リビングレジェンドゲーム作家O尚さん、アイロンビーズ九段のNンさんたちと来てしまった静岡、続きです。
は〜い、さわやかの次の目的地はこちらで〜す。
Nン「ここはどこ?どこ〜?」
ラブライブ!の聖地、沼津です。ひもの屋さんとラブライブ!ポスターばっかりでしょう?
Nン「オーヤマさんってラブライバーだった?」
アズレンの指揮官ですがラブライバーではありません。というわけで、町中にあるポスターや等身大パネル等はスルーして港に向かいます。
O尚「ミナトといえば?」
私はX1ユーザーだったのでサザナミです。
はい、沼津港に到着!土日は海鮮丼やかき揚げ丼を求める人で溢れる有名店も見えておりますが、さすがに平日の15時となると誰もいませんね。
O尚「雨だしね‥」
とりあえず車を置きましょうか。わかりやすい場所にあるぬまづみなと駐車場にしました。最初の1時間200円、以降1時間100円と良心的です。無料駐車場も少しだけあるらしいです。
(撮影:Nン)
Nン「すっごいかっこいい通りがある〜。ほらほら」
うわ〜い、これはいい!ブレードランナーとか廃墟とか昭和とか色々な方向に刺さりそう!
しっかりと撮影大会を行いたいところですが、本日の目的地はこちら「沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム」さんです。雨なので外観は撮れなかった。
O尚「深海魚専門の水族館なんだ!」
そう‥だと思うのですが、実は私も初めてなのでよくわかりません。シーラカンスの氷漬けがあるというウワサは聞いております。
O尚「シーラカンスの本物は見たことないね」
そうでしょうとも。あとみんな大好きグソクムシさんもいるらしいですよ!1400円を払って入場しましょう。
最初からいきなりのインパクトはエクレアナマコ!エクレアに似ているからって、そんなカンタンでいいのか。
へー、ナマコって英語でいうとシーキューカンバーなんですね。海のキュウリ。つまりこの方、英語名はエクレアシーキューカンバーって…もう甘いのかしょっぱいのか青臭いのかわからないよっ!
O尚「実際の味は渋くて苦いんだって」
非常に珍しいって書いてあるのに食べちゃったんですね‥たぶん日本人だな。
Nン「でもほら見て見て、本物はかわいい〜。エクレア。エクレア」
ホントだ。エクレアがチラっとこっちを見ている。おもしろかわいい〜。
O尚「食べたい〜って続くんでしょ?渋いのに」
はい‥ナマコである以上、内臓は美味しいかもしれませんよ。
Nン「ニモ、ニモ〜」
水族館の鉄板、クマノミさんもいますね。イソギンチャクの毒棘をものともしない彼ら、はたして‥
O尚「お味はどうなんだろうね」
気になりますよね〜。小さいから丸ごと揚げるのがいいですかね、メヒカリみたいに。いや、色を活かすなら酢でシメて握りに…?
やあ、有名なハリセンボンだ〜。説明を見ると‥あれれ?
Nン「ハリさんびゃくごじゅっぽん〜」
今までずっと騙されていた!君にはガッカリさせられたよっ!針350本飲ませるぞっ!
ふおっ、飛び出す水槽だ!3D的な迫真力で巨体を誇示するのは駿河湾の女王、タカアシガニさんじゃないですか〜。
O尚「女王なの?」
ミソも脚肉もサラッとしてキレのいい…なんとなくクールビューティーな味じゃないですか?
O尚「そう‥だったかなぁ」
(撮影:Nン)
かっこええ〜。巨大生物だ〜。タイタンだ〜。でもおいしい。すごくおいしい。
O尚「でもほら、このガッシンガッシンな動きはもう完全にちちびんたリカだね!」
さすがに腰は振らないのでSFC版ですかね。むう、これがゲーム脳というやつか…
あっ、みんな大好きグソクムシですよ!
Nン「わ〜い、すごく見たかった!」
あらビックリ、ホントに好きだったのですね。
Nン「脚がもしゃもしゃ動くところかわいい。ホンモノ見たかったんです〜」
グソクムシさんはダンゴムシの仲間なんですよね〜。つまりダンゴムシも清浄な餌を与えれば案外ウマいのかもしれん。
O尚「まるでグソクムシは食べたことあって、しかもウマかったみたいな‥」
薄めのエビ味というかシャコみたいな味でおいしゅうございましたよ。ただ殻はやっぱり硬いので、丸揚げでない調理法で食べてみたいです。ラーメン出汁とか。
Nン「グソクムシはおーやまさんのゴハン。メモメモ」
ほうほう、ヒカリキンメダイですか。暗室に入ると発光魚の群れ‥?金の魚群みたいなものかな?アツいじゃないか。
ああ、こういう発光だったか!う〜ん、確かにすごい!‥けど、写真にするとすごさが1ミリも伝わらないじゃないの。
目の下に発光器官を持つサカナだそうです。これはミモノですよ!
