沖縄好きなのに北海道に来てしまったT氏と泊まるザ・ウィンザーホテル洞爺、つづきです。
うーむ、やはりベッドがいいのでしょうか、快適な目覚めです。カーテンを開けて・・まあ、あら!ほらほらT氏、目の前の海から虹が!
T氏「うわー、なんてロマンティークな・・・一緒に見るのがマナカだったらエターナルキス発動だな!」
(T氏はラブプラス紳士でカノジョは高嶺愛花・・北関東一メモ不要な情報をゲット)
T氏「風呂入ったら朝飯に行こう。腹がへった」
あ、素敵タイムはあっという間に終了ですね。では行きましょうか。
というわけで朝食を出してくれるレストラン、ギリガンズアイランドさんにやってまいりました。
T氏「朝飯はここだけなの?」
あとは和食レストランがあるみたいですが、明日の朝が和食の予定なので今日はこちらで。
本来はフレンチのお店ですので朝食は洋風・・へー、パン・タマゴ・コーヒーの朝食はアメリカンスタイルというのか。ナゴヤンスタイルではなかったのですね。
T氏「もう一つのジャンボンスタイルというのはなんだろう」
よくわからんのでお互い別々に頼んでみましょうか。
T氏「じゃあ俺はアメリカンスタイルでいこう。タマゴはスクランブルエッグでお願いしようかな」
むむ、すると私がジャンボン確定?まあいいですけど。
飲み物とパンは自分で持ってくるタイプのプチブッフェというやつですね。これならブッフェ嫌いの私にもセーフ。ではお目覚めのオレンジジュースを持ってきて・・って、テーブルに何か置いてありますが。
T氏「目覚めのスパークリングワインだってさ」
え、本物?私これから運転ですが。実はノンアルコールだったりします?
T氏「よくわからないから俺が2杯飲んでおこう。うーん、なんとなく本物っぽい味だな。普段飲まないから結局わからん」
・・・別に顔が赤くなったりもしませんね。なんだったのかしら。
小ぶりなパンを3つくらいでいいかな。おや、なんと言うのか知りませんが、おいなりさん形状のパンがクッソうまいこれ。粉もバターもお高そうなモノをつかっている感じです。そして小皿に入れてきたミルクジャム、練乳を洗練させすぎたような味でものすごくパンに合う!これはもう朝から幸せなヤツ!
T氏「俺は朝牛乳を飲むのが大好きなんだが、この牛乳はうまいな。北海道だもんな」
どれどれ・・・やあ、甘くてすがすがしい香りの素敵な牛乳。のぼりべつ牛乳だそうです。
そしてT氏のアメリカンスタイルが来ました。
T氏「あ、スクランブルエッグはこう来たか!トロットロなんだな。ウインナーにベーコンにサラダと温野菜・・なんだこれ、朝に嬉しすぎるだろ!」
はい、はっきり言って非常にうらやましいです。たっぷりケチャップがアメリカンっぽいですね。
ウェイター「ジャンボンスタイルのサラダになります」
いっこ質問。じゃんぼんすたいる、とは。
ウェイター「ジャンボン・ドスという、美瑛産の豚肉を一ヶ月かけて熟成させた、当ホテル特製のハムのサラダをメインにしたブレックファストになります」
ああ、ジャンボン地方式とかではなく、ジャンボン使用の朝食ということですか。そして朝食でなくブレックファストなのね。ではジャンボンスタイルブレックファスト、いただきましょう。
まず気になるのは半熟・・いや、温泉卵の黄身をいつプスリとやるか・・・えーい、面倒ナリ。といきなり一太刀浴びせてしまいました。
そしてハム側を黄身に寄せてあげればいいわけですよ。ちょいちょいと黄身をまぶしまして
野菜で巻くか、ハムで巻くか・・ザットイズザクエスチョン。とハムレットのごとくしばらく悩んでから、結局ハムでくるりん!うわーい、うまそう。パクリ。
T氏「そういえばいつもいろんなところでハム買ってるよな!」
そう・・ハム!ハムを愛しています。たとえこのハムに幾千幾万の兄があり、その愛情すべてを寄せ集めたとしても、私ひとりの愛にはとうていおよばないはずです。
やや、こちらのハム、しっとりして香ばしくて脂身が甘くて・・・長きに渡る私のハム歴でも相当な上位に食い込みます。う、うまい!ジャンボンスタイル万歳!
T氏「そしてリンゴジュースもうますぎるぞ!飲んだ方がいい!」
どれどれ・・ふはっ、大日本果汁!リンゴよりリンゴの味がするような気がします。
デザートというのか知りませんが、フルーツグラスとヨーグルト。これはやはりフルーツをヨーグルトに全投入が正しいのかな・・?あ、T氏はもう全入れ。
T氏「すごくなめらかでまろやかなヨーグルトだぞ。これはいい」
私は普段、朝昼晩にヨーグルトを食べていますので、これは非常にうれしいです。
食後にウェイターがコーヒーを運んで来てくれます。やあ、これまた素敵な香りで苦味の少ない素晴らしいコーヒー。ふはー、満足だ。
T氏「うおぉ、俺は普段トマトジュースって飲まないけど、これはなんか果物のように甘くてトマトっぽいコクもある!そして実は水がうまい!」
飲み物を何杯飲んでいるのですか・・?どれどれ。やだ、どちらも本当にウマい!
T氏「ホテルに売店がいっぱいあったけど、そのうち一軒が大変有名なパティシエ兼ショコラティエさんの店らしいじゃないか。俺チョコ大好き。行こう」
おや、昨夜調べたのですか?実は私も行きたかったのです。おフランスの天才職人ミシェル・ブラン氏のお店ということですね。その名もミシェル・ブラン!うわー、素敵なマカロンたちがズラリ!
ケーキもあってロビーでたべることもできるのですね。そして美しいチョコ・・うん、チョコを買って帰りましょう。値段は見なかったことにする。
T氏「俺はチョコボンボンを買おう」
味ですが、帰るなり母に没収されたので私はよく知りません。おいしかったという簡潔な感想をいただきました。朝食でうまかったミルクジャムも売っていましたが、なんだか店員さんに頼むタイミングを外して買いそびれましたよ。
さて、豪華なロビーをもう一度見てホテルをあとにしましょうか。噂にたがわぬ素晴らしいホテルでしたね。
T氏「うん、スゲーよかったよ。でも結局大浴場もプリミエールサロンも使わなかったな」
ちょっと時間が足りませんでしたね。次回来ることがあったら24時間ステイを活用することとしましょう。
T氏「そういえばまだ8時半だけどチェックアウトなのか」
はあ、北海道は広いので・・というわけで、次回はちょっと離れた場所まで観光に行きます。
ギリガンズアイランド 北海道虻田郡洞爺湖町清水 ザ・ウィンザーホテル洞爺内
ミシェル・ブラン 北海道虻田郡洞爺湖町清水 ザ・ウィンザーホテル洞爺内