渋谷の隠れ家的沖縄料理店をちょいちょい冒険 香の帆(渋谷駅)

スマホゲーム開発界の天上人と言われる内の一人、Cさんと渋谷で飲もうという話になったのですが、Cさんいわく、女子がいない飲みなど飲みではないと。

沖縄出身のKさん「はあ」

女性の知人の少なさには定評のあるわたくし、困ってしまいまして。ちょっと来てもらってよろしいでしょうか。確かゲーム作りたいと言っていましたよね?一石二鳥、三鳥。

Kさん「Apple渋谷を見てみたいから別にいいですよ」

おお、私も行きたい。

Kさん「ちなみに他のメンバーは?」

横浜在住のなんだか毎度私と飲んでいるZさんと、こちらは初めて、大変有名なゲームレビューブログを運営しておられるGさんです。

Kさん「なんでいつもゲーム開発界の人とばかり飲んでるんですか?」

その辺はいまだによくわかりません。

Kさん「ところでなぜ渋谷なんですか?」

Zさんが横浜から遠いところはイヤというので。決してハイスコアガールの渋谷編がアツすぎるから聖地巡礼したいとか、そういったアレではありません。

Kさん「まあおかげでMacBookにいっぱいさわれたからいいですけど」

私もApple Watchを見てしまって買ってしまいそうです。では飲む店に行きますか。

東急ハンズの近くで、サイゼリヤやローソンと道を挟んで反対側・・グーグルマップ様のご託宣によるとあのビルです。

Kさん「わざわざ渋谷まで来て沖縄料理なんですね。私が沖縄出身だから?」

それもほんのちょっとありますが、Zさんと先週シュハスコを食べまして、ここ2ヶ月分の肉は食べてしまったからもう肉は見たくない!と。そこでちょっと珍しくて、身体に優しそうで泡盛も飲める沖縄料理かなーと。

Kさん「そのZさんは親知らずが痛くて来ないんですよね?」

渋谷で肉以外」を指定した本人が来ないというね・・・

Kさん「入口がわかりにくいですけど、看板がありましたね。5階らしいですよ」

エレベーターが4階までなんですけど。なんですかこれ、ウィザードリィ?これ以上はブルーリボンが必要なVIPエレベーターとかあるのかしら?

Kさん「何の話か全くわかりません。ほら、4階からは普通に階段がありますよ」

まあそうですよね。

めんそーれ!と沖縄っぽい黒板がお出迎え。「沖縄スージグァ酒場 香の帆(かのほ)」さんです。

おお、平日ハッピーアワー、オリオンビール・泡盛390円!水曜日は終日泡盛Dayで500円ワンコイン泡盛!でも今日は土曜日だ・・・まあ飲みたいものを飲むからよし!

メニューを開いたところでCさんも来ました。お久しぶりですね。

Kさん「・・・なんかTwitterでのイメージと違って普通っぽい方なんですね」

Cさん「いたって普通・・ですよ、はい」

普通・・だったかな?まあいいや。Gさんは遅れるそうなので先に飲んでいましょう。お二人は何を飲みますか?

Kさん「オリオン生で」

Cさん「それでいいです」

えーと、私は・・おや、泡盛は別にメニューがあるのね。

なんだこれ、7・8ページ全部泡盛?へ、変態だ・・・素晴らしい。とりあえず常盤のちょい水ロックで。

わーい、やはり泡盛のロックは琉球グラスが似合いますね。夏が来た!

変なコースターにオリオンビールをのっけて、かんぱーい。常盤って泡盛は飲んだことない・・おや、素晴らしくまろやか。乾杯にはもってこいでした。

料理も頼みましょう。Cさん、沖縄料理は?

Cさん「実は近所に沖縄料理屋があって、晩飯ローテーションの一角です」

おおっと、では何の抵抗もないクチですね。ではテキトーにいきますよ。

Kさん「海ぶどう!」

みんな大好き海ぶどう到着。この量で520円、ちょっとお高めかな?

Kさん「メニューを見たら全体的に魔窟北千住よりお高めですけど、渋谷ですから仕方ない」

お次に来ました、ポーク玉子。こんなに平たいの初めて見たけどこれはこれでうまそう。

Cさん「Kさんは彼氏いるんですか?」

Kさん「いませんよ」

・・・いきなりそこから聞くの?

おお、ケチャップとマヨネーズで食べるのですね。ポーク缶、玉子、ケチャップの組み合わせは最強!うまいぜー。

Cさん「ちょっとスマホ見せてもらえます?」

Kさん「見せません」

・・・なんでいきなり個人情報を抜こうとしているんだ?

