異人館通りでカフェドパリ!ミーはお神戸帰りザンスよ ビストロ・カフェ・ド・パリ(神戸市中央区)

神戸の口ゲンカ不敗ゲーム開発者Tさん(と娘)、奈良の脱出ゲーム制作超獣コンビY&P、つくばエクスプレスのゲーム作りたい女王Kさんとめぐることになってしまった神戸、続きです。

結構な数のパン屋をめぐりまして、ひたすら買いまくったTさんとKさんの荷物とかエラいことになってきましたが・・

Tさん「そうですね。そろそろパン屋めぐりは終了して、この辺で神戸の極みとも言うべきオシャレ店舗でランチといきましょう」

おお、さては例の餃子ですね?

Tさん「オシャレって言ってんだろボケカス。貴様このツアーの間は発言禁止。モブやってればよし」

冷たいセリフを放ちながら三宮から新神戸方面に向かってテコテコ歩いていってしまいます。待ってくれー。

Tさん「さあ着きました!神戸にはオシャレにもほどがある店が数多くありますが、こちらはそういったオシャレ店たちをその膝下に従わしめる百獣の王!キングオブオシャレカフェレストラン、フロインドリーブさんです」

Tさん「何がオシャレって、昔の教会をそのまま店舗として使っているのですよ。すごいでしょう・・って、Pさん、興味なさそうですね」

Pさん「綺麗な建物なんですがそのー、今日おろした靴なので靴ずれができて・・・ちょっとコンビニ行って絆創膏買ってきます」

Kさん「それは仕方ない。まさしくオシャレは我慢ですね!」

貼ったら中に入りましょう。おなかすいてきた。

Tさん「ちなみに料理はドイツパンとかケーキのお店です」

おお、Ich habe großen Hunger!ドイツパン大好き。これは白ワイン天国かな?

2階に登ってみたら、ふおお!すげー!!真っ白な壁に高〜い天井、超シャレオツ!!これが神戸の教会か!地元の群馬県大泉町のブラジリアン教会の建物はつぶれたコンビニそのまんまだというのに。まあ信仰心に違いはないと思いますが・・・

Tさん「これこそリアル神戸!素敵でしょう。素敵な店といえば、ここからさらに山の方に行くとですね、女の子を連れていけば確実に落とせる店がありまして・・」

なにそれちょっとkwsk。

Kさん「お話の途中ですけど、階段の下までずーっと行列ができてます。これってランチ待ち行列ですよね?」

Tさん「ええ、バッチリ想定外の混みっぷりでしたね。建物だけ見て他に行きましょう」

いい感じにノープランですね!

Tさん「これが有名な異人館通りです。さあ撮影を」

Kさん「と言われましても、ここではまだ通常より地味なセブンイレブンがあるなーとしか」

Tさん「失礼しました。もうちょっと歩きましょう。異人館を改造した素敵スタバもありますよ」

スタバはどんなに素敵でも敵です。撮影禁止、禁止〜。

Tさん「ところで俺の娘はなぜYさんとずーっと手をつないでいるのですか?お父さん涙目」

Yさん「なぜかわかりませんけどかわいいなあ。お義父さんと呼んでいいですか?」

Tさん「フリーのアプリデベロッパーなんて胡散臭いヤツに娘をやれるワケがない!」

・・・あれ?Tさんの仕事って・・・・

Tさん「細かいことは気にせず観光して!ホラホラ」

あっ、ベーカー街だ。つまりあの有名な・・

やっぱり!シャーロックホームズがいますよ!つまり英国の異人館ですか?

Tさん「その通り、ここは英国館です。あれ、シャーロッキアンでした?それじゃ中を見ていきましょうか。ホームズのコスプレもできますよ」

どちらかというとコロンボファンですね。それよりおなかがすいたので観光よりご飯にしましょう。

Kさん「そうしましょう(›´ω`‹ )ハラヘリ 」

Tさん「想像よりも食べ物の店がないんですね、異人館通り。なぜかインド料理屋ばっかり・・せっかくだから少しでも神戸っぽい店はないですかね。あ、ここはテラスがなんかオサレっぽいからここにしましょうか」

おお、サクラ大戦3の朝食を思わせるパリっぽいテラス。いいんじゃないですか。「ビストロ・カフェ・ド・パリ」さんだそうです。なんとわかりやすい店名だ。モンパリ・サセパリ・カフェドパリ!

