「ビットサミット、行くよ!」
あら、誰かと思えば横浜のアプリ開発者ざぼさま。毎年恒例となりつつある、京都に車で行くアレですか。ではメンバーを募りましょう〜。
集まったのはざぼさま、ゲームとプログラムと古いPCが大好きな外神さん、とある同人ゲーム開発の首魁きっきゃわさん。デザフェスと丸かぶりだからこんなもんかな。
ざぼ「酔っ払ってbranchさんも誘ったよ!」
5人‥大きいレンタカーはキャンセルしてウチの車で行くか…
ちっちゃめな車に5人詰まって一路、京都へ!(画:きっきゃわ)
現地で狩猟とドット絵をこよなく愛する燻丸くんをパーティーに加えて、会場であるみやこめっせに向かいましょう。
昼飯を食べてから会場入りしたら、これでもかという大盛況。えーと、80〜90くらいのブースがあるそうですが。
ざぼさま「今3時でしょ〜?5時までだから‥なんだよっ、たった2時間じゃほとんど回れないじゃないかよっ!誰だよ、そばめしを食わなきゃビットサミットじゃないなんて言ったヤツは!」
あなたです。
ざぼさま「そうだっけ。いや、2000円のチケットで2日間入れない今回のシステムが悪い!」
そこは確かに…前回までは2日オッケーでしたもんね。まあ大手のブースはスルーして、インディーゲームにまっすぐ行きましょう。
とりあえず開発遅れの詫びTシャツをもらうというクエストがあるので、スカシウマラボさんに向かいましょう。デザイナーのハフハフ・オデーンさんの奥様謹製という落ち武者の首が出迎えてくれます。オデーンさん、詫びTください。頼まれた分も合わせて2枚。
オデーン「そりゃあげるけどさ、シャツだけ取りに来たの?ゲームもやっていってよ!」
燻丸「あ、やらせてもらっていいですか?」
というわけで「サムライ地獄・九天魔城の謎」をやってみましょう。
4人同時プレイが可能ということですが、とりあえず燻丸くんとその場にいた他のお客さん2名、計3人のプレイを見せてもらいます。なぜ私がやらないかというと、写真が撮れん。
燻丸「守友でいきます」
燻丸なんて名前だから霧丸がいいと思ったけど、まあいいか。
すごい、ローディングなうな画面もしっかりと書き込まれている!
オデーン「試遊で見えてしまう部分だけはしっかり作ったから!」
たしかターン制で順番にキャラを動かしてすすめていくんですよね。あれ、お店がある!ここって九天魔城の中じゃないの‥?いや、ブランディッシュとかザナドゥも思いっきりダンジョンの中に店があったし、いいのか。
オデーン「そこも含めて九天魔城の謎だから!謎は多いほどいい!」
なまくら刀を鉄鉱石と妖怪の目玉で強化できるのですね。なんてことだ、いつの間にやら錬金要素まで!
オデーン「実はハクスラだから!アイテム収集と強化はないとね!」
ターン制マルチプレイハクスラ‥だと‥!?
ざぼさま「なんだってーー!?」
外神「それはどエラいことに‥」
ハクスラという単語に食いつくのは、やはりおっさん世代!!
なんて言っている間にゲームはサクサクすすんでいきます。ターン制なのにすごくテンポがいい。これはすごい。ソードワールドSFCとは隔世の感。
燻丸「ボスっぽいキャラが来ましたよ!」
土俵に化粧回しをつけたカエル‥よくわからんが強そうだ。燻丸くん、ここでスキルを使ってもらえる?かっこいいカットインが出たところを撮影しないと。
燻丸「一閃!!」
うわー守友かっこいい!…と思ったら、ダメだ。ブレブレだ。
「じゃあ玄鉄の必殺技いきまーす」
おお、知らない方。ありがとうございます。
まあ勇ましい!ドシーンと広範囲に重い攻撃!玄鉄ってばめちゃめちゃ強くない?