好物のスクガラス豆腐が届いたあたりでGさんが来ました。はじめましてー。

Gさん「今日いるのCでしょ?こんなクソゲーメーカーと話したくなかった。俺にとってつまらないゲームを出すヤツは全部無駄!ゴミ!

・・・なんかものすごく濃厚そうな方が来ましたが。

Cさん「この人はゲームの評論と彼女作りに命をかけていますので、気にしないで」

あ、お知り合いですか?

Gさん「ここ何年も会ってなかったけど、昔からの知り合い。コイツ以前は超弩級のスケベだったけど今はどうなの?」

Kさん「・・お会いしたばかりなんですけど、あまり変わってはいないみたいです」

あんだんすーキュウリが来ました。あんだんすーは甘い肉味噌。これまた好物。

Kさん「沖縄では外でなく自宅で食べるものですけど」

まあここは渋谷ですから。

Gさん「最近Cは売れっ子なんだって?なんかテレビに出たジェットコースターだかローラーコースターだかで爆もうけとか」

Cさん「あ、アレまたテレビに取り上げられるんですよ。天才はつらい」

Gさん「あのクソゲーが取り上げられるとか、わからん時代だよね!」

本人の前でクソゲーとか、これがゲーム評論の鬼か!

Cさん「この人が俺のことを嫌いなだけです」

ふーちゃんぷるーが来ました。麩と野菜の炒め物。うむ、健康的だ。

Kさん「でも私、『高いとこからシーソーに飛び降りたら、逆側の人は何メートル跳ぶのか?』は好きですよ。1日おきにツイートしてます」

Gさん「何それ?知らない」

Kさん「コレです。放置要素は正直いらないと思いますけど、すごく面白い」

Gさん「どれどれ?・・・・なんだよこれ!面白いじゃん!C、面白いゲーム作れるんだな!コレいいよ!」

Cさん「・・・それは作った俺が『みんな10分で飽きるだろうな』と思った出オチゲーなのに。でもGさん、今までやってくれてなかったんですね」

Gさん「やらないよ!お前クソゲーしか作らないじゃん!時間がもったいない!」

Cさん「誰?この人呼んだの」

あなたです。

焼きかんぷく到着。焼いたかまぼこ。沖縄はかまぼこのことかんぷくって言うのですね。

Kさん「そうだったかな?初耳かも」

なぬっ?でもまあウマいからよし。

Gさん「このC、どスケベでしょ?でもだいぶマシになったんだよ。俺と知り合いだった頃に10以上歳下の1◯歳のJ◯と付き合っていて、お前捕まるぞ!って助言してやったのに本気だとかなんとか言って」

口先だけで本気と言ってもてあそんで、結局捨てたのですか。

Cさん「捨てたかな?いや、たぶんこっちがフラれちゃったような。どっちでもいいですけど」

すごい、昔から最低だったのですね!

沖縄料理の代表といったらなんとなく天ぷらですが、島らっきょうの天ぷらはないみたいなので鳥の天ぷらなど。おお、かかっているタレが変に甘辛でウマい。ただのウスターソースだったらなお沖縄感アップかもしれませんね。

Kさん「CさんってTwitterで神戸のTさんと仲良しですよね。トムとジェリーみたいに仲良くケンカしてる感じで」

Cさん「このペースならT子(Tさんの奥さん)を抱くのも時間の問題でしょ?会ったことはないけど」

Kさん「・・・ごめんなさい、私の中で最低の人のカテゴリーに入れていいですか?」

Gさん「ゲームも性格も最低でしょ?こんなヤツが稼いでいるとかおかしい。これブログに書いて!◯6歳の女の子のくだりもね!」

この時は書きませんと言いましたが、結局書いちゃった。

Cさん、さっきからうまそうに高級な古酒ばかり飲んでいますが、我が最愛の泡盛「白百合」も是非飲んでみてください。

Cさん「古酒ってウマいです!泡盛開眼。それも飲んでみたくなりました」

ゴクリ。

Cさん「うっはー、これは・・・」

Gさん「どれどれ?ちょっとだけ味見・・ブハっ!!ダメだこれ!」

Kさん「土味ですか?ホコリ味ですか?(ニヤニヤ)」

Cさん「ものすごく濃い泡盛というか・・これは強烈!」

Kさん「そうでしょう?沖縄の人でも好きな人は見たことないです。こんなの好きなのオーヤマさんだけ」

そうなの?ウマいのになあ・・・(←ほぼ毎日飲んでいる)

