今回は飲み会記事です。あいかわらず会話部分はでっちあげです。料理に関することは頑張って覚えて書いているつもりです。
長野の引きこもり開発者Mるくまと来てしまった多治見と名古屋、続きです。
今回の発起人、キチ◯イ開発者Kちぃと多治見で合流しまして、目指すは名古屋の‥えーと、どこ?ノープランだ。
Kちぃ「大須がいいと思います。色々あるし、最後の手段メイドカフェもあるし」
うむ、そういえば前回の大須はメイドカフェに行ってしまったような‥
いいですよねー、大須。ぱっと見浅草の仲見世風ですがあそこまで混んではいないし、いっぱい路地はあるし、メイドさんはいる。たーのしー。
Kちぃ「でも今回は呼び込みのメイドさんがちょっとアレでしたね」
そうですね‥ニーソだけでなく、メガネとかけもみみといったメイドさんとしての自覚が欲しかったですね。
Mるくま「(こいつらよくわからん)」
大須観音名物のマムシとスッポンドリンクで肝臓を強化して、夜の飲みに備えましょう。
Kちぃ「すっぽんって肝臓に効くんですか?」
そんなことは知りません。いやでも、大須に来たらまむしとすっぽんじゃないの?
Kちぃ「そうなの?でも今夜飲むところは大須でなくて、あらゆるピンクが揃った街の栄ですよ。SKE。すっぽんは危険では」
・・そういうことは先に言え!このガイキチ!どうすんだこのエナジー!
Kちぃ「力が余ってるならそうだ、大須といったら名古屋のアキバですから、電気街もあります。俺の買い物につきあってください」
黙ってポクポクついていったら大きな電気屋さんに行って、モニターやらなんやら見て結局VR対応のグラボを買うKちぃ。
Kちぃ「いやー、いい買い物した!モニターも安いし大須最高!」
Mるくま「・・殺してでも奪い取る・・」
だからむやみに高級なヤツを勧めていたのか。よし、殺ろう!でもとりあえず時間になりそうだから飲みの会場に向かおう!
大須から徒歩20分くらい、栄の多数のえっちぃ店を越え、やってきたのは馬肉料理専門店「蹄(ひづめ)」さん!
Kちぃ「えーと、本日のメンバーは草野球ゲームでヒットを飛ばしたFさんと、川崎在住なのになぜか名古屋に来てくれるっことになったWさんです!」
あれ、Fさんは最近インタビューを受けた有名人でしょ?Wさんも起業で大成功して大儲けの人じゃないですか。二人ともなぜ来てくれた。実はKちぃにそんな人望が‥?
Mるくま「ないない」
Kちぃ「Fさんは名古屋の人で、Wさんも名古屋が第二の地元らしくて」
近かっただけね。納得。ではお店に入りましょう。
なんやかやと注文するのも手間かと思いまして、本日は飲み放題つきで税込5000円の「蹄の馬焼肉コース」でお願いしてしまいました。
Kちぃ「馬の焼肉って初めてですよ!」
それはよかった。おお、FさんとWさんも来た。Wさんははじめましてですね。Fさんは‥大規模な飲み会でちょっとだけ見たことあったかも。
Fさん「ほぼはじめましてですね」
飲み放題メニューはどんなのでしょう。白玉の露がある。魔王の醸造元のお酒ですよね。こればっかり飲んでおきましょう。
Fさん「生!」
Wさん「生!」
Kちぃ「梅酒ロック!」
Mるくま「コークハイボール!」
わー、かんぱーい。
Kちぃ「店員さんが名古屋美人なんですよねー。いいなあ」
なぬっ、名古屋嬢…?そういう大事なことは先に言って!思いっきり店員さんに背を向ける席に座ってしまったじゃないか!このガイキチ!
Kちぃ「ワイ氏のせいなのか」
お通しはトリの手羽元と大根の煮物。まあ、手羽元大好き。
Wさん「馬ではないんですね」
Fさん「でもおいしいですよこれ」
お通しが良い感じですともう安心です。
そしてローストホースと馬肉屋さんのつくったサラダがやってまいりました。
Mるくま「見た目はまるっきりローストビーフですね」
早い話が赤身肉ですからね‥あれ?Mるくまは馬肉の本場、信州の人では。
Mるくま「いやー、家の外に出るのとか月に一度くらいなんで‥」
そ、それは失礼しました‥
うん、食べると牛よりも肉にくしい噛み応えでおいしい。マスタードもいいけど、ホースラディッシュならもっとローストホースのような。
馬肉屋さんのサラダはキノコとゴマがたっぷりですごくおいしい‥けど、馬肉屋さんってキノコなのか。
Kちぃ「よくわかんないけど、このサラダいいですね!」
いやホント、これは飲み会のたびに食べたい逸品。
ついに来た‥馬刺し!
Wさん「いつもブログで馬刺しの話をしてますから、オーヤマさんと馬刺しを食べたかった!」
いや、そんなたいしたもんじゃ‥
店員さん「すみませーん、ここで馬刺しの食べ方をご説明しまーす」
Kちぃ「えーい、ひかえおろう!こちらの方をどなたと心得る!恐れ多くも馬刺し副将軍…」
まあまあKちぃさん、落ち着きなさい。店員さんすみません、続けてください。
店員さん「こちらはロースとモモとタテガミの三点盛りになりまして、赤身のお肉とタテガミを重ねて食べていただくと美味しいです」
赤身とタテガミを重ねて、玉ねぎとニンニクをのせて‥こんな感じでよろしいですか?