その他もたくさんの展示がありましたが、多すぎるのでここで2階に行きましょう。こちらはメイン展示であるシーラカンスミュージアムとなっています。
なかなかいい面構えのシーラカンスじゃないですか。
はぇ〜、シーラカンスが発見されたのって1938年なんですね。恐竜と一緒に絶滅したと思っていたサカナがそんな最近に見つかったんじゃ、そりゃ大騒ぎにもなるなあ。
そしていよいよシーラカンスさん‥と思ったら、ヤマトトックリウオグモって誰だよ!しかもこのグロいオブジェ、何?
O尚「このウミグモ、心臓も生殖器もなにもかも脚の先についてるんだって〜」
あっ、じゃあこのマネキンの足に突っ込まれた臓器はそれを表しているのですね?なるほど〜。
するとこちらのヘンテコな貝の水槽にミョウガが飾ってあるのも深い訳があるにちがいない。
O尚「え〜と‥名前がミョウガガイ」
なぬっ‥?いきなり浅いっ、浅いっ!
あっ、ついにキタキタ、オオグソクムシ!
Nン「わ〜い、できれば研究してアイロンビーズで作りたいのです、です」
そういえば立体イセエビという大傑作を生み出されていましたね。では本物、ドン!
Nン「すごいすご〜い!めっちゃめちゃ泳ぎまくってる!パンジーの看板蹴り倒してる!」
すんげぇ〜!オオグソクムシってちっちゃい時はこんなに動くの?それとも実はフツウノグソクムシ?とにかくグソクがこんなに動くの初めて見た!
Nン「あっ、こっちは私の知ってるオオグソクさん。わ〜、裏面の勉強になる〜」
いや〜、裏面どころじゃありませんよ。
グルグル〜と回って全方位から見放題!人によってはグロ画像かコレ。
Nン「そんなことはない〜。オオグソクさん、やっぱりかわいい〜」
O尚「こっちに標本じゃない大きいのいるよ〜」
Nン「ホントだ〜。でもオトナはほとんど動かないんですね〜」
数年食べなくても生きているそうですから、動くのは最低限に抑えているのでしょうね。しかしこのビジュアルは‥
O尚「いや〜‥ダライアスすぎるよね!」
ちちびんたもいるし、深海魚水族館は横スクシューティングの天国なんでしょーか?
ついでにこんなSFCライクな色彩のサカナ骨格も展示されています。館長、ゲーム脳だろ‥
O尚「ダライアスといえば‥ここってシーラカンスミュージアムだよね?」
そういえばそうでした。ダライアス=シーラカンス!主賓はどちらに‥?
い、いた〜!デデンといた〜!超弩級ダライアスだった〜〜!!
O尚「キングフォスルそのまんま!そりゃそうなんだけど!」
Nン「すごいすご〜い、凍ってる〜!」
これはすごいですよ〜。まるっと凍った大型のシーラカンスさんお二人が並んで、後ろから前から上から下から、R-360見放題!
つまり、真正面からシーラカンスさんのお口まで見ることができちゃうんですよ〜。ダライアスで言えば主機目線!VR!
Nン「わ〜、モーランの口だ〜」
弱点だ〜!剣モードで突撃〜!(スラアク使い)
出口間際には深海のレアキャラ、ラブカさんの模型が‥あれ?この既視感はなんじゃろ。
O尚「ラブカといったらアレだよ!知らないの?」
いや、すんげ〜見たことはあるんですよ‥なんだったかな〜。
考えながらミュージアムショップに入ったと同時に答えがあった!そうか、蒲田くんの元ネタか!
O尚「そっくりすぎじゃない〜。もっと早く気づかないと」
全くです。面目ない。
ここのショップがまたワナで‥欲しいものしかないっ!
O尚「アンモナイトの化石が超安いっ!買うよ!」
この出口前で控えているメンダコさんのぬいぐるみ兼クッションの破壊力もすごいです‥もっちもち感がもう、「おうちにつれてって〜」と聞こえる。
O尚「You!連れてっちゃいなよ!」
いやいや、こんなの連れ帰ったら布団から出られそうにないんで…
とかなんとか言って、シーラカンスタオルとシーラカンス茶こしをお持ち帰り〜。いや〜、シーラカンスとグソクムシ、最高!いつか並べて食したいのでした。
沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム 静岡県沼津市千本港町83番地