こってり焼きそばで満足ランチ・・のはずだけど、メニューが多すぎてこれは夜に来るべきだったぞスーパー中華! 京華閣(豊島区・池袋駅西口)

朝に池袋で映画を見て、昼は新宿で映画を見ようというよくわからん予定の日です。まず池袋の鑑賞終了。

時刻は11時・・新宿に移動する前に早めのお昼を済ませてしまいますか。池袋でこの時間から開いているお店といえばやはりアレですか、北口のフシンな中華街ですかね。

24時間営業とか朝粥とかやっているお店が数軒ありますからね〜、テキトーに歩けば・・おっ、このお店は11時の開店ほやほや。「京華閣」さんですか。生ビール¥199に惹かれたワケではありませんが、こちらに入ってみましょう。

地下への階段を降りて入店したら、店員さんたちがまかないを食べていたぞ。大陸的でいいじゃないか。

店員さんもテレビの楽曲もオール中国ですね。池袋北口の中華純度はやはりすごい。ちなみに後から入ってきたお客さんも純度100パーセントでした。

女性店員さんが炒飯らしきものを食べる手を止めてメニューを持ってきてくれました。お食事中になんかすみません。

この週替り定食というのがランチメニューにあたるのかな。650〜780円という町中華的お値段が池袋駅のすぐ近くにいることを忘れさせます。

とりあえずこちらから五目焼きそばをお願いするとしましょう。理由は・・なんでしょう、なんとなく米の気分じゃなかった。

オーダーは通ったけど、調理担当の方たちは絶賛もぐもぐタイム中。経典のようなボリュームのレギュラーメニューを読み解いて待つとしましょうか。

おぉっと、まさかの狗肉料理だ!ワンしゃぶ5600円か〜、高級食材ですね。しかし池袋で堂々と出しているのはすごい・・どこから仕入れているのだろ。

もちろん狗肉だけでなく、羊肉のクミン炒めなんて大好物から牛アキレスの炒めみたいな珍しいものまで肉ならなんでもある。牛のペニスやら何かのサナギもあったような。

四川と東北が多いような気もしますが、いかんせんページ数が多すぎてわからん。300種類以上の料理があるようです。

サカナ料理にもすごいのがある。男塾の油風呂も顔負けなアツアツ風呂につかった虚無な鯉さん・・実物を見たいけど、量的にも辛さ的にも一人で制覇は無理でしょう。なんだこの店、数人で夜に来た方が圧倒的に楽しそうじゃないか。

食事を終えた店員さんが厨房に入って、カンカンと鍋を振る音が聞こえた…と思ったらあっという間に出てきたぞ、五目焼きそば

結構なボリュームでサイドも多いご立派なランチじゃないですか。

サラダはレタスにごまドレッシングとシンプル極まりないですが、やはり生野菜があるとうれしい。

焼きそばにスープがついてくるなんて、まるで北海道の弁当のようだ。ふんわりたまごの分こっちの方がエラい?

五目焼きそばというのでなんとなくあんかけかな〜と思っていましたが、まさしく焼いたそばのスタイルで出てきました。

中華屋さんの焼きそばはかた焼きそばだったりなぜかソース焼きそばだったり、ギャンブル要素があって面白いですね。

もやしにニンジン、キクラゲにピーマン。小エビや小イカはシーフードミックスかな。五目以上は間違いないですが少々コストカットが…と思いつつすすってビックリ。なんだこれ、やたらとおいしい。

とんでもなくオイリーなんですが、その油が麺や具の全てを包みこんでなめらかな食感とすごい旨味を出しています。材料なんか関係なし、鍋振りのウデマエだけでこんなにウマいものができちゃうのか!

おいしいけどやはり油だからコッテリ感がすごい。水が欲しい・・と思ったらお冷やがジョッキ来ていたぞ。お店側も織り込み済みらしい。

焦げたキャベツならぬホンモノのキクラゲなんて入っておいしゅうございますよ。

麺もシャッキリですごいなあ、中華ってホントに油と火を自在に操るんだなあ。

唇がテラテラになるほど油をいただいた後は杏仁豆腐でサッパリ。量はたっぷり味は濃厚、まるで軽食ではないすごい焼きそばでした。

満足なんだけど、やはり夜に来る店だな・・東横インも近いしこれは再訪確定。

京華閣 東京都豊島区池袋1-1-4 プリモビル B1F

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