どれどれ・・まあ、あら!簡潔で素晴らしい!こうでないといけませんね。ナントカ酸ナントカとか見ると残念感がアップ。
「みずきの庄」だけど正体は「内山味噌店」なんですね。なぜみずき・・ああ、日立市水木町だからか。そうか、奈々様でなくしげる先生の字だったか。
素敵な原材料表示を見たところで食べましょう。おお、思ったよりもトロトロ感が強い。固体より液体寄りなんですね。お姉さんが傾けないでと言っていたわけだ。ホイップ前の生クリームをもうちょっと固めたような、なかなか舌にまとわりつく感じです。で、そのまとわりついたプリンが・・・ウマい。あまり味噌感がなくてタマゴ由来っぽい旨味がすごい。実はこの旨味の正体が味噌なんですかね?気に入った、コレ。ではしょうゆプリンは?
母「みんな配ってきちゃったよ」
ナヌっ?では桜のみそプリンは・・
母「美味しかったよ」
えっ、もはや過去形?でも2個買ったような。
母「さっき隣のおばさんが来た時に一緒に食べちゃった」
あ、はあ・・・そいつはようございました。
おや?後ろからへっへっへっという声が聞こえるな・・
容器をなめさせろーとデブ犬がさわいでいます。だから太るんだよ?君は。まあ変テコな材料は使っていないようなので、少しくらいなめさせてやりますけど。明日の散歩は倍だぞ!
結局みそプリン一つしか食べられなかったので、この店は課題が残ってしまいました。味噌料理もあるそうなので、一人で行ってカフェで何か食べるとしましょう。
次回から横浜になります。
みずきの庄 茨城県日立市水木町1−20−14