「俺が社畜になるわけがない」という、おかしなタイトルのスマホゲームがリリースされました。誰がこんなもん出すんだ・・と思ったら、シナリオと絵が自称JK開発者のMさん、プログラムがいつも飲んでいるZさんとその相棒Hさん・・・なんだよ、三人とも知人じゃないかよ!リリース記念に飲みましょう!
Mさん「したらば岐阜のIさんも呼びましょう」
では二人とも車で拾っていきますよ。長野で待っていてください。
Zさん「あ、MさんとIさん来てくれるの?そしたらこっちも特別ゲスト連れていくから!遠いのはイヤだから横浜ね!」
岐阜県民と長野県民を群馬県民が拾って横浜に行くという謎の構図!
横浜で何を食べればいいのか・・全員の好みを聞くのも面倒なので、肉を山ほど食べさせておけばよかろうとシュハスコに決定。横浜駅近くのシュハスコを検索・・あまりないな。ああ、ここは駅チカで集まりやすそう。「リオグランデグリル・横浜ベイクォーター」さんに決定しました。
2時間肉食べ放題!(5000円くらい)酒飲み放題!(2000円くらい)これなら放っておけば勝手にみんな満腹になるでしょう。
駅チカというか駅直結のはずが、さすが横浜駅ダンジョン、海と電車がない世界の群馬・岐阜・長野県民三人では迷う迷う・・・でもなんとか着きました。さすが横浜、シャレオツな店舗ですね!
Iさん「横浜駅直結でしかもこのオシャレっぷり、ヘボ(蜂の子)と栗きんとんと焼きマシュマロしか食べたことない俺が来て大丈夫な店ですか?」
大丈夫、私も主食はイナゴとマムシです!ところで特別ゲストって誰でしょうね?
Mさん「確かポケットガール2の妹の声をあてた声優Kさん・・20代前半の女の子とか・・」
ななななな、なんだってーー!?どうしてそんな大事なことを早く言わない!このめるくま!まちがった、M!
Iさん「ポケットガール2のシナリオ担当としてはぜひお会いしたい」
おお、そうでしたね。なんだ、私以外はみんな作品上のつながりがあるのか。
三人は先に着いているそうです。席に行ったらZさんとHさんと共に、可憐にもほどがある乙女が・・・!金髪のおっさん(Z)と185cmはありそうな巨大なおっさん(H)に挟まれてかわいそうに。今すぐ救いに行きますぞ、姫君!
Iさん「ちょい待ち。外見ではあなたが一番アウトですよ。グラサンにスカジャンて。おびえるだけですって」
むむ、姫君を救助する勇者ではなく退治される側であったか。無念。
とりあえず飲み物を注文しましょう。私はハイボール、Zさんもどうせハイボール、Hさんは生ですか。Iさんはモスコミュール。ほうほう、好男子は飲むものもイカす。Kさんはカシスオレンジ?まあ、注文もかわえーですね。
Mさん「僕もカシスオレンジで」
・・Kさんと同じとか感じ悪いな。
Mさん「そういう感じ悪いってあるの?」
それではおのおのサラダを取りに参りましょう。うわー、すさまじく充実したビュッフェではないですか!ビュッフェ嫌いが改心しそうです。でも結局一回しか取りに行かなかった。飲んだらトイレ以外は動かない。
温野菜にフルーツに
イマイチおいしさがわからない(でもやけに腹にたまる)謎の粉ファロッファや、みんな大好きパルミジャーノまで!ブラジル名物フェイジョンとかもありますし、ドレッシングも10種類近く。こりゃおもしれーや。
レタス、玉ねぎ、うずら玉子、ブロッコリー、シャンパンドレッシングにパルミジャーノ、フライドベーコンというサラダが完成・・・いたってノーマルな出来になってしまった。おや、Iさんはスライスにんじんばっかりですね。馬か!!
