京都は暑い！ので、冷たいにしんそばを食べよう　だる満（京都市・東山駅）

インディーズゲームの祭典BitSummitがあるということで、レンタカーを借りて７人でゾロゾロと京都にやってまいりました。メンバーはこちらの記事の最初の方を見てください。

Zさん「もう２時だよ！すごく腹へったから死ぬよ！去年食べたそばめしがうまかったからあそこにしよう」

お好み焼き屋さんでしたっけ？確かにおいしかったし、会場から近いからそうしますか。あれ、のれんが出ていない・・・

Zさん「・・・２時までて書いてあるよ！今２時４分だよ！ぴったりに閉まってるとかドイツ人みたいだよ！」

あ、そしたらこのすぐ近くにBitSummitのスペシャルバーガーを出している店があるそうなので、そこにしましょう。

Zさん「サミットバーガーセット！いいね。でもお店小さいけど７人も入れるかな？」

O尚さん「聞いてみればわかるよ。すいませーん・・・うん、入れないって」

あらら、どうしましょうかね。確か「そばとおばんざいの店」というのが近くにありましたけど、入れるかしら。

こちらの立派な建物です。

Zさん「ここって去年並んでて入れなかった店じゃん！」

そうでしたねえ。ここもダメなら近くのチーズカレーの店とか喫茶店に分割して入るしかないですね。

Ｚさん「５月なのに３０度超えてるから！早くどこか入らないと死ぬから！」

前回は外まで人があふれていましたが、今日はそうでもなさそうですよ。メニュー看板もちゃんとあるし。おばんざいっていいですね。最近京都に来ることが多いのですが、初めて京都らしいものに出会えそう。

Zさん「７人大丈夫かな？すいませーん・・・白いご飯が終了しちゃったから丼ものはできないけど入れるって」

・・白いご飯がないということは「おばんざいはおかずなのでご飯もろとも存在しない」ということですね。つまりソバだけですか・・・うん、ソバ大好きだし別に困らないです。

O尚さん「この際入れればご飯でなくてもいいよ」

おお、さすが仏門に帰依せしアバタール！お寺といったらソバですもんね。

O尚さん「リアル和尚なわけじゃないから！特に京都にいると本気で間違えられるから！」

それは間違えない方が無理な相談では・・（この方は剃髪に和服です）

モタモタしていると肝心のBitSummitの時間が短くなるし、なんかうまそうな雰囲気はただよっていますし、ここにしましょう。えーと、店名は・・・うん、読めない。むむ・・・だる満・・かな？だるまかだるまんか知りませんが、とにかく「だる満」さんに入店です。あとで調べたら「だるまん」さんでした。

おや、にしんそばがあるのか。これは京都っぽいからこれにしようかなー。

Zさん「びっくり大海老の天丼があるよ！すごい！」

問題はご飯がないことですね。

Zさん「あっ、そうか！」

Zさん「そばメニューはこっちか。えーと、びっくり特大海老天ざるそば・・２５００円！うわっ、びっくりした！」

おお、品名に偽りなしですね！どうしようかな。関西だからきつねそば・・いや、やはりにしんそば・・・

ながーーーーーいごぼう天ぷらがあるのか。あったかい揚げ餅そばにこの天ぷらを放り込んだらウマいに決まっている！と思いましたが、やっぱりちょっと暑いよね・・・

Zさん「冷房きいてるけどやっぱり熱いソバは食べたくないよね！どうしようかな」

Pさん「ざるそばください」

開発界の綾野剛と言われるPさん、見た目の通り少食ですね。なんてかわえ〜男子だ。

Nさん「ぜひショタ時代にお会いしたかった・・！」

おかしな人のおかしな感想は聞かなかったことにして、ソバがすごくうまそうですね！ざるでも海苔がないのが私からすると好印象。

この辺りで窓の外でなんか暴れている二人がいると思ったら、知人である神戸と奈良のゲーム開発者が入店待ちとなっているようです。さすがBitSummit、京都の街に開発者がゾロゾロと集結しています。

Tさん「僕のソバも来ましたよ」

あら、さすがボクっ子JK開発者のTさん、見た目からかわえ〜ものを頼みますね。おいしそう！いかがですか？

Tさん「うん、おいしい！うわー、でも梅が酸っぱい！すごく梅だ！こんなに梅なの？」

何を頼んだのですか？

Tさん「むし鶏の梅肉あんかけそば」

それは梅です、はい。

そしてやってきました、我らがにしんそば！冷やしは初めて見た！

Zさん「俺も頼んじゃったけど、にしんそばって初めて。ウマいのこれ？」

高校の修学旅行が京都でしたが、にしんそばが美味かったことと、べらぼうに酔っ払って新京極のゲーセンに行った記憶しかない・・わざわざ覚えているくらいだから相当うまかったのでは？

Zさん「メシ、酒、ゲーセン！高校の時から何も変わってないじゃん！」

そうですねえ、大人になるのって難しい！

でも実はにしんそば元祖の松葉さんの棒ニシンとか、たまに取り寄せたりしております。にしんそば大好き。

まずは軽くおろしを絡めてソバをズズっといきましょう。ズズー・・・うん、手打ち感はありませんが、その分ツルルっとすすりこめるので暑い時期に嬉しいソバですね。しっかり茹でてから冷水でしめた感じの食感も素敵。

しかもニシン棒煮の甘い煮汁がそばつゆに溶け込んで、冷たいのにちゃんとにしんそばっぽい旨味になっている！なんだ、冷やしニシンはありじゃないか。

肝心のニシンもさすがおばんざいの店、甘辛だけどベタつかない甘さ。これがはんなりというやつか。こりゃうめーや。

Zさん「にしんそばってうまいね！これは京都だ！」

甘辛なので味変用の七味などがあると嬉しいところですが、こちらは黒七味で有名な原了郭さんの七味と山椒が標準装備でうれしい。

ではニシンをクルっと巻いてソバをすすりこみましょう！ズルルー！うわーい、これこそ出会いのもの！

Zさん「そばめしも良かったけどにしんそばもいいよ！来年はどっちにしようか」

なぬっ、来年も決定なの？

みんながソバをズルズルすすっていますが・・なぜHさんだけ「だる満氷」、つまりかき氷のみの注文なのですか？いや、美味しそうではありますけど。

Hさん「１時間ほど前に車内で柿の葉寿司を食べてしまって・・・みなさんにも食べるか聞いたのに、なぜか誰も欲しがらないから」

Zさん「なぜかじゃないよ！賞味期限が昨日までって言ってたじゃん！そんな寿司誰も食べないよ！」

Hさん「柿の葉に包まれてるから二年くらいもつと思った(^q^)」

柿の葉寿司は鮒鮨ではありません・・・とりあえず京都一発目の食事はおいしかった！ごちそうさま！

 

だる満　京都市左京区岡崎最勝寺町８−４