情報の少ないお寿司屋さんシリーズ?おいなりさんのお店と思っていたら、上品で繊細な握り寿司にビックリだ! ますでん(太田市高林東町)

深谷であんかけ焼きそばでも食べようかな〜とグンマとサイタマをつなぐ国道407号線を走ります。ププー。

高林交差点で信号待ち、ふと横を見たらのれんが出ているお店がある。あれ、あそこは寿司屋さんだったよな。今は11時になったところ・・この時間から開けている寿司屋は珍しい。ちょっと入ってみようかしら。

片側二車線の右側だったので右折左折を繰り返し、5分後に到着。「鮨 ますでん」さんです。お隣がいなり寿司と寿司ドライブスルーで有名(?)な増田屋さんなので、きっと関係があるのでしょう。駐車場も同じだったし。

10人は座れそうな長い「く」の字のカウンターにお座敷もありそうな、なかなかに広い店内。先客はナシ、大将の目の前に陣取りましょうか。

ランチメニューはにぎり8貫700円より、海鮮丼も880円で12貫は1200円‥つまり1つ100円と大変お手頃です。サラダに茶碗蒸しがつく寿司桶膳なんてのもある。

夜というかグランドメニューはこれか。右下のマグロとゆばと大和芋の丼なんて軽そうで昼向きだなと思ったけど、やっぱり寿司屋に来たら握ってある方がいいな。にぎりの菊(特上)を願いま〜す。

おっと、お願いしてからおまかせ10貫2500円の存在に気がついたけどまあいいか。

単品にぎりも明朗会計。サーモンがえらく安いな。中とろと同金額という赤貝も気になる存在だ。

店名も勇ましいお茶をいただいていると熟年の二名さまが入店。「隣のおいなりさん買えるのかしら?」なんて聞いている。

頼めば寿司を食べている間に持ってきてもらえるそうです。「個」でなく「本」で数える十数センチの長いおいなりさん。妻沼の聖天さま近辺の名物です。

聖天さまは縁結びに霊験あらたかというから行ってみようか‥なんて考えていたらお寿司が出てきた。にぎりの菊、特上の名に恥じぬ美事な姿!お皿も好みである。

エビカニ甲殻軍団の華やかさよ。こちらのお寿司は細長くて箸で食べやすいタイプ。しっかりまとまっているけど食べるとサラリとほぐれる、いわゆるナイスな握り加減です。

ヒラメ(だったかな)にキンメと高級魚の舞い踊り。キンメの寿司って好きすぎなんです。皮をもって貴しとなす。

いくらにウニという濃厚軍艦に口直しのタマゴ、いやー、盛り合わせって楽しいなあ。

吸い物付きとあったが、なんと油揚げたっぷりお味噌汁でした。こいつは僥倖、うまいうまい、やはり味噌汁は油揚げよな!ナメコでも同じこと言うけどな!

センターの飾り切りはなんじゃこりゃ、貝?生ダコ?イカ?食べた感じからきっとイカ。見た目と食感と虫の用心の3つを兼ねているのでしょう。素敵な仕事だ。

両サイドのトロはもちろん超抜!小ぶりで繊細、小腹がすいた時にもってこい、ランチ握り寿司とはかくあるべきかな。勝手に「いなりのイートイン」と思い込んでいて、今まで入らなかったのは損だった!巻き物も気になるから次回はまぐろづくしかな?

ますでん 群馬県太田市高林東町1806

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