何の間違いかわかりませんが、女性3人と新宿でお酒を飲むことになりました。私もとうとうリア充の仲間入り・・?しかしこれは困った。3人とも知人とはいえ妙齢の女性なので、必殺技「いきなり俺たちの磯◯水産」というわけにはいきますまい。
落ち着いたオッサンアピールができる、上品でアダルトタッチな店・・・どこかないかどこかと調べて、寿司屋っぽい居酒屋に決定!
1名キャンセルが出てしまいまして、結局アイロンビーズとソーイングの女王Rさん、にくとビールの女王Kさんと3人で新宿に乗り込むことになりました。
新宿は歌舞伎町、かの有名なゴジラビルのすぐ近く、飲み屋ばっかりのビルにあります、「すし処 江戸一」さん。そんな名前の食べ放題チェーンがあったかもしれませんが、気にしてはいけない。
歌舞伎町なのにしっかりとした個室に案内されまして、卓上のメニューを見ようと思ったら「オーヤマ様、本日はご来店ありがとうございます」の文字とともにオススメの案内が。うむ、良い感じであるぞ。
とりあえず飲み物を頼みましょう。寿司屋なのでとりあえず日本酒!
Kさん「どこ行ってもそうでは」
でもほら、夏の乾杯にもってこいの玉川アイスブレーカーがありますよ!ロックで飲む用の珍しい日本酒です。これをください。
店員さん「申し訳ありませんが、アイスブレーカーが切れておりまして」
OOPS!じゃあ北関東が誇る栃木の美酒、鳳凰美田・秋田流でお願いします。秋田流だけど栃木なんです。
Rさん「私はあらごしみかん酒のロックでいきます」
おお、女子っぽい注文ですね。
鳳凰美田とあらごしみかんが到着。お通しはとうきびにポテサラとなかなかハイカラな。あ、Kさんは飲み物頼みました?
Kさん「とりあえずエビスで(´>∀<`)ゝ」
おお、さすがビールの女王。どこ行ってもそうですな。はい、かんぱーい。
いきなり寿司もアレなので、何かつまみましょうか。
Kさん「(‘0’)/ オニオンスライス!」
通常のサラダで日本酒を飲むのは難しいですが、玉ねぎと花かつおになると途端に万能のツマミになるから困ったものです。
Kさん「でも8割は私がいただきます(ᵒ͈̑ڡᵒ͈̑ )」
Rさん「私はエイヒレの炙りがいいです⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝」
ふおっ、あらごしみかんなんてかわえ〜お酒を飲んでいるのに、なかなか渋いご注文。
力強い量の七味マヨネーズとともに、エイヒレがやってきました。日本酒と並べると一気に演歌の世界になります。
Rさん「お酒はぬるめの燗がいい〜♬~٩( ˊoˋ* )و」
Kさん「肴はあぶったヒレでいい〜٩(ˊᗜˋ*)و♪」
女は無口な方が・・・と続けたらブン殴られそうなので黙っているとしましょう。
渋い肴も結構ですが、ここは寿司屋さん。当然なにか切ってもらわないといけません。お造り五種盛り合わせを頼んでおけばいいかな。
やあ、美しく盛られてやってまいりました。デフォなのか3人で頼んだからなのか、ちゃんと3切れずつなのも嬉しい。
Kさん「ツマにワカメがあるのがさらに嬉しいですね」
そっちですか。そういえばツマを綺麗に食べてしまう人だった。
あとはこちらは魚介フォンデュ的な鍋が名物らしいですが・・・
Rさん「夏ですからねえ_(:3 」∠)_」
夏ですもんねえ。鍋はちょっと控えますか。その代わり、少し温かめのものということで
だし巻き玉子にいきましょう。
Rさん「ふんわりでダシもおいしい( *´艸`)」
どうやったら焼き目ゼロでこんなにふんわりするのやら・・・さすが寿司屋さんですね!
寿司屋といえば、私は寿司屋の焼き物が好きだーっ!ということで、銀ダラの西京焼きを投入。ついでに日本酒、「天吹・ひまわり酵母」も投入。たっぷりの大根おろしが頼もしいですね。
Kさん「西京焼きなんてお酒がすすみすぎるのでビールが終わっちゃいました」
Kさん「ので、白穂乃花って生ビールいきます(´>∀<`)ゝ」
おお、本当に白い。見た目はナイスですが、お味はいかが?
Kさん「なんか味も香りも華やかっぽいビールですね。あと泡が細かい」
ホントだ。泡が消えないからウマさ長持ちかもしれません。もっともその前に飲み干してしまうでしょうが・・・
Rさん「この辺でクリームチーズ酒盗にいきたいですね(人´∀`*)」
酒盗って、この人やっぱり中の人はおっさん・・・
( ’-‘ )ノ)`-‘ )ボコッ グハっ!
・・( ̄Γ ̄) いやー、クリームチーズ酒盗ウマい!センスいいな。JKかと思った!
Rさん「そうでしょう?だからこの辺で」
Rさん「最近ハマってるレッドアイなんかにしてみます」
(飲むもんだけは女子っぽいんだよなぁ・・・)
Kさん「殴られないよう心で言ってるのでしょうが、ちょっと外に出てますよ」
なんだかんだ食べているので、肝心の寿司がそんなに入らない気がしてきました。
Kさん「さすが見かけ倒しの少食マンですね。でも私もそんなに入らないかも」
というわけで、一人3つ程度になるよう注文してみましょう。
サーモンアボカドイクラロール、炙り尽くし、マグロ尽くしといった、ちょっと珍しい系三種。なかなか華やかではないですか。
まずはサーモンアボカドイクラロールからいきますか。やったことはありませんが、インスタ映えしそうな彩りです。
Rさん「北海道っぽくていい感じ(*´∀`*)」
そういえば道産子さんでしたね。確かに北海道っぽい。パクリと食べましたところ、イクラとサーモンとアボカドですもんね。そりゃウマいですよね。
Rさん「さすが北海道の味です」
でもコレ北海道産かなあ・・?ああ、ちょっと待って!全盛期のマイク・タイソンみたいな構えを取らないないでください。はい、これはオホーツクの滋味。ニポポ人形もニッコリです。
Rさん「そうでしょう?さすが北海道ですよね( *´艸`)」
こちらは炙り三種です。歌舞伎町で炙りというとちょっと危険な香りですが。
Kさん「炙ったお寿司って反則なおいしさですよね(๑´ω`๑)白身っぽいのいただこうかな」
私は真ん中のサバがいいかな。青魚好きなんです・・・あり?これサバじゃなくてサワラだ。もっと好物だった!炙りサワラ寿司なんて最高すぎる!!
そして寿司界の征夷大将軍、マグロ様。大トロ、中トロ、赤身と出揃いました。日本酒には赤身が合うのでいただきまーすよ。
Rさん「トロ!トロ最高!クルクル回る店には絶対にいない感じのトロですね〜( *´艸`)」
歌舞伎町でこんな広い個室なのに、この一皿で980円っておトクなのではという気がしてきました。
Kさん「おトクですがそれより何より、オーヤマさん声小さいから、にぎやかなお店だと会話になりませんからね」
そうなんですよ。静かな店でないとダメな理由はそこです。
Rさん「少食で声が小さいとか、本当に見た目とギャップが・・・」
ギャップ萌えにはつながらない情けないギャップなので、役に立ったことはありません。
いつの間にやら焼酎に移行していましたが、1つずつ頼むのもめんどくさいので得意技発動!2つ同時注文の術!
Kさん「あー、エグいやつ来た・・・こうなるとめんどくさいんですよね、この人 (ノД`)」
Rさん「そうなの?では私も得意技を出しますよ!」
Rさん「エイヒレの炙りと鮭とばの炙り、北のおつまみダブル!!」
・・・そういえばエイヒレも北海道産が多いんでしたっけ。鮭とばのマヨネーズもたくましい量ですね。これは焼酎もビールもすっとんでいくことでしょう・・・が。
Rさん「が?」
Rさんってばやっぱり中の人はおっさん・・
(( つ•̀ω•́)三○)` 3 °)∴ボコッ フゴっ!
(つ・ω・)≡つ)`д゚)∴ ゲフっ!!
オラオラオラオラ((꜆꜄`•ω•)꜆꜄꜆)`д゚)∴: No〜〜〜!!!
Rさん「やかましいおっさんはほっといてKさん、二人で飲みましょ⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝」
Kさん「待ってました〜! ヾ(´︶`)ノ 姉さーん」
Rさん「わー、Kさーん♡ イチャイチャ((っ´ω`)♥(´ω`⊂ ))イチャイチャ」
0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_(ワイ、何しに来たんだろ・・)
すし処 江戸一 東京都新宿区歌舞伎町1−12−6 歌舞伎町ビル2F