Iさん「猫です。でも野菜好き。人参大好き」
まあ、Kさんは綺麗に盛り付けて。サラダまでかわいいですねー。
Kさん「・・・・(ニコっとひきつった笑顔)」
まだおびえておられます?おじさん怖くないのよ〜。
Mさん「真っ当でジェントルなIさん以外のビジュアルが強烈すぎますからね。こんな会に参加してしまって、激しく後悔している真っ最中なんだと思いますよ」
うるさいぞ、このめるくま!まちがった、M!サービスエリアであいぽん落として画面割ったくせに!ホントにJKか!(←自分の画面も割れている奴)
Mさん「ものすごく割れましたよね。たまに外に出るとこれだ。お外こわい!」
では飲み物も揃ったところでかんぱーい!Mさんの画面に!
Mさん「やめて」
さすがシュハスコ、ポンポンと肉が置かれていきます。フランゴ(鶏)、リングイッサ(ソーセージ)、コラソン(ハツ)、ビフェノアーリオ(ガーリックステーキ)と続々と襲来!
フランゴが激ウマ!これ一切れでハイボールが終わってしまう。飲み放題でよかった!
そして来た!シュハスコの王者ピッカーニャ(イチボ)!!これがとにかく楽しみなのであります。
Zさん「俺これ大好き!厚く切って!ほらほら」
Iさん「切ってもらったやつをみなさんに分けるのは、肉の近くに座った俺の役目ですからね。どれを渡すかは全て俺の気分次第」
おお、思わぬところで肉奉行が。
Iさん「ZさんとHさんには厚くて大きいのあげます。Kさんは小さい方がいいかな?Mは自分で勝手に取ればいい」
Mさん「僕は今日そういう扱いなんですか?」
そうです。うーん、スゲーうまそう・・・ふはっ、うまい!先日の渋谷のシュハスコはしっかりバッチリ下味がついていましたが、こちらはシンプルな味つけ。ギュムムとしたしっかりした噛み応えの私好みな肉なので、これだけでもすごくウマいのですが、でもやっぱり少しソースが欲しいな。
欲しいもなにも目の前に置いてありました。サワーソースに和風ソース。サワーソースは玉ねぎたっぷり、ブラジルの万能ソース「ビニャグレッチ・モーニョ」にあたるのかな?これをちょっとかけるだけで爽やかさが100アップ!あー、こりゃいいや。
Zさん「こんなに肉が来たら赤ワインがないと俺死ぬよ!」
賛成であります。頼みましょう、飲みましょう。
Zさん「あれ、このカベルネソーヴィニヨン、これで飲み放題なの?むやみやたらとフルボディでウマい!」
ホントだ。ピッカーニャに泣くほど合う。
Hさん「そうなんですか?でも生で」
Hさん、ほとんどしゃべらないけどめちゃめちゃハイペースで飲みますよね・・・
Iさん「大変!ハラミ来たよハラミ!!」
うおー、ドカンとまるごと!それをそのまま置いていっていただくわけには・・いかないですよね。ではドカドカ切っちゃってください。
うわーい、外はこんがり、中はほんのり温かい素晴らしいレア!こりゃーンマいや!非常にうまいですが、しかし・・
Zさん「いや、肉ばかりで満腹だよ!どうして肉ばかり来るんだ!」
Iさん「それが売りのお店みたいですよ」
そういう店ですが、さすがに少々苦しいですよねえ・・・たしかMさんの付近に満腹サインがあったような。
Mさん「ああ、これかな?YES PLEASE・・」
こちらの面で置いておくと、肉の串を持ったお兄さんが全員寄ってきて肉を切ってくださいますので
ひっくり返してください。
Mさん「ノォン・オブリガード・・・ああ、ノーサンキュー。来るなってことね」
これでしばらく休憩ができるはずです・・・
Zさん「ちょっと待てー!!エビ持った人が回ってるよ、エビ!あんなのシュラスコにあるの?」
初めて見た!こら、めるくま・・まちがえた、M!なんで札をひっくり返しているのですか!早く緑にして!
Mさん「どうしてこんな役なんだ・・はーい、エビのお兄さん、こっちこっちー」
やあ、来てくれました。Kさん、エビはお好きですか?