ここでそーめんちゃんぷるーが来ました。素麺の炒め物。沖縄出身のくせにゴーヤーが好きでないKさんがいますので、有名なゴーヤーチャンプルーではありません。

Kさん「そう言いますけどね、実は沖縄の人ってゴーヤー嫌い多いんですよ?」

Cさん「奇遇ですね。実は俺、本州の人間なのに本州の女が嫌いで、沖縄の女性しか愛せないんですよ」

Kさん「・・コレはどう対処したらいいんですか?」

泡盛酔いが覚めたら本州のJK好きに戻ることでしょう・・・あ、間違えた。J◯ね。

Gさんはお腹が空いているみたいですから、ガッツリ系を頼みましょう。タコライスがいいかな、と思ったけどメニューにないので、沖ナポリタンという謎メニューとひらやーちーといった炭水化物メニューを。

ところで沖ナポリタンて、なにがなんでしょう。ナポリタンって沖縄発祥なんですか?

Kさん「そんなことは聞いたことないです」

店員さん「麺が沖縄そばなんですよー」

なるほど。どれどれ?うん、なかなかおいしい。沖縄そばの意味はイマイチわかりませんが、昔の喫茶店のようなやさしいナポリタンの味です。

Gさん「ところで俺はこんなにゲーム評論に命をかけているのですが、なぜ彼女ができないのでしょう。彼女ができるならゲームレビューなんかやめちゃうのに」

あれ?ものすごく有名なブログを運営していたような?やめちゃっていいのですか?

Gさん「彼女ができるなら・・・!」

Cさん「久しぶりに会ったけどモテないのは変わってないね!安心した!」

Gさん「こいつの感じ悪さも変わってなくて腹が立つ」

ひらやーちー。沖縄のお好み焼きというか、フライというか、洋食というか。ソースで食べましょう。

Kさん「これはおいしいとかなんというか、粉にソースという反則ですので」

どうやってもウマいですよね・・・

Gさん「ところでCは今どんなの作ってるの?どうせまたクソゲーだろ?」

Cさん「あ、ちょっとやってみます?制作当初のバージョンのままですけど」

Gさん「・・・・(プレイ中)」

Kさん「・・・・(プレイ中)」

G・K「なにこれ!普通のゲームだし、しかも面白いよ?こんなにちゃんとした面白いゲームがCさんのゲーム?ウソだ!」

C「なにも二人口を揃えてそう言わなくても・・・でも真面目な話、俺は俺のゲームを何人かでやって『くだらないなー』ってみんなで盛り上がってほしくて作ってるんです。だから完成度は必要ないし、やりこんでくれなくてもいい」

・・・なんかスゲーいいこと言っておりますよ、この人。

Cさん「でもほら、俺は天才だから、メディアが放っておかないんですけどね」

やっぱり感じ悪いな、こいつ。

ここでなぜかバタピーが来ました。

Kさん「なんか順番間違ってませんか?」

いや、味が濃いめのバターピーナッツが沖縄名物とどこかで聞きまして・・・でもそろそろお腹いっぱいだし、泡盛にはちょうどいいですよね。

Kさん「この辺でデザートが欲しいですね。ブルーシールアイスがあるみたいですよ」

Gさん「アイスいいね。ブルーシールって?」

沖縄の名物アイスです。乳脂肪少なめでさっぱり、でも砂糖たっぷり。おお、沖縄名物ルートビアブルーシールアイスを入れた無茶なフロートが!

Kさん「それは私パスで」

Cさん「面白そう。頼みましょう」

ドクターペッパーに湿布の絞り汁を入れたようなルートビアに甘々なブルーシールアイスを入れた恐ろしいデザート・・と思ったら、あら、おいしい。

Cさん「アクが強いものが合わさると面白おいしくなるのかな?」

CさんとGさんの話ですか?おかげさまで非常に楽しかったです。

Cさん「ではそろそろ二次会にでも行きましょうか。Kさん、俺の知ってる店に行きませんか?」

Kさん「なんとなくわかっちゃいましたけど、一応聞きます。どんな店ですか?」

Cさん「道玄坂なんですけど、二人じゃないと入れないんでオーヤマさんとGさんは勝手にどっか行ってください」

・・・やっぱりその流れか・・・

Kさん「そうだと思いました・・・四人で普通の居酒屋に行きましょう」

この後Cさんがハイボールをひっくり返してGさんをびしょ濡れにしたり、Kさんにタックルをかましながら歩いたりと素敵な最低っぷりを見せつけましたまる

 

沖縄スージグァ酒場 香の帆 東京都渋谷区宇田川町10-1 パークビル 5F

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