【夕食編】温泉旅館では珍しい?夕食はなんと伊勢海老うどんすき!元酒蔵だけに地酒もいっぱいあるよ 湯の蔵 つるや(真庭市湯原温泉)

はんざきさん(オオサンショウウオ)だらけの湯原温泉「湯の蔵 つるや」さん。客室露天風呂でこれでもかと茹だった後は夕食です。

お食事処は階段を降りてすぐの2階。テーブルと椅子式なので楽チンだな。

卓上には前菜やお造りといった冷菜がすでにセットされています。

そしてこちらは元酒蔵、食前酒も当然のように地酒。本日は作州 武蔵ですって。試飲にもあったからイチオシなんだな。

日本酒メニューは何ページあるんだろう。ごく一部しか撮影しなかったけど、20種類近くあったんじゃないだろうか。

結局飲みくらべで気に入った武蔵のひやおろしばかり頼んだ気がするけど、肝心の武蔵のページを撮り忘れているじゃないか。

ホタルイカ沖漬け・サンマ幽庵・柿バター・手長エビ・とうもろこし真丈といった、いかにも酒好きが舌なめずりしそうな肴たち。地酒をたくさん飲ませようという陰謀を感じます。

タコのみぞれ和えが非常にすっきりさっぱりで、酒に甘くなった舌を洗ってくれることこの上なし。

お造りはイカとサーモン。サーモンの刺身ってすごく久しぶりだけどおいしいもんですねえ。

そしてカセットコンロや鍋が運び込まれ、主賓の伊勢海老さんが登場!本日は「伊勢海老うどんすきコース」でお願いしました。

和牛や日本酒蒸しのコースもありましたが、旅館でうどんすきって目新しい気がししませんか?しかも伊勢海老の出汁って、食べなきゃウソでしょう。

あまりにも豪快に伊勢海老を投入します。ワンパンマンでこんな鍋あったね。

そしてザクがこんなにたくさん‥うどんすきというより「伊勢海老ちゃんこのシメがうどん」なワケですね?白菜もたくさんあるから本当にワンパンマンの鍋だな。

鍋が煮える間に出たのは伊勢海老サラダ!おい、何匹出るんだ!

伊勢海老の身をゆで卵とマヨネーズであえた、食べごたえありすぎタルタルソースとでも言うのでしょうか。お酒もいいけど白ワインが欲しくなるねえ。

半身のサラダに続き、もう半身が鬼殻焼きで出た!海シリーズでいえば5ばかり連チャン、サメをかわし続けているじゃないか。

なめらかこの上ない茶碗蒸しまで。これは汁物としてカウントできる、飲む茶碗蒸しだ。

さて、伊勢海老さんが良い色に染まってきましたよ。

ネギや白菜がエビさんの出汁を吸いに吸って、サイタマのように「うめぇ〜」と打ち震えるしかできない。特に豆腐、一生飲めるツマミだ。

旨味を出してもまだウマいのがエビの偉いところ。焼きよりこっちの方が好きかも。

そして後半、ようやくうどんすきモードだ!エビの旨味を満身にため込んだうどんはムッチリもちもち、気持ちよく噛みしめるほどにエビ味がにじみ出る。うどんがとんでもないツマミになるとは。

大ぶり伊勢海老を一人二匹、そして鍋とうどんをいただいてはさすがに満腹で、締めのご飯と汁はパスしてもらいました。

でも甘いものは入るでしょ?と仲居さんがおっしゃるので、ババロア。冷たくスッキリして間違いなく別腹です。うまいうまい。

大変満足いたしました。ごちそうさま。膨らんだお腹をさすりながら部屋に戻れば檜風呂が待っている‥どういう天国でしょうか。うん、やっぱり温泉旅館はいいぞ。

湯の蔵 つるや  岡山県真庭市湯原温泉144

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