太田の老舗中華で回鍋肉麺!ライスを召喚してセルフ回鍋肉丼となるのは必然でした 幸蘭(太田市内ヶ島町)

前橋にツルヤができてから月に1回か2回は行ってしまいます。有名なオリジナルブランド商品が素晴らしいのはもちろん、野菜の値段と質も安定していてありがたいのだ。

朝イチに入店して地元に戻るのが11時すぎくらいなので、そこから再始動するとちょうどお昼の時間となるのもいいところ。今回は夕食に魚を買ったからな、昼は‥なんだろう、中華あたり?

中華となったらココに限る。太田市が誇る中華料理店の名店「幸蘭」さん!開店直後に到着したつもりが、すでに駐車場には車が数台。昼過ぎから人が入るお店なのに珍しいな。

一番手前のテーブルが空いていたので座らせていただきましょう。先客は2テーブルに渡る団体さんで、ビールだなんだと作戦会議をしている様子。立て込む前に注文を済ませる逃げの一手に限る。

幸いにして、珍しく注文は決まっています。ホントはメニューも見なくていいの。前回食べた回鍋肉定食があまりにおいしかったので、

その回鍋肉をそのまま汁そばにのっけちゃいました系であろう回鍋肉麺!もちろんライスも忘れまいぞ。

店員の李紅蘭さんが持ってきてくれる茉莉花茶がしみじみうまい。おかわりもマメに聞いてくれます。

おおむね10分で登場、回鍋肉麺とライス!ふははは、高級中華のお店とは思えぬわんぱくルッキング!お皿にのると上品で美しい回鍋肉、麺にのっかるとこんなにワイルドになってしまうのか。そしてライス、君が寄り添えばどうあっても体育会セットだ。

良い照りだなあ。パッと見はワイルドでもベテラン厨師のウデマエはにじみ出てしまうのね。下ごしらえの丁寧さと鍋の技がひと味違います。

まずはスープを‥おお、中華汁そばと回鍋肉の醤が上下見事に分かれている。本当に「炒めてのっけちゃえ」麺なんだな。

丸くて澄んだ鶏の旨味のあふれる汁と、甜麺と豆板の甘辛醤が融合したレンゲの中は‥これは間違いなく麺なりメシなりが必要だ。とんでもないオカズ力を誇る魔のスープだ。

トロみあるスープがまとわりつく麺!見てはいないけど、きっと平ザルによる完璧な湯切り!だって麺が生きているし、スープと醬の旨味が1ミリもボケることなく楽しめるもの。

スープに浸されて一際輝きを増すキャベツと豚肉。この極上の味わいによる馬力‥アレだ、アレはどこだ!

はっ!こんな所に白雪の野が!

ラーメンライス道応用編、のっけちゃえ麺の具をライスに移植の術!

テラテラ輝く豚肉とほおばるライスのうめえこと。中華の湯と回鍋肉のタレ両方に浸った麺で食べるライスのうめえこと。その全てをほおばって、ゴクーンと汁で飲みくだす‥ふは〜、気持ちいい〜!

上品な本格中華のお店でこんなワイルドな楽しみ方ができるとは‥なんという懐の深さだろう。やっぱり夜に数人で来て、たくさんのお皿をテーブルでクルクル回しながら食べたいお店だな〜。グンマに友だちいないけど。

幸蘭 群馬県太田市内ケ島町463-5

前回の回鍋肉定食

五目そば

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