自称フリーランスのゲームを作る人(たぶんプー)であるKヨさんに無理やり連れ出された岐阜です。いやー、モネの池最高じゃないの。いいよね、岐阜。海