まずは飲み物ですね。お、カフェドパリなのになぜかドイツ代表レーベンブロイ選手がいますよ。

K・P「それでお願いします」

あれ、TさんとYさん飲まないの?珍しい。

T・Y「今日は運悪くクルマで・・・」

あら、それはお気の毒。ではわたくしはグラスワインの白でお願いします。

というか店員さんがみんなとにかくイケメンの白人さんなのですが、パリジャンなんだろうか。

店員さん「Bonjour」

・・・どうやらそうらしい。

店員さん「コチラがメニューね。オススメはコッチじゃなくて」

店員さん「このステーキランチね。オイシイよ!そしてコースでないのはコチラ」

店員さん「ピザとかパスタね!本日のパスタはトマト味ね」

・・・おおざっぱに説明してくれたのはありがたいのですが・・・

Kさん「店員さん、日本語が得意とか料理を知っているかとか以前にとにかくイケメンかどうかで選ばれてますよね・・・しかもイメージ的にフランス人というよりむしろイタリア人的な」

Yさん「イケメンは滅びればいい」

Pさん「イケボも滅びればいい」

Tさん「ここは一つ、心をポッキリと折ってやりますか」

なんでみんなそんなにイケメンが嫌いなんだ!・・・・過剰なまでのイケメン力が発揮された場合、T先生お願いします。(精神的に)殺っちゃってください。

店員さん「ハーイ、白ワインね」

わーい。ではビール軍団さん、カンパーイ!

コースを頼んだ人にスープとサラダがきました。ちなみに私はビストロランチの魚です。サラダが思ったよりモリモリで嬉しい。

Kさん「私のパスタが来ましたが、トマトというから勝手に長い麺を想像していましたけど、ペンネでした」

あら、美味しそうではないですか・・・あれ?ここはカフェ・ド・パリなのに全力でイタリアチックなパスタですね・・・でもビールはドイツ?

Pさん「英国風のモノはなさそうだからEU料理の店ということでFA?」

真鯛のポワレ・白ワインクリームソース。まあ、美しいじゃありませんことかしら。なんだ、ちゃんとフレンチじゃないか。

白ワインと一緒に記念撮影してからいただきましょう。うん、なかなかおいしい。真鯛よりソースがついた野菜がおいしいのは秘密。

ところで向こう側に写っているピザ、Tさんの娘さんが頼んだものですが、やけに大きいけど大丈夫ですか?

Tさん「そう思うでしょう?でもこの子、ピザは底なしなんです。たぶん全部食べちゃいますよ」

4さいですよね?ホントに?(そして本当に平らげた)

パンでソースを拭おうと待っていたらなかなか来なかったパンが到着。もちろん皿は下げられてしまっていますので・・

Yさん「うーん、このままパンをかじれってことですかね」

普通のフレンチは最初に来ますよね、パン。最後に来るとか懐石じゃないんだから。あっ、でもパンうまいコレ。

Yさん「あれ、ホントだ。表面パリっ、中はしっとりのうまいバゲットですね!しかもメニューを見返したらカヌレがありますよここ!」

だから前回からカヌレは知らんと言うのに。

店員さん「コチラ、アイスコーヒーね。ダイジョブ?お待たせとかしなかった?何かあったら叱ってね」

なんとなくグダグダ感はありましたけど、料理は美味しいし雰囲気はいいので別に叱りはしませんが。

Tさん「あ、ここはウチの会社の経費的なアレで払っておきますよ」

まあ、ごちそうさまです!これでは叱る要素ゼロザンスよ!(←おフランス風のつもり)

店を出たら二人組の女の子が「まだ大丈夫ですかー」と先ほどの店員さんに聞いていました。すっかり私服に着替えた店員さん、「あと3分で食べ終われば大丈夫。入る?」とかウインクしながら余裕で答えていますね・・絶対に日本人にはできない素敵な対応だ。

Tさん「本当はハーバーランドとかもご案内したかったのですが、Kさんのお帰りの時間が近いということなので神戸市役所から神戸を見下ろしてシメるとしましょう」

市役所って大丈夫ですか?市議会議員と絶賛戦争中じゃなかったですか?

Tさん「相手は神戸市議ではないのでここは出禁ではないはずです。今のところは」

(争いがないと死んじゃうのかな、この人)

Tさん「さすが24階、海やビルなど見えますね。なおここから見える某ビルがその昔、俺がエラい目に遭った素敵なブラック企業で・・」

これこれ、楽しい神戸観光でしょ?

Tさん「失礼しました。あちらの島がかの有名なポートアイランドです。スナックパルがあるかどうかは定かではありません」

・・・かたよった案内だなあ。

Kさん「でもなんだかんだで楽しかったですね!」

Tさん「Kさんが楽しかったなら良かった!いやむしろオーヤマ・Y・P!なぜここにいる」

ホントにそうですよねえ。なぜここにいるのか。ちょっと、YさんPさん、反省会ですよ!

というわけで、次回は反省会です。

 

お店の情報はこちら

フロインドリーブ 兵庫県神戸市生田町4−6−15

ビストロ・カフェ・ド・パリ 兵庫県神戸市中央区山本通り1−7−21

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