神奈川在住で「アーバンナックル」という、ちょい地味ながらも非常に丁寧な作りの良作スマホゲームを作ったPさんと「横浜で牡蠣を食べましょう」ということになりました。
Pさん「元ネタがアーバンチャンピオンなんて渋いゲームですからね。やっぱりちょい地味ですか」
ちょい地味です。
「呼んだー?」
・・・誰だ!?と思ったらちょいちょい・・Cさんじゃないですか。全銀河を震わせた大ヒット作「ローラーコースターシミュレータ」の作者さんです。一緒に牡蠣食べます?
Cさん「食べます。俺無職だけどいいすか」
お金持ち無職だから大丈夫です。
結局「ポケットガールシリーズ」のHさんとZさん、「ワーズ&マジック」のNさんまで一緒に飲むことになりました。どうしてゲーム開発者しか知り合いがいないのだろう。
会場は桜木町駅目の前の「コレットマーレ」6Fにあります、「ジャックポット」さんになりました。「牡蠣 横浜」で検索したらすぐに出てきて駅前だったから、です。
Pさんはもう着いているのか。えーと、メールによると赤いシャツの人だな。そして今回唯一マトモそうな人・・・あ、いたいた。はじめまして。予想以上にマトモそうな好青年じゃないですか。実は子沢山の超絶倫人ベラボーマンとは思えません。
Pさん「みなさん遅れてるみたいですから、先に入ってましょうかー」
・・・自分で予約しておいてなんですが、なんと目の前はみなとみらいの夜景!なんですかこのステキ度高すぎな店は・・・でもメンバーはおっさん6人だぞ?
Pさん「どうして合コンじゃないんでしょうね・・おや、みなさん到着したみたいですよー」
あれれ?でも一人足りない。なんだかCさんだけいないみたいですね。
Nさん「買ったばかりのiPhone7に電車代をチャージする方法がわからなくて、桜木町駅の駅長室に監禁されてるらしいです」
なんですかそれは・・・あれ、あの人かな?
C「ふー、桜木町駅からの脱出成功!」
難易度低い脱出ゲームですね。ではみんなそろったので注文だー!
ここはオイスターバーですから、まずは生牡蠣を頼みましょう。とりあえず生牡蠣盛り合わせプレートをくださいな。
Nさん「私はカキ嫌いですが、お気になさらず」
いや、お気にしますよ!・・・なぜ来てくれたのだろう?
Zさん「まあ気にしないでと言ってるんだから気にしないでいこう!焼き牡蠣も食べたいぞ!」
Hさん「俺はなんでも!」
では気にしないで焼き牡蠣も頼みましょう。6種全種盛りを!
でもせっかくですから、Nさんにも食べることができそうなものを・・あ、ラムのタンだって。珍しい。頼みましょう。
それで飲み物は、えーと・・
Hさん「生で」
Zさん「俺はこのイタリアビールってやつ!モレッティか?」
N、P、Cさん「俺もそれ!」
では私だけハイボールで・・・
はーい、カンパーイ!
Hさん「モレッティってちょっと甘いですね」
そうなんですね?飲んだことないなあ。
そしていきなりメインイベント、生牡蠣の盛り合わせがやってまいりましたー。素晴らしく豪華!
肉の部位ごとに旗が立っているのは最近よく目にしますが、こちらは牡蠣の産地ごとに旗が立っている!タイトル下の写真にありますが、赤穂も牡蠣の産地なんですねー。年末の赤穂・・ある意味で旬まっさかり。
仙鳳趾って聞いたことないなあ。北海道のどこなんでしょうね。
Zさん「ちなみに有名なのはどれ?」
ブランドとして名が通っているのは的矢のカキと思いますので
先に一個確保してしまいました。レモンもなにもかけずにこのまま・・おお、生牡蠣嫌いな人が嫌いであろう、そして生牡蠣好きが大好きであろうヌルリプリプリな食感、たまらない磯臭さ!!そして中の旨味!!うまーい!!
Zさん「調味料もいろいろあるけど、なぜかボウモアがあるぞ?」
ウィスキーですよね。かけて食べるんですかね?
Zさん「やってみよう。アイラモルトだから潮風の味、だから磯臭いカキとは合うのかもしれないYO!」
パクリ。
どうですか?
Zさん「うん、牡蠣ウマい!ボウモアもウマい・・・けど、別々の方がうまいと俺は思う」
あれれ?やはりポン酢最強伝説ですかねえ?
でもいろいろ試すことができるのは楽しいですね。チリソースで小長井産にいってみましょう。おや、なんかいい塩梅に磯臭さが緩和されますよ。牡蠣の入門にはコレがいいのかしら。ハイボールおかわり!
店員さん「濃いめにしましょうか?」
気がきく人だなあ。お願いします。
Nさん「・・・うーん、生牡蠣っておいしいですねえ」
あれっ?嫌いって言っていたのに食べている?
