長いことお世話になったフェアレディZもさすがに遠乗りが不安な感じになってきまして、乗り換えを決意。MT車であることは必須、そしてやっぱり後部座席が欲しい。
というわけでスイフトスポーツを購入しました。全メーカーが納期遅れ真っ盛りの今どき、運良く2ヶ月弱で届いたのはありがたい。
さっそく乗り回したいけど、あいにくと納車日はGWスタート日。高速はちょっと厳しいわね。とりあえず近場で昼メシを食べて、カー用品店で撥水コート剤でも買う試乗プチドライブくらいにしておきましょうか。
鴨つけそば・肉汁うどんの両面待ち作戦で館林方面に向かいます。いや〜、トルクフルで楽チンだね〜。
・・おや、色の褪せっぷりがイカした看板があるじゃないか。「レストラン ミコノス」さん。なるほど、褪せる前はエーゲ海ブルーだったわけですね。
建物もなんとなくリゾートチックなような、そうでもないような。
今は11時ちょっと過ぎ、まさに開店したタイミングですかね。確かここは洋食屋さんだったはず・・よし、そばうどんの心をスパゲッティーあたりに修正、いきますかーっ!
店内は結構広く、テーブルは10卓以上あるでしょうか。センターに漫画の棚があって喫茶店みたいな雰囲気もある。先客ナシ、2人用のテーブルをいただきましょう。
ワードアートが踊るランチメニューを見てビックリ、日替わりランチ500円ですよ。あ、ロールパンつきのマカロニグラタンなんていいな。太字の鉄板焼きスパゲッティーもいきなり名古屋風で面白いぞ。
ああっ、スパゲッティーミートボールがある!きのこの山って・・きのこがてんこ盛りなのか山菜も入るのか。クリームスパゲッティーグラタンなんて罪深そうなモノも。
オムライスならぬオムレットライスというのがいいですね。コスモポリタン風ピラフなんて謎めいて気になる。
ビーフカレーやカツカレーよりチキンカレーの方が高いという価格設定も不思議で、見どころ満載のメニューだな。
実は随分と前に来たことがありまして、その時に食べたハンバーグカレーソースがすごくおいしかったのです。ふあふあハンバーグにやわらかい雰囲気のカレーソースがかかっていてね。
よし、ここはひとつカレーの本丸を攻めてみるか。カツカレーよりもお高いチキンカレーっ、願いま〜す。
やたらと大きいお冷やが来たけど、もしかしてカレーが激辛であるシグナルなのかしら。なんだか不安になってきた。
後から入ってきたお客さんが生姜焼きの肉2枚追加でとか言っている。へ〜、そういうのもあるんだ。
10分ちょいすぎくらいで出てきたチキンカレーは・・なんということでしょう、この上もなく・・カレーっ!!まさしくカレーライスなグッドルッキング!もう少し黄色ければライスカレーまで名乗れる勢いです。
まずはスープをひとすすり、スズ・・
ワハハ、味噌汁だったよ。カップに入っているからだまされた。さすがレストラン、味噌汁もキレのあるウマさです。
ではチキンカレーにとりかかりましょう。もうもうと立ちのぼる湯気、ものすごい香ばしさ。よく見るとチキンたっぷりだね。この辺にお値段の秘密があるのかしら。
ミスター味っ子のチキンカレー勝負よろしく、トリとルーからいただいてみましょうか・・
すごくうまい・・いや違うな。ドカンとうまいんじゃなくて、何口食べてもずっとうまさが続くヤツだ。スパイスとかそういった次元ではない、とにかくベースのチキンと野菜の滋味に満ち満ちたデリシャスカレーっ!!チキンの処理も完璧で、旨味を出しつつ食感もむっちり、たまりません。
玉ねぎとチキンとご飯をひと口のもとにいただけば桃源郷。うまさが続くのではなく、食べるごとに加速しているかもしれない。週3くらいで食べても全く飽きない自信がある。
真っ赤な福神漬けに氷入りお冷やって・・もしかしてコレ、辛さ控えめの味平カレーでは?作中ではビーフカレーっぽい描き方だったけど、後に出たレシピではチキンベースだったもんな。それじゃ飽きるわけないよね、マンガではみなさん毎日のように食べていたんだから。
丁寧な味をざっくりした盛り付けとフランクな接客で提供、なんて好みのお店だ。これは他のメニューも制覇せざるを得ないっ!次はクリームスパゲッティーグラタンかポテトチーズグラタンあたりを・・と言いつつ、まずはカレー全種制覇を目指しましょうか。
レストラン ミコノス 群馬県館林市大谷町1061-2