店員さん「上手ですね!そのまま食べていただくとおいしいですよ!」
Wさん「ホントだ!こう食べるとスゲーおいしい!」
Fさん「いいですね!馬刺し!」
いいですよねー。毎週食べていますが、一向に飽きません。
Mるくま「それはちょっとおかしいんやで」
Kちぃ「鉄板が来た。焼肉開始ですか!」
ところで飲み開始からずーっと気になっているのですが、FさんとWさん、若くてさわやかすぎやしませんか?本当に私やMるくまと同じ人類ですか?
Mるくま「ワイはそっち側なのか」
Kちぃ「Fさんは野球とテニスの達人、Wさんは登山名人ですよ。そりゃさわやかでしょう」
若くてスポーツマンでアプリ等で大儲けでもはや家庭持ちだと‥?まぶしすぎて目が向けられん‥!
Kちぃ「若いといえば、ワイ氏20代前半なんやで」
そういえばそうだった。冷静に考えると、なんでこんな若者と飲んでいるんだろう。
Mるくま「Kちぃは『輝かしい未来が待っている若者』ではなく、いわゆる若造だからノーカンで」
うん、見た目はさわやか風だけど、明らかにこっち側だしね。
鉄板が熱くなってきました。えーと、タレはたっぷりのゴマにほんのり酸味のあるタレですか。
Kちぃ「そしてこの粉はなんですかね?」
においはきな粉みたいだけど、馬肉をきな粉で食べるって聞いたことないなあ。
店員さん「炒った玄米と塩をブレンドしたものです。香ばしくて塩辛くないので焼肉に試してみてください」
はー、これは珍しい。
焼肉5点盛りの皿がやってきた!うわーい、これは豪華だ!
Wさん「ヒレ、バラ、サーロインはわかりますが、知らないのもある」
Fさん「ベンケイはたぶんスネ肉なんでしょうね。ラムダゴってなに?」
Kちぃ「ラムだからだっちゃ系?」
その昔ラムタラという名馬がいましたね。
Mるくま「そいつの子の肉ですか」
ヤツの子は走らなかったけど違うでしょう。確かおケツのあたりの赤身だったと思います。名の由来は知らない。
店員さん「最初に焼き方のご説明をかねて焼かせていただきますねー」
おお、名古屋嬢が焼いてくれるのですか。まいっちんぐ。
店員さん「表面に焼き色がついたレアくらいがおいしいので、焼きすぎないように気をつけてくださいね〜」
うーん、生食最終兵器である馬肉だからこその説明ですね。では生焼けあたりでいただきましょう!
ポン酢ではないけど甘酸っぱい、不思議なタレでいただきましょう。ヒレのやわらかさは哺乳類共通ですね。うん、刺身もいいけど焼いてもいいなあ。風味がアップしますね。
Kちぃ「馬ってウ‥」
いや、それはダメ。馬肉記事ではその言葉を使わないように気をつけているのです。おいしいとかヤムヤムとかでお願いします。
ベンケイとかラムダゴといった希少部位もいきましょうか。
Wさん「ベンケイはスネ肉なのに固くないですね。味が濃くてすこしコリコリしておいしい!」
あ、もう食べている!ズルいぞ!
Wさん「いやー、ビールがすすみます!馬焼肉最高!」
私はラムダゴを塩でいきましょう。ちょんちょんとつけて、パクリ。あわわわ、思わずウまで出た!
Kちぃ「出るでしょ?」
ものすごく肉味がつまっているのに獣臭はゼロ!どんな肉嫌いも宗旨替えしてしまいそう。ベンケイと同じようにちょっとコリコリする歯ごたえも面白い。ついでにオリジナル塩もマイルドでいい感じです。
サーロインに馬刺し用ニンニクをのせたりと、色々な楽しみ方ができて面白いなあ。
Kちぃ「名古屋まで来てよかったでしょう」
そういえばここは名古屋でした。なんでひつまぶしとか味噌カツでなく、馬肉を食べているのだろう‥
Fさん「名古屋の人はそういったもの、あんまり食べないですよ。まあ馬肉はもっと食べないけど」
そうですよね。群馬人も群馬名物なんかあまり食べませんからね。
Fさん「群馬名物ってなんですか?」
こ、こんにゃくと‥えーと、や、焼きまんじゅう…
Fさん「えっ?まんじゅうを焼くんですか?」
いや、なんでもないです‥忘れてください。
Kちぃ「コースとは別なんですが、どうしても食べたいので頼んでしまいました。馬のレバ刺し!」
出た!法の網の目をすり抜ける奇跡のレバ刺し!今日初めて仕事したぞ、Kちぃ!でかした!
Mるくま「あとはグラボを奪って消すのみ」
ごま油と塩でいただきまーす。んあー、たまらんクニュプリ感と甘味!レバ刺しの色のこんにゃくとかわけわからんモノが出ていますが、この甘味は出ないですよね!
Fさん「こんにゃくをdisってるけど群馬名物でしょ?」
いや、嫌いではないですが‥でも98%くらい水なんですよ?なんだアレ。
Kちぃ「とにかくレバ刺し最高だってー!」
シメはなんと馬肉炊き込みご飯と馬汁!しかもご飯は結構な盛り盛り。
Fさん「飲み放題つき5000円なのに満腹コースでしたね!」
正直なところ驚きました。質・量・値段の三拍子!ぜひ東京に進出していただきたいところ。
Mるくま「群馬じゃなくていいんだ」
望んだところで絶対に来ないですから・・
Wさん「すっかり満腹したところで、2次会ですね!」
おお、飲む気満々ですね!頼もしい!行きましょう行きましょう(その後記憶なし)。
蹄・名古屋新栄本店 愛知県名古屋市中区東桜2-22-24サンライズビル1F