鰹たたきと鰹レアカツのミックス丼に葉にんにくの香りを乗せて。トドメは鰹だし茶漬けだと? 才谷梅太郎(中央区・三ノ宮駅)

「美容と健康のため神戸のハーブ園をお散歩しよう」となりまして、またまた神戸へ。三人の予定でしたが、一人が足の痛みにより散歩はあきらめ、夕食だけ参加となりました。

ハーブ園は新神戸駅前ですが、ちょうどお昼時だし三宮でランチを食べてから向かうとしましょう。なんでも三宮センタープラザに友人オススメのお店があるとか。

そのお店は三宮センタープラザ地下、どこを向いてもそそられる魅惑のレストラン街にあります「才谷梅太郎」さん。坂本龍馬の変名ということは、土佐料理のお店ですかね。

券売機に貼ってあるメニューを見ると、鰹たたき丼のお店ですか。なるほど土佐だ。

友人「レアカツが美味しいから。カツだけの丼いっちゃお」

鰹のレアカツとはなんて面白そうな。どうしようかな、初めてなので鰹たたきとカツの両方が楽しめるたたきカツミックス丼をポチ〜。

席はカウンター十数席と四人がけテーブルが一つ。お店に着いた時は満席だったけど回転は早いようで、食券を買っていたらちょうど二席空きができました。

これはお茶‥ではなく、鰹だしスープです。カウンター横のスープジャーからセルフでいただきます。

ふい〜沁みる‥良いおだしですね。グイグイ飲めてしまう美味しさですが、半分くらい残しておくのが正解なんですって。

10分くらいでたたきカツミックス丼の登場です。はえ〜、鰹たたきは大好物だけどレアカツは思いつかなかったな。なんてうまそうなんだ。

たたきサイドは甘い醤油とゴマ風味なのね。脂のりよりも赤身の鮮烈なうまさが際立つさっぱり鰹。炙り部分も香ばしく、ワシワシとかきこんでしまいそうになるけどちょっと待て。宴はまだ始まったばかりなのだ。

レアカツサイドはこりゃまた美しいなあ。ところで味は?こっちも甘い醤油なのかな。

なんとソース土佐ぬたというものをかけて食すのだそうです。ここは栗田ゆう子理論で両方試さねばウソでしょう。

ご飯にのった鰹カツをソースで食べる‥なんかバチあたりなようで、いやこりゃ異次元のうまさだよ。油で揚げることで鰹が肉のような力強さになるのかな。

鰹といえばメシより酒のイメージだったけど、衣とソースの力でググっと白メシ寄りになるんだね。

そしてなんといってもチートなのが土佐ぬた!葉にんにくの酢味噌あえ!

葉にんにくの香りがたまらんところに、カツの下に玉ねぎまで控えているじゃないか。薬味が増えるほどうまくなる鰹、うまさインフレ発動だ!

もちろん葉にんにくだからたたきとの相性もバッチリで、こいつは箸が止まらんじゃないか。恐ろしいぜ土佐ぬた、持ち帰りもあったから買えばよかった‥

あれれ、海苔の下に温泉卵まであるの?衣をまとった鰹に黄身のコクとまろやかさまで加わってしまっては手の施しようがない。ああ、改めて写真を見るとまた食べたくなるじゃないか。

うまいうますぎるとガツガツ食べてしまうわけですが、ここでまたググッとガマンの子、たたきとカツを一切れずつと少量のご飯を残します。

なぜなら最初の鰹だしでお茶漬けにするからだ〜!新世紀ひつまぶしでうまさインフレは極まり、ただでさえ好物だった鰹がさらに大好きになってしまったのでした。鰹の腹身フライ丼なんて凶悪なメニューもあったから食べないと(義務感)。

茶碗サイズではなく本当に丼なので腹持ちも相当なものです。ハーブ園で景色を見たりハーブ説明会に参加したり、ゆっくり腹ごなしをするといたしましょう。

いいねハーブ園、神戸とは思えぬ別天地‥いや〜魂も身体も浄化されたようだ。ロープウェイ乗り場はちょっと(すごく)混みますが、そこ以外は素晴らしい所ですよ。

才谷梅太郎 兵庫県神戸市中央区三宮町1-9-1 センタープラザ B1F

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