「ブルーインパルスを見に行きましょーぜ」
おお、絵師のKきゃわさん。いいですね。どこで飛ぶんですか?
Kきゃわ「岐阜の基地で航空祭ってのがあって、そこで飛ぶとか。名古屋のAじが写真撮るって燃えてるから、前日名古屋で飲みましょうか」
名古屋のAじさん、そんな趣味があったのか…では私も名古屋付近の知人をあたってみましょう。うん、二人釣れた。では出発〜。
東名高速をププーと進みます。静岡が長い‥ので、おなかがすいてきました。
Kきゃわ「俺もですな。サービスエリアでも寄りますか」
ここは静岡市ですよね‥ちょっと当たりをつけておいた寿司屋さんがあるので寄ってみましょう。清水ICでいったん降りて、やってきたのは「八千代 寿し鐡」さん。
Kきゃわ「なんかお高そうな見た目ですが」
お手頃な価格で地魚寿司のセットがあるとのことでしたが、本当にお手頃なのか心配になりますね‥
親方おすすめ「おまかせ握り寿司」7000円‥これはちょっとランチとしては強敵ですね。
Kきゃわ「俺は夜でもアカんですわ」
ああ、これこれ。「駿河のにぎり」2200円税別で朝どり鮮魚十貫!
Kきゃわ「おお、それはお手頃っぽいですな ( ͡° ͜ʖ ͡°)」
よし決まった。入店、入店〜。
カウンター席に案内してもらって、メニューを開きます。アジとマグロのたたき丼って静岡っぽくていいわね。千円だし。
Kきゃわ「マグロとアジが静岡っぽいんすか」
包丁人味平の荒磯の板場編は焼津が舞台で、マグロの大海荒造りとアジの荒磯焼きが出てきたような。
Kきゃわ「じゃあソレにします?」
でもマグロを爆破して解体したり、魚の数焼き勝負でアジをバーナーで炙って生焼けだったり‥そそられるかと言うとちょっと‥
Kきゃわ「どんな料理マンガだ」
やはりこれ、焼津小川港直送駿河のにぎりですかね。
Kきゃわ「同じお値段のうれしいにぎりは‥なるほど、タマゴやイカ・エビに巻物という、よく見るメンバーの大盛りバージョンなのですな」
やはり地魚が嬉しいものです。駿河のにぎりを2つお願いしましょう。
ほどなくして出てきたものは‥ふっはー!これはうまそう!
Kきゃわ「これはもう見てヒンナ!きゃっふーーー!!」
どれが何かな?と思ったら、本日のネタ一覧があった。これは便利。なにが便利って、ブログ書くときラクだ。寿司とか焼き鳥ってどれが何か写真だけでは思い出せない‥
Kきゃわ「さすが焼津直送、アジとマグロはいらっしゃいますな ( ͡° ͜ʖ ͡°)」
まあ爆破したマグロではないでしょう‥やあ、生しらすが非常に駿河湾でうれしい。
Kきゃわ「サバラバーの俺は〆さばに歓喜」
寿司はやっぱりこのようにビシっと形が決まったものがいいですね‥!分厚いネタとかバカでかいシャリとかはどうも苦手で‥
Kきゃわ「真四角のシャリに反り返った焼肉が乗った肉寿司なんかもありましたぜ」
そんなのは寿司を名乗るなっ!がむっ、がむっ!
やはり白身からいくもんですかね。方々に石鯛‥ふわぁ、石鯛うめぇ〜!ぷりぷりできゅこきゅこだ!
Kきゃわ「おいひぃ〜!けど、ワサビききますな。涙が出るレベルじゃ」
お店のすぐ近くにワサビ屋さんがあったから、そこから仕入れているのですかね?ワサビ好きとしては嬉しいし、そこもまた静岡っぽい!
Kきゃわ「そうか〜、しぞーか尽くしじゃ!」
Kきゃわ「炙り寿司はうまいに決まってますが、太刀魚とカマスを炙るなんて反則ですわ〜。たまらんですわ〜」
わはは、ここでバーナー炙りが出てきたか。荒磯焼きでは失敗だったけど、寿司ならバーナーばんざい!皮と身の間の脂が大変なことになります。うんめえ、うめえしか言葉が出ない。
Kきゃわ「涙も出ます。わさび」
寿司の王者マグロ様と、駿河湾の貴公子生しらす!紅白でおめでたい見た目なうえに、しらすは新鮮この上なし、マグロもトロではないけど素晴らしくおいしい。このくらいの赤身がいいわね。
こちらは駿河湾の覇者、金目鯛!映画タンポポのように、最初にお箸でナデナデしてから「あとでね」と言っておいたのです。
Kきゃわ「俺は〆さばにちょいちょい目を向けながら食べています」
では醤油をつけて、トーン、トンと醤油を切って‥ぱくり。
Kきゃわ「いったーー!!」
なんだよこれ、もー!!金目鯛さま、愛しています‥
Kきゃわ「〆さばも締まりすぎず脂ノリノリでヒンナ〜!!」
なめこ・豆腐・三つ葉の味噌汁で盛り上がった心を鎮めましょう。お寿司屋さんの汁物はまことにウマい。たまらん。心が鎮まらん。
Kきゃわ「ちょっとちょっと、このオマケっぽいデザート、食べてみてくださいな」
こんな小さな杯で、オマケでしょ?なんて食べてみたら‥ははは、笑っちゃうくらいうまい。シロップ入りのフルーツなんだけど、やけにうまい。なにこれ、シロップがうまいのか?
Kきゃわ「なんか杏仁豆腐みたいなのも入って、それがまたきゃほーいなお味ですな」
なんだっけこれ、パンナコッタ?とにかく大きい器で欲しいくらいウマい。私が味皇だったら口からビームを出していたところです。
汁物もですが、これまた美味しいのがお寿司屋さんのお茶。
Kきゃわ「しかも茶どころしぞーかですからなー。ふあー、たっぷり濃いのに苦くない。おかわり欲しいわ〜」
もらいましょうもらいましょう。駿河湾の幸満載の握りにワサビ、お茶!カウンターの上に静岡がまるまる乗っかってきましたな!
Kきゃわ「静岡って寿司専用県だったんですな!」
まったくだ!‥けど、帰りのランチはもう一つの静岡名物に行くよ。
Kきゃわ「‥アレですか。きゃほーい!」
ま、それはまだ先のお話‥とりあえずオヤツを食べに次いきましょう。
八千代 寿し鐡 静岡県静岡市葵区八千代町63-4