沖縄推しのT氏とめぐる北海道も最終日となりました。
さて、朝風呂も楽しんだところで朝食に行きましょう。あれ、T氏はどこだ。
T氏「おお、そんな時間か。2回目の朝風呂入っちゃったよ」
・・好きですねえ。
昨晩と同じお食事処に行きまして、まずはサラダです。レタスにベビーリーフに・・なんだこの赤い点々は。ベーコンチップか?あら、コクとクリスプな歯ごたえが出ておいしい。
T氏「むむ、ゴマドレッシングうまいな」
おや、そうなのですね。私はオニオンをかけましたが、こちらも非常にうまい。売店に売っていましたが買い忘れました。無念。
ベジファーストも終わったところで、正規朝食スタメンを見てみましょう。まあ、なんというグッドルッキン!
キノコ、エビ入りおひたし、がんもどきにブロッコリー。ご飯の友でもあり、ヘルシー要員でもあります。
北海道だけに昆布!そして鮭!そして朝食のエース、玉子焼き!!この角皿だけでご飯の一杯や二杯はいけそうです。
まるで梅干しでも入っていそうな珍味入れがあるなーと開けてみたら、梅干しでした。どこまでご飯を食べさせるつもりなのでしょう。
これがないと旅館の朝食のような気がしない、固形燃料の何か。こちらは・・豆乳鍋かな?聞いたけど結局名前を忘れたキノコがたっぷり。これは煮えるのが楽しみですよ。
そしてコレは・・なんでしょう、大量のイクラが置いてありますが。
ホール係さん「ご飯にそちらのイクラをお好きなだけかけてイクラ丼にしてください。ご飯もイクラもおかわりはご自由ですのでー」
ええっ?ご飯だけでなくイクラのおかわり自由?斬新ですね!実はもみ海苔もありました。
しかし日頃「こぼれ寿司とか汚い!滅びよ!」とか言ってしまっているわたくし、調子に乗ってドバドバかけてしまうわけにもいきません。なんとか美的感覚と節度をアッピールしないと・・・
あ、そうだ。先ほどの鮭をのせれば・・まあ、美しい親子丼の完成ですよ!我ながらうまそう・・うん、うまい!イクラが醤油漬けでなく塩イクラなら200点でしたが、まあ普通は醤油イクラですよね。あー、こりゃいいや。
T氏「これはうまいなあ。朝飯コレだけでもいいなあ。実はご飯もうまいよな」
はい。さすが地味に米どころな北海道ですね。
ホール係さん「ご飯とイクラのおかわりはいかがですか?」
T氏「あ、俺ご飯もらう。イクラはそんなに食えないよ!うまいけど」
私は泣くほど食べたいですが我慢します。最強の敵、カロリーとの長期戦の真っ最中ですので・・・
この辺で豆乳鍋もポコポコ煮立ってきましたね。やあ、豆腐も入っているのか。そしてすりごま・・そんなもんウマいに決まっていますよ!完成度高い鍋だな!
やってみたらおいしかった、和食のあとのコーヒー・・・なんてCMがあったようななかったような気がしますが、やけに和食のあとにウマいな、これ。やけに香ばしくて苦味と酸味ゼロな優しい味・・コーヒーなのですか?
おや、説明がありましたよ。和食にあう大豆ブレンド珈琲ですか。なるほどー。まろやかでカフェイン少なめ。うん、なかなか面白いです。
ふー、朝食終了!いやー、イクラ丼が卑怯すぎましたね!
T氏「うまかったな!やっぱり旅館の朝メシは最高だよな!」
それでは少々名残惜しいですがチェックアウトを・・おや、なにかパンフレットが(なくしたけど)。へー、沖縄に支店を出すのですか。北海道にある旅館の支店が沖縄というのも極端ですね。
フロントの方「はい、海の旅亭おきなわといいます。今年12月オープンです!」
T氏「沖縄なら俺たちすぐ行けるじゃん。どこなの?」
フロントの方「恩納・・有名な万座毛の近くになります」
T氏「ああ、美ら海にも那覇に行くにもいい所じゃん!今度行こうぜ」
はい!と即答するとこの場で予約してしまいかねない人なので、そうですねー、そのうち行きたいですねーとお茶を濁しておきましょう。でも本当に行ってみたいな。
T氏「で、この後は?」
農産物直売所みたいなところに寄ろうと思っていましたが、開店時間が少々遅いのでまっすぐ空港に行ってしまいましょう。でも途中でトイレ休憩・・・あっ!
T氏「どうした、手遅れで漏らしたか」
ほらほら、日本最北のサービスエリアですって!
T氏「うおー、日本最北がここか!じゃあ稚内とか利尻とか礼文には・・・」
ないということでしょうね。大間で本州最北のお土産屋にも行きましたし、本州や日本の最◯を目指す旅もちょっと面白そうだなーと思った次第であります。次回で北海道編最終回です。
森の旅亭 びえい 北海道上川郡美瑛町白金10522番地1
海の旅亭おきなわ 名嘉真荘 沖縄県国頭郡女村字名嘉真855−1