ありそうであまり見ない骨付きカルビ、太田市の老舗がおいしいところをたっぷりと出してくれますよ〜 やしろう苑(太田市・太田駅)

「今夜はやしろう苑に行こう」

おや、焼肉といえば「ひこり」さんに行きたがる母が珍しい。

母「生ビール一杯サービスのハガキもらったんだよ」

なるほど〜。たしかにあのお店は折に触れてサービス付きのハガキをくれますよね。行くにしてもランチばかりで夜はご無沙汰だし、行きましょう行きましょう。

太田市で焼肉といえばの老舗である「やしろう苑」さん。子供の頃は外でニクを食べると言えばこちら、もしくはすぐ近くのステーキ宮でした。

道路を挟んでチラリと見えるのはハンバーグにドバドバとチーズをかけるので有名になってきているお店ですね。腹ペコ時には通り抜け不可能、ニクのバミューダトライアングルとなりつつある恐ろしいエリアです。

入口になんか貼ってある。

「平日のランチが美味しくて量が多い」「カルビラーメンがおいしい」「土日のランチは玉子がついていなくて残念」

自作のクチコミまとめか。そうそう、土日は玉子つかないのよね、マイナス意見まで載せるとは公明正大な。

夕方の開店直後に来たためか、ロースターが2台もある広大なテーブル席に案内していただきました。そうだ、タッチパネル式の注文でしたね。まずは何をおいても骨付カルビ

あとはテキトーにポン、ポポンと。母はサービスの生ビールで、ぼくは・・やはり日本酒だな。

冷酒は一種類のみで銘柄は・・やしろう苑?なんだそれ!正体はここ太田市にある山崎酒造さんのお酒でした。「太平記の里」なんてお酒を出しています。

条件反射的に注文したキムチ盛り合わせがデラうまい。あれ、こんなにおいしかった?こなれた酸っぱ臭いキムチが好きなんですが、真逆のシャッキリ爽やか極まる浅漬けキムチ。辛さ控えめで香り高いので唐辛子が良いのかしら。思わずお土産用も買ってしまいました。

焼肉に来るとまずはタンを頼んでしまいます。すぐ焼けるし、レモン効果もあって焼肉としては軽いし、前菜がわりにノドを開くにはもってこいです。

そしてやしろう苑さんが誇る超弩級の巨砲、骨付カルビ!本当に輪切りになったアバラがくっついています。肉は骨に近いほどウマいわけで、つまりまさしく一番おいしいところ!やったぜ!

大ぶりのブツ切りにがんばってかぶりつくもよし、タッチパネルに「肉切りハサミ ¥0」もありますので2・3切れに切るのもよし。お好きなように。

サンチュを頼んだらまさかの株ごとでワッサーッと来た。メニューの写真とは違う、コメダばりの逆詐欺である。キムチとかサンチュとか、なんかパワーアップした?老舗が向上を続けたら「逃げて差す」で、つまり誰も追いつけないじゃないの。

何枚あるかもわからんサンチュを消費するには、焼いて焼いて焼きまくるしかない。じゅじゅ〜。

骨付カルビの骨部分をアチチとつまんでだな、周りの肉を歯でこそげとる!髄にちょっとトロリとした所があれば吸う!この捕食者たる快感・・心よ原始に戻れ!

母「こんなおいしかったっけ。骨付はおかわりしよう」

そうしましょう。数量限定という上ハラミもお願いしましょう。

うわ〜い、間違いなく「上」な上ハラミが来たぞ!ハラミ大好き〜!

サンチュに味噌とキムチとハラミをのせて・・うまいとおいしいを包んで食べれば幸せしかないのさ〜〜。ヤキニク酒は楽しいねえ。

ハラミはホルモンか肉か難しいところなので、いかにもホルモンなテッチャンも頼みましょう。こりゃまた脂たっぷり、ロースターに火柱が立つ見事なテッチャン。

ようやくサンチュの終わりが見えてきたところでシメといきましょうか。

母はミニ盛岡冷麺を選びました。ぼくが冷麺って美味しいものだと認識したのはこのお店です。原体験の冷麺です。コレにしようかなと思ったけれど

サンチュのおかげで肉が進みすぎまして、麺は無理だーッ!ミニカルビスープに逃げたところ、これがまた絶品!そうだよね、ランチのカルビラーメンセットやカルビクッパセットがウマいのは、ベースとなるこのスープがあってこそだもんね。

そしてまたサービス券をもらってしまった!ゆで太郎ばりのクーポン輪廻にハマってまた来てみたら

骨パワーがさらにアップしてんじゃないのよ!最高かよやしろう苑!何度でも来るぞ!

やしろう苑 群馬県太田市下浜田町1087-21

ランチもおいしいですよ

コメントをお待ちしています。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。