沖縄グランシェフT氏とめぐる沖縄本島、続きです。
ばっちり観光して、ホテルもチェックインしましたので夕食に行きましょう。ちなみに私は国際通り近くのホテルに宿泊、T氏は親戚の家に宿泊です。
というわけで、モノレール牧志駅の近くのホテルから国際通りを通って目的のお店に行くわけですが
いやー、遠かった。牧志駅→県庁近くって、国際通りの端から端なんですね。知らなかった。
T氏「俺は知ってたぞ。ここならこっち側のホテルにすればよかったのに」
いや、次の店が牧志駅に近いので私が帰るの楽チン・・ゴニョゴニョ。えーと、こちらが「鉄板焼ステーキ碧・国際通り松尾店」さんです。
T氏「牧志にもこの字の店なかった?目立つところに」
ありましたね。国際通りに二店舗あるみたいです。でも事前調査によるとこちらの店舗に私が食べたいモノがあるとか。
6時半に予約して、今6時29分。さすがわたくし、完璧なる計算(偶然)。
「予約していたオー」まで言ったところで「オーヤマさまですね。お待ちしておりました」と気持ち良い対応。素早く席に案内されると、セッティングもバッチリ完了しております。
T氏「おお、ずいぶんちゃんとした店だな。島時間ってのがあって、予約の時間ピッタリに入ると大体準備ができてないはずなんだが。そろそろ予約の時間だから準備を始めようか、みたいな感じで」
だから私があわてていたのにT氏はゆっくり歩いていたのですね。
ではメニューを・・
T氏「俺も慣れてきたよ。まずはそっちのメニューからなんだな」
恐縮です。泡盛と日本酒はちょっと種類が少ないかしら・・するとワインですかね。ワインとなると、食べ物との兼ね合いがありますので
先に料理を見てみましょう。こちらは昼も夜もコースのみ。メイン以外はメニューが決まっているそうです。野菜のオリーブ炒め、島豆腐の鉄板焼き・・ほうほう。
そしてメインディッシュによって金額が変わるわけですね。
T氏「おれは石垣牛かもとぶ牛が食べたい。ヒレがいい。お姉さん、沖縄県産和牛ってあるけど、何牛なの?」
店員さん「本日のヒレはもとぶ牛になります」
T氏「おお、いいねえ。じゃあ和牛ヒレステーキと久米島車海老2尾にしようかな」
まっすぐ一番高いところにいきますねえ。じゃあ私もそれで・・ちなみにステーキの味付けは?
店員さん「塩胡椒で、お好みでポン酢をつけて召し上がっていただきます」
(野菜炒め+島豆腐+ヒレステーキ+ポン酢+車海老)÷酒=?
ヒレならこの辺のどれともバッチリ合いそうですが・・ポン酢とエビがひっかかる・・
では白は?ふむふむ、シャブリ以外知らん。えーい、「インフィニタス シャルドネ・ヴィウラ」でお願いします(理由:安い、スペインワイン飲んだことない)。肉の時はグラスの赤を頼めばいい!
T氏「じゃあ俺は泡盛カクテルの青いやつ」
あ、そんなのもあるのですね。目がいかなかった。
T氏「おお、来た来た。きれいだな!泡盛っぽくなくて飲みやすいぞ」
泡盛っぽい方がいいなあ。一口失敬・・あ、さっぱりした甘さでいけますね。
おお、こちらも来ました!やあ、お姉さんが注いでくださるのですね。こちらのお店、店員さんが全員女性の方なんですよね。T氏にそれを言ったら「そこだ!」と即決したのでした・・あ、ワインの話でした。なかなか酸味が強くてさわやか。ブドウのようなリンゴのような不思議な風味ですが、思惑通りエビさんには合いそうです。
先付けがきました。まあ、これは島らっきょうですね。沖縄に来たのにまだ食べてなかった。らっきょうでワインを飲むのは生まれて初めてですが、エシャレットと思えば合わなくはない・・コリコリ・・うわー、日本酒に合いそうだなコレ。島らっきょうウマい。
サラダですね。強制ベジファースト、いいですね。ドレッシングがフレンチがゴマか選べるのもうれしいところ。フレンチでお願いします。食べてみると、おお、大好きな味。
このあたりでお若くて大変かわいい女性がやってきました。なんの用でしょう?
Hさん「本日こちらのテーブルを担当させていただきます、Hと申します」
あらー、こんなに綺麗な人が目の前で!つきっきりで!焼いてくれるのですか?T氏が百万ドルの笑顔になっていますよ。
なれた手つきでいろいろな食材をならべていきます。そしてスパッと芋をカット。すごい切れ味のナイフですね。
まずは紅芋が上手に焼けました〜!ものすごく洗練された焼き芋の味です!・・って、焼いた芋だから当たり前ですが。驚いたのは白ワインに結構合うのですね。まあジャガイモが合うわけだから、これまた当たり前・・なのかしら?紅芋と白ワインなので、なんだかおめでたい感じでいいです。
ある程度火が通った野菜をスパスパと切っていきます。やはりすごい切れ味。
そして長いフォークと大きいヘラを見事に操って、焼けるたびに皿にのせてくれます。そしてワイングラスが空けば注いでくれる。なんとライブな食事でしょう。なんだ、鉄板焼きって楽しいじゃないか。
というわけでお次に出てきたのが、ピーマンとキノコのオリーブオイル炒め。これはもうどうしたってワイン泥棒です。焼くのがお忙しいと思いますが、ジャンジャン注いでいただきましょう。
そして次に焼いてくれたのが島豆腐。器用にもヘラを使ってかっこよくナナメに置いてくれました。チャンプルーに欠かせない島豆腐、鉄板焼きでもウマいに決まっています。パクリ。ほら、ウマい!
いやー、スーパーにできたての島豆腐がありまして、素晴らしいマメの香りをかがされたので食べたかったんですよ!よかった!!スクガラス豆腐も食べたいぞ。
そしてとうとう動物性たんぱく質らしきものが並びはじめたところで、以下次回。
鉄板焼ステーキ碧・国際通り松尾店 沖縄県那覇市松尾1−2−9
芋…芋…
芋を見直しました