Nさん「いや、これはおいしいです。世界観が変わりました」
そろそろワインが飲みたくなってきましたので、ワインに合いそうなものを頼みましょうか。えーと、アンチョビフライドポテトにチーズ盛り合わせにエビのアヒージョですね。あとは白と赤のワインを2・3本お願いしまーす(覚えていないがたぶんイタリアワインばかり頼んだ)。
Zさん「ソーセージある?あったら持ってきてー」
店員さん「かしこまりましたー」
まず来たアンチョビフライドポテトですが、アンチョビ風味ソースがいいですねー。
Nさん「牡蠣は想定外の美味しさでしたが、これは安定の美味しさですね」
チーズの盛り合わせがやってまいりました。やあ、私が大好きなブルーチーズもありますよ。
Hさん「ウ◯コくさいけどワインにはバッチリ」
Cさん「そうだ、この辺で俺が今作っているゲームを見て感想をお願いします」
おお、今をときめくスーパーデベロッパーのゲームを試遊できてしまうのですか?どれどれ・・・
現地にいた方々の感想をNさんが後日ツイートしてくださったので、ここに転載しておきます。
Pさん「僕はすごく面白いと思いましたけどねー」
Pさんは本当にマトモな素晴らしいかたですねえ・・
ちなみにゲーム以外の会話のほとんどは、某林檎社なみに下ネタ禁止である当ブログには書けない内容でした。
Nさん「国会で物議を醸した最初のエロゲームがマカダミアソフトの177といいまして・・えーと、あれの発売は何年でしたっけ?オーヤマさん」
1986年ですね。こんな会話ばかりでしたので書けません。
Cさん「あれ、オリエント工業さんのラブドールショールームはどこでしたっけ?」
仲御徒町ですね・・いや、だから書けないんだって!
エビのアヒージョとガーリックトーストがやってまいりました。これはもう、鉄板!
Zさん「ガーリックトーストがうますぎる!追加しよう!いくらでもワインが飲めちゃうYO!」
そういえば今回のメンバー、全員バカみたいに飲みますね。一人くらい「弱いんで」とかかわいいこと言う人はいないのかしら。
Nさん「せっかくだから色々な銘柄のワインを飲みたいですね」
Cさん「ちょいちょい飲んでたのにグラスもボトルも空だ〜。次は何?」
・・・いないみたいですね。では追加で・・あら、ソーセージが来ましたよ。Zさん食べたかったのでしょう?
Zさん「食べたかったというか、これがやりたかった」
わー、ソーセージレ◯ェンド!!このために注文?くだらないことにマメだなあ。
写真は撮り忘れましたが、ラムのタンは牛より豚に似た感じのタンでした。ゴリゴリの歯ごたえが素敵。
そして忘れてはいけない、カキフライ!牡蠣をこんな料理にするのは日本だけらしいですが、そうすると日本の食の文化遺産候補かもしれん・・酒にも飯にも合う神の食品です。
Nさん「私のように牡蠣嫌いでも、カキフライはおいしかったりしますからね。まあ牡蠣嫌いは昨日までの私ですが」
たっぷりレモン汁にちょいタルタルでいただきましょう。
Cさん「ちょい」
Pさん「ちょい」
いや、それはいいから・・・パクリ。ふはっ!生牡蠣にはないカキジュースの洪水!!ぎゃー!!ウメーなこれ。
そして忘れたころにやってきた、焼き牡蠣6種盛り!!うううう、うまそう・・!
Zさん「6人で6個だけど、Nさんカキ嫌いだから誰か一人が2個食べられるわけだな?」
Nさん「いや、何度か言いましたが、今月今夜この時からカキ好きに宗旨替えしましたので食べます。オーソドックスなものがいいかな」
では私がウニ焼きを・・
Zさん「ウニ焼きは俺のものじゃー!!」
( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
いきなり猛ビンタもらったー!
仕方ない(?)のでベーコンとトマトトッピングの焼き牡蠣という未知のものをいきましょう。未知ではありますが、どう考えてもうまいはず。パクリ。
カキの永遠の課題である「ワインに合わない」をなんとなく解決に持っていったのでは・・?すごくウマいよ、コレ。
Zさん「ウニ焼きも超ウマい。幸せだー」
その他クワトロフォルマッジやカプレーゼなど色々頼んで、色々と品のない話をしましたが、ウマくて楽しい・・!うーむ、ジャックポットさん、チェーン店だからそこそこだろうと思っていましたが、大変おいしかったです。夜景も素晴らしいのでまた来ます。
それでは帰りましょうか。あらCさん、難しい顔をしてどうしましたか。
Cさん「俺、今日は合コンだと思ったから来たんですけど」
ですよねー。こんなお店ですもんねー・・力不足でした。すみません。CさんとZさん(そして私)が参加する合コンを企画できる実力者はどこかにいませんかね?ゆるぼではなく急募!
Zさん「まだ?」
Cさん「はよ!」
お店情報
ジャックポット・みなとみらい 神奈川県横浜市中区桜木町1-1-7 コレットマーレ 6F