横浜は野毛で肉祭り(前回参照)を行いまして、肉満腹。いい店でしたね!横浜のゲーム開発者Zさん。
Zさん「うん!自分で予約しながらなんだけど、よかったね!けど食べるのに夢中でちょっと飲み足りない。次行くYO!」
あら、メガハイボールまでいったのにさすがですね。Zさんの相棒Oさんは?
Oさん「実はちょっと覗いてみたい店が近くに・・・」
なんとなんと。私も満腹だけど、もうちょっとアルコールが欲しいなーと思っていたところ。行きましょう行きましょう。
Nさん「私も残ってもいいし、立ち去ってもいい」
じゃあ残ってください。
HさんKさんは帰りましたので、おっさん4人で夜の野毛をフラフラすることになりました。Oさんが覗いてみたい店ってどこでしょう。はっ、もしかして!
野毛ということは、さてはあそこですね。例の珍獣屋で、とうとう深淵なるUPRPとGKBRの世界に・・・
Zさん「そこは忘れて!そもそもUPRPってなんだよ!」
UーPーRーPー。うふふ、好きなくせに・・・
Zさん「やめてよ!」
Oさん「Gは絶対食べたくないので違います。たしかもう着くはずですが」
Oさん「ああ、着きました。ここです」
「焼鳥 末広」さんですか。なかなかデキそうな看板ですね。
Zさん「ちょっと待って!ここって野毛というか横浜で一番有名な焼鳥屋でしょ?たしかすごい行列店!」
Oさん「そう。だから行列だったらやめようと思ったけど」
けど・・・?おや、行列なんてありませんよ。
Zさん「あれれ、本当だ!そんなことあるの?」
Nさん「もう看板なんですかね?ちょっと店の人に聞いてきましょう」
・・・・・・・
Nさん「ちょうど4人分空いているので、すぐ入れるそうです」
Oさん「えっ?そんなことあるんだ!」
連れてきた人が驚いていますが、まあいいや。あわてて入りましょう!
本当にすんなりテーブルをゲット。こんなタイミングもあるんだなあ。
Zさん「日頃の行いだね。俺とか俺とかのね」
Nさん「ソウデスネー。スゴーイ。では飲み物を頼みましょう」
Zさん「たぬきってナニ?」
Oさん「たぬき型のトックリに入った熱燗だったと思います」
Zさん「熱燗かー。夏だしなー。あとは瓶ビールと・・」
なかなかシンプルなドリンクメニューですね。でも瓶ビールは3種類もあって、ちゃんと小瓶があるのも渋い。焼酎は麦の「神の河」のみですか。では麦ロックで!
Zさん「じゃあ麦の水割り!」
うひょー、かんぱーい。1日に何度やっても楽しい!
Zさん「カンパイ最高だよね!だから俺、0次会とか大好き!」
お通しはキャベツ。これはお通しというか、焼鳥の口直し用なのでしょう。
そう、ここはたぶん焼鳥専門店なので頼みましょう!・・・メニューを見ると、どうやら冷やしトマト以外はオール焼き物!たぶんでなく、まさしく専門店でした。
Oさん「くずさずにお召し上がりくださいと書いてあります。実際に串から外してシェアしようとすると、無事に店を出ることはできないそうです。4人なので4本ずつ頼めば大丈夫でしょう」
やあ、以前にそんな論争がありましたね。私は宴会でも空気を読まずに1本そのまま食べてしまう派です。ご心配なく。ノーシェアー!
Zさん「ネギ間とかたぶんサイズを合わせて刺してあるんだから、外す意味がわからないよね!」
まずは「かわ」と言いたいところですが、大人気部位ですのでもちろん売り切れ。では「すなぎも」から。
Zさん「メッチャメチャうまそうじゃん!なにこれ!」
Oさん「前に来て、1本200円くらいなのにこの質でこのボリュームなんで、もう1回来たかったわけで」
すごい!プリっじゃなくてゴリっ、ブリっと歯を押し返してきますよ!稀勢の里の左おっつけのような強烈さです。
Nさん「さっき死ぬほど肉を食べたはずなのに食べてしまいますね。まあ死ぬほどと言うのも個人的な感想なので、例えば私の死にそうはどこからかと言いますと…」
と言っているうちに「ぎんなん」が来ました。
Nさん「ぎんなんの串焼きに出会った。君は追加注文してもいいし、無視してもいい」
どうやらそこそこ好物らしいですね。
Zさん「ぎんなんって不思議なウマさだよね!別にウマくもないけどウマい!」
よくわからん味だけど、ぎんなんご飯とか最高です。なぜか酒もすすむので、麦ロックおかわりー。
「ししとう」も来た!串揚げでも串焼きでも大活躍のししとう!逆に言うと、串がない世界ではあまり見ないな。ああ、天ぷらがあるか。こんなにウマいのだから、もっと活躍の場を与えればいいのに。
Zさん「たまにバカみたいに辛いのあるけど、俺の串にはなかった!うまいよ!」
細いのとかしなびているようなデキワルのヤツは激辛率が高い…と農協の人が言っていましたが、こちらは形も大きさもビシっと決まっているので大丈夫なのでしょう。
お次は「なんこつ」ですが、白い三角のアレが来るかと思ったら違った!
Zさん「ほぼ肉!しかも軟骨まわりの肉!もしかして肉で一番ウマい所じゃないの!?」
試しにかじってみましょう。軟骨がゴリっ!間の肉がクニュっ!と来て、肉の旨味が溢れ出る!なんだこれ!歯ごたえの面白さも味も最高だろ!!
Nさん「なんこつ串に出会った。君は追加注文してもいいし、おかわりしてもいい」
・・・ものすごく気に入ったみたいですね!
そして「手羽先」ですが、これはもう見た目からアレですね。降参。ジューシーという言葉はこの手羽先のために生まれた。
Zさん「ここの鶏肉って若鶏じゃないよね?どれも大きいし、味が濃い!」
いわゆる若鶏をJKとすると、三十路の熟女カテゴリに片足入った頃合いですかね。味わいが深すぎます。
Nさん「熟女とはどこから熟女なのか?個人的には年齢でないと思われます。最近熟女モノと思って非合法なPornを見ても、私の観点からはとても熟女と思えない若い女性が・・」
はい、そこまで。とにかくある程度育った鶏を、内臓は新鮮そのもので、肉は最高にウマいタイミングを選んで焼いているのかなーと勝手に想像しました。
紛れこむことに成功した行列店、さすがに安くてウマかった!これを並ばずに食べることができるとは。さすがOさん、無口だけど日頃の行いがいいのですね。
Oさん「そうでしょうとも」
Zさん「俺じゃなかったのか」
1次会、2次会ともに文句なし!やっぱり野毛はすごいですね!すると次回はやはり‥あそこ?
Zさん「UPRPじゃないと思うよ!」
野毛 末広 神奈川県横浜市中区野毛町2−76