Kさん「・・・(静かにうなずく)」
こ、これは・・・声優さんに「キャプテン!」と呼んでもらおうとかチラっと思いましたが、無理そうだぞ!
Zさん「エビうまいね!カラごと食べちゃうよね!」ばりばりばり。
さすがサソリが好物のZさん。エビのカラなど硬くもなんでもないのですね。
Kさん「えっ・・?サソリとか食べちゃう人なんですか・・?」
Zさん「そっ、そそそ、そんなことないって!バカなこと言うなー!!」
むむ、この時は・・・?まあいいや、ウソですよー。グソクムシとウーパールーパーが好きなナイスガイですよー。
Zさん「むきーー!!」
Iさん「なんかすごいの来ましたけどなんですかこれ」
これぞシュハスコ第二の爆弾、アバカシです。シナモン付きの焼きパイナップル。肉の合間に食べるとうまーい。
Mさん「ホントだ。うまーい。実は僕甘党なんです」
いや、ここに来る前から信玄餅クレープとか食べていたではないですか。
アバカシで口内がさわやかになったとはいえ、さすがに満腹カラータイマーがピコーンピコーンといっておりますね。
店員さん「焼きチーズはいかがですかー」
Zさん「ちょっと!それは絶対にウマいやつだよ!!俺は2切れ、いや、4切れでもいい!」
どうどう、落ち着いて。では6人だから8切れくらい切ってもらいましょう。Kさん、まだいけます?
Kさん「・・チーズ好きです・・」
ちょっとお兄さん、20個くらい切って!!
Kさん「でもそんなには入らないです」
やっぱり8切れでお願いします。
食べてみたらビックリ、6Pチーズとかのいわゆるプロセスチーズをブロックで焼いたのでしょうか?親しみやすいウマさでした。コレは全国のシュハスコ店、マネすべき。
ウマいですが、やはりシュハスコの罠ですね。肉が減るどころか増える一方・・・2時間肉を食べ続けるのは無理なのですね。
Hさん「ハイボールください」
マイペースな人だなあ・・・あ、そうだ。たしかKさんはゲームを作りたいんですって?
Kさん「はい。プログラマーさんとデザイナーさんの友だちがいるので、企画とかを私がやりたいなーって。まずはアドベンチャーゲームとか」
Zさん「なんだ、オーヤマさん以外みんな専門家だからなんでも聞いて!IさんとMさんはゲーム会社に勤めてたこともあるんでしょ?」
Iさん「マイ◯ロキャビンにいましたよ」
まあ、アドベンチャーゲームの草分けではないですか!Kさん、こちらの方にいろいろ聞いた方がいいかも。
Iさん「ミステリー◯ウスですか?その頃はまだ社会人ではないですよ」
そりゃそうだ。30年以上前ですもんね。
ここでシュハスコでは珍しいホタテが到着!これはウマそう。くださーい。
Mさん「そこで食ブログに戻るんですか?僕の経歴は?」
あれ、言いたかったのですか。どこでしたか?
Mさん「コ◯ミ」
ふはっ!じゃあハイ◯ーオリンピックとか作っちゃうのですか?スマホで出たら猛ヒット間違いなし!1000万DLですね!わー、何おごってもらおうかしら。
Mさん「いやいや、スマホではコスリも鉄定規も使えないからあの熱さは再現できない。そもそもそんなに売れました?アレ」
うーん、私はPCで死ぬほどやりましたけどね・・・それこそ爪が消し飛ぶまで。
Zさん「そこのおっさん二人、Kさんがポカーンとしてるぞ」
しまった!ではこれからお若い方にも通じるお話を・・・
Iさん「あ、2時間たったみたいですね。出なくては」
そうなの?くそー、せっかく素敵な女性がいたのに、結局いつものおっさん飲み会じゃないか!!
Mさん「一番おっさんな話題をふっていたのはあなたですがね」
うるさいぞめるくま!まちがった、M!
リオグランデグリル・横浜ベイクォーター 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-10 横浜ベイクォーター 3F