オデーン「でも移動が遅いんだよ!わかりやすい設定でしょう?」
幻の第一作でもたま〜に出る一発でボスを叩き潰していましたね。
燻丸「カエル倒しました!」
ふー、見ているだけで面白かった!これはいける!早く出してください。
オデーン「うーん、進捗は18%…」
…あれ、まだそんな?2018年リリースって言っちゃっていたような。ダメだったらサムライらしくハラキリですか?
オデーン「2019年に出します」
無事リリースになった暁にはスマホとPC両方対応らしいので、両方買ってしまうことをおすすめします。
もらったTシャツはこちらになりますが、なんだよ!焚火囲いって!少しもお馴染みじゃないよっ!誰が着るんだっ、こんなシャツ!
オデーン「でもホラ、もう着てる人いますよ」
あっ、ぽこぽん丸くん…現地で着替えたのか…強い。
プログラマーのtakokaさんに挨拶するの忘れたけど、まあいいや。
お次はNEKOUPさんの「Ukiyo Wave」です。なんかものすごいという評判を聞いていたので、ぜひ見たかった作品。
波で有名なアレと赤くて有名なソレを合わせた背景に諸肌脱いだちょんまげガイ…!ビジュアルからも、ただごとでないことが伝わる…のか?
燻丸「やってみます!」
うん、アクションゲームっぽいから頼むよ。まともにプレイできるアクション的なゲームはキングオブモンスターズとトリトーンだけだ‥
燻丸「左右にスライドして波乗りして、でっかい波にバーンと当たるとジャンプするみたいです!うわー、波の動きがすごい!」
なんでしょうコレ、浮世絵チックな波がどっぱんどっぱん、ウネウネ動きまくるんですけど…!静止画では1ミリも伝わらないのが歯がゆい!
アッ、アーーーッ!北斎漫画!!R18案件!!スゲーなこれ!ビジュアルインパクトだけで1ヶ月はプレイし続けそう。
燻丸「なんとなくコツは掴んだんで、ハードモードいきます!」
ハードモードは麗しい赤富士でなく、真っ暗な空。そしてこわーい‥こちらは海坊主?海座頭?ついでに海賊か落ち武者かよくわからん連中まで。
燻丸「ウネウネ動いて怖くて難しい!コレはスゴいゲームですね」
事前に見たみなさんのほぼ全てが「スゴい」という語彙力200%の感想を述べていましたが、結論は‥スゴい。聞かなかったけど、たぶんスマホでのリリースでしょう。
お次はGame or Dieさんの「Samurai JET」です。メイン開発者のOHASHIさん、お久しぶりですね。
OHASHI「ぜひプレイしていってください!」
「Missileman」という超高速神シューティングを出した方ですので、期待値はすでにレッドゾーン!…と言いたいところですが、アクションやシューティング能力ゼロのわたくし、ここも燻丸くんに試遊してもらいましょう。
燻丸「いいんですか?」
へい。私はデジゲー博で軽く試遊させていただきましたので、バリバリやっちゃってください。
たったか走って、ジャンプして斬る!ジェットが切れたら地面で休む!あとは斬る、斬る、斬る!といった爽快アクション。OHASHIさんのゲームはスピード感と爽快感がエラいことになっております…が、右下の「R2ボタン・どーん」ってなんだろ。
OHASHI「やってみればわかりますよ!」
まあいいや。プレイ開始、開始〜。美しい夕日をバックに影絵っぽいキャラがズバズバ斬りまくる!うわーい、見ているだけでスカッとするぜー!
飛んで上空の敵も斬る!斬る!おや、斬るたびに下段中央の乾電池ゲージが貯まっていきますね。
OHASHI「あ、いっぱいになった。R2をドーンと!」
燻丸「ドーン!!」
うおっ!!ガッツも裸足で逃げるとんでもね〜刀が出た〜!!
OHASHI「BitSummitに合わせて実装しました!二週間前でしたね。ギリギリ」
な、なんと‥!これはアクションゲームダメダメマンでも買う価値がありすぎる爽快さですね!ちなみにプラットフォームは?
OHASHI「とりあえずPC、そして実はSwitchでも‥」
なななな、なんだってー!?簡単に買えるようになった今、Switchの前で全裸待機ですね!
つづく