「先週ですね、スカイツリーの根元のソラマチにあるムーミンハウスカフェに行ったんです」
・・・のっけからなんの話ですか?大山道場の門下生、Kよ。
K「予想を超える完成度だったのですが、そのせいか入店待ち行列が長いし、帰りの時間が近かったしでフルに楽しめなくて・・・で、後で改めて調べたらなんと!待たずに入れる個室がある!」
ほうほう、それはすごいね。
K「でもその個室が2つしかないからなかなか予約とれなくて、しかも2名からでないといけないみたいなのです」 |ω・)チラ
・・・・つまりいつ何時でも忙しくない私が予約を取って、ついでにについてこいということですか?ムーミンのカフェ・・・ゴクリ。こ、今回だけだぞ!
K「無駄に女子力が高いのでそう言ってくれると思ってました」
はい、到着しました、スカイツリー!学生の時は東武伊勢崎線愛用者であったわたくし、業平橋ですりこまれていましたが、ひらがなとカタカナのなんだかワカラン駅名になっていました・・・まあ車で来たから関係ないのですけどね。
K「カフェはこっちです。駅から来たなら改札出てすぐのところ」
おお、くわしいね。
K「いや、先週来ましたし」
ちょ、ま、、、ななななんですか、この行列ははは。えーと今は10時15分・・ランチでもなんでもないのになんでこんなに混んでいるのですか?中止、中止〜。
K「いやいや、個室の予約とれたんですよね?では売店の方に行って聞いてみましょう」
えーと、予約をしていたオーヤマ・・・
店員さん「お待ちしていました。テルベトゥロアー!こちらへどうぞ!」
・・今なんと?
K「フィンランド語でいらっしゃいませ、らしいです」
ふはー、そうか、ムーミンの原作ってフィンランドですもんね。なかなか細かいなあ。
店員さん「こちらのお部屋になります」
おお、これは本当に個室。
まあ、調度はかわえーし座席はゆったり。こちらで90分一本勝負、個室料金とかナシでしょう?すごいサービスだ!
K「予約取りにくいのもやむなし、ですね」
では注文をしましょう。10時ですからモーニングとランチが混在なのですね。
店員さん「申し訳ありませんが、1グループさまでモーニングかランチかどちらかに決めていただいております」
あー、私はモーニングでKはランチとかはダメなわけですね。そうしたらえーと・・・朝食抜きで来てしまったからワッフルだと寂しいかな。ランチメニューの季節の彩りポトフがいいかしら。Kよ、ランチでいいですか。
K「じゃあ贅沢ランチプレートいきます!」
せっかくだからかわえ〜デザートやキャラの絵が描かれたカフェラテなどもいきたいところです。
K「あ、それならこっちはどうですか?」
ん?こちらは・・・おおっと、器を持ち帰ることができるシリーズですね。これはいい感じ。帰ってから飲むコーヒーがウマくなりそうです。ではスーベニアシルエットラテのアイスを。
K「じゃあこっちはホットで。そうすれば二種類手に入ります」
そうなるとせっかくだからスーベニアデザートも頼みましょうか。マドレーヌつきで。
秋の収穫祭メニューもありました・・・ああ、これは11時からか。ちょっと早かった。
カトラリーもムーミン天国です!かわえーじゃないですか。欲しくなる!
店員さん「ムーミンパパがお席にお邪魔したいということですけど、よろしいですか〜?」
おおっと!「いや、今困るから」とかいう豪傑はこの世にいるのでしょうか?どうぞどうぞ。やあ、店内禁煙だからパパさんもパイプを置いてきたのね。
まずはポトフの前菜・・・というのか、店員さんが前菜って言っていたからそうなのでしょう。前菜であるサラダとパンがやってまいりました。
Kはサラダとスープですね。うん、うまそうです。
しかもサラダのパスタ、リトルミイなのね。芸が細かいな!このパスタは売店でも売っていました。うん、サラダもパンもうまい。パンはどこのだろ。あれば買いたいくらいうまい。
そしてカフェラテが来るにあたって、コースターが。予想はしておりましたが、やはりこんなかわえ〜ヤツが来た!藤子・F・不二雄ミュージアムもそうでしたが、コースターとして使う豪傑はいるのでしょうか?
K「写真撮りました?そしたら2枚とも没収します」
そしてアイスカフェラテです。私はリトルミイにしてみました。うわー、ストローをどこにさせと・・・
K「デューク東郷みたいに眉間をズキューンとかやめてください」
・・・はっ、やろうと思っていたのに・・・
K「こちらはスナフキンですが、熱であっという間に誰かわからなくなりました」
あらら。これはちょっと切ない。
K「ならばおいしく飲むためグルグルまぜちゃいましょうか。あっ、スプーンがニョロニョロ!」
まあ、これは欲しい!と思ったら売店にあったので買ってしまいました。
メインのポトフがやってきました。おお、大根や人参がムーミン軍団のキャラ型に切られておりますね!むむ、このニンジンを抜く型があれば素敵なクッキーが量産できるわけですね!
K「無駄な女子力を発揮している場合ではありません。こちらの贅沢ランチプレートも来ましたよ。自称ブロガーなんですから撮影するんでしょ?」
おお、これは失敬。ではさっそく。
キッシュにサーモンにラフティですかね?うん、キッシュといいサーモンといい北欧な雰囲気満載!・・・なんですかね?キッシュはフレンチか?とにかくなかなかおいしそうです。
K「・・ラフティと言うと北欧感がなくなりますよ」
ではポトフをいただきましょう。おや、トマトソースなのですね。おいしいけどこれでは・・ほら、フォークで刺したムーミンパパがSATSUGAI・・
K「撮らない!撮らない!」
おいしく食べたらちょっと御不浄にいきたくなりました。少々失礼をば。
・・・おお、トイレにもムーミン谷の地図がありますよ!なるほど、完成度が高い。行列ができるのもいたしかたなし。
部屋に戻ろうと思ったら、ガラスごしに不審な動きをしている人が見える・・・おや、いつの間にやらムーミンパパが去って、スニフさんがいますね。なるほど、こちらの方を撮影するためKがヘンテコな動きをしていたのですか。
K「思ったより大きいのでうまいこと全身が入らないのです」
確かに大きい。スニフさんはじめまして。犬かカンガルーかキツネかなんだかよくわかりませんが、なんてかわいい。
K「光るものが大好きな妖精ですよ」
そうですね。ムーミンもスニフもスナフキンも妖精というか精霊というか・・ムーミンってトロールでしたよね?実は棍棒を持たせたら低レベル冒険者の5・6人くらい肉塊にしちゃうのかしら?
そう言われるとスニフさんもコボルトかなんかに見えなくもない。もしもし、キミは冒険者とか勇者のタマゴとかを噛み殺したことが・・
K「あるわけありません」
やあ、デザートが来ましたよ。えーと、ミニマグに入ったプリンとムーミンマドレーヌ・・・さて、どっちがどっちを食べるか・・野球拳ですか?コイントス?グラスにコインを順番に入れて酒をあふれさせた方が負けですか?
K「マドレーヌ食べていいですよ」
グッド!!
しかしこんなかわいいムーミン先生をどう食べろと?・・・えーい、ブッチャー!!
K「ぎゃー🙀」
だって仕方ないじゃないですか!あ、うまいですよ。モグモグ。
店員さん「スーベニアデザートのお持ち帰りカップはこちらから選んでいただいてますー」
・・・スゲー難題が来ましたが、どうせ持って帰るのはあなたでしょう?選んでください。
K「・・・うーん、うーん・・黄色いやつのムーミンの情けない顔がかわいいけど、他のもいいなあ・・・」
店員さん「なおこちら(一番右)は当店、ソラマチ店限定になります。この店が描かれてるんですよー」
K「じゃあそれでお願いします!」
ではそろそろ90分たちますので帰りますか。
店員さん「キートス!こちらお持ちくださいー」
おお、飴ちゃんまでかわいい。ところで今なんと?
K「フィンランド語でありがとさんという意味、らしいです」
なるほどー。さすが徹底していますね。いや、この場合はテッテしているというのが正しい文法・・
K「誰にも伝わらないつげ義春ネタを言っているヒマがあったら帰りましょう」
では伝票を持って・・あ、Kよ、ほらほら。
K「なんですか?」
担当さんの名前すらほら、ムーミン谷メンバーの名前!すごい!
K「うわー、ホントだ!ディテール掘り下げすぎ!」
しかしこの店員さんはなぜこのキャラを選んだのでしょう。ヨハネの生首に口づけをした方のサロメちゃんでないことを祈ります。
しかし本当によくできていました。これならまた来てもいいかもしれない・・・けど、帰りに見てもすごい行列だなあー。
K「がんばって個室を予約してから来ましょう!」
ムーミンハウスカフェ 東京スカイツリータウン・ソラマチ店 東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ1F