鶏の丸焼きシーズン終了。今年ラスト軽井沢で高原そのものモーニング 旧軽井沢Cafe 涼の音(佐久郡軽井沢町)

10月となりました。今年ラストの軽井沢丸焼きを買いに行きますかーッ!

まずは軽井沢発地市庭で野菜を買って‥今回は混雑度そこそこ、案外早めに会計できたぞ。おかげで旧軽銀座に着いたのは9時40分。鶏の丸焼きは10時すぎでお願いしたので、受け取る前にブランチを済ませてしまいましょう。

旧軽銀座一本南のショーレーンをテクテク歩きます。

ショーレーンの隣はロストボールレーンって呼ばれているのですね。有名なテニスコートからボールが転がってくるからみたい。

そのテニスコートを過ぎて、森へと続く狭い道を行けば到着。「旧軽井沢Cafe 涼の音」さんです。ここ2回連続ほど混んでいて入れなかったけど、今日はどうだろ。

「満席なのでお名前を書いてお待ちください。いや〜、開店と同時に入った方々がね、みなさんゆっくりしていらしてね」

おお、並んでいる人かと思ったら店員さんでしたか。確かに素敵なカフェですからね、一度座ったら落ち着いちゃうのはわかる。

初秋の軽井沢らしい、まさしく涼の音な雰囲気。少々待たせてもらうとしましょう。小雨あがりなのでベンチには座れないけど。

切り株にヒマワリの種なんて置いてあるけど、リスかなんか来るのかな‥あっ、鳥だ!アレはヤマガラかな?結構な頻度で飛んできては種をつまんで行きます。なんとイメージ通りな軽井沢の風景だろう。

待つこと10数分、ようやく声がかかりました。10組限定フレンチトーストは一回転目で完売。まあそうだろうね。

モーニングメニューから選びましょう。やや、ちょっとお値段が上がりましたね。まあいいや、Aセット人参のポタージュをアイスコーヒーで願いま〜す。

This is 高原モーニングと言わんとせんければなりませんでしょう。

星新一が描く未来の家で「ボタンを押せば味の良い朝食が」なんてシーンが出てきますが、それってこんなのじゃないか?などと思ってしまうほど理想的な朝食プレート。

一体何が違うのかわからない、でも間違いなく別物と言えるほどうまい野菜たち。

軽井沢発地市庭で買ったレタスやキャベツもとんでもなくうまいので、もう大地とか空気とかその辺から違うということなのでしょう。

カボチャの間違いではないかと疑われるほど濃厚な甘味の人参ポタージュ。おマチばっちゃんもビックリだ。

この日は忙しかったからか、バターやジャムがついてこなかったパン。でもいいんです。フカフカなロールパンを人参ポタージュにつければ幸せだし、

プッチんぷりぷりウィンナーをおかずに食べるミニ食パンだってたまらないんだから。

フルーツをつまみつつ飲むアイスコーヒーも、高原の風とダブルパンチの清涼そのもの。

相変わらず素晴らしいモーニングと雰囲気ですが、同行者が母なのでゆっくりおしゃべりする必要はありません。食べ終わったらすぐお支払いをして席を空けるのだ。

これで今年の鳥勝さんも終わりか〜。来年のGWまで軽井沢に行くこともない‥

母「まだまだ大丈夫だよ。発地市庭で野菜買って沢村でパン買ってツルヤで色々買えばいいんだよ」

あ、そうなんですか?たしかにそうか、紅葉の時期をすぎて寒くなれば涼の音さんも空いてくるからパンケーキにもあるつけるかも。アリかもしれませんね。

旧軽井沢Cafe 涼の音 長野県北佐久郡軽井沢町旧軽井沢972 室生犀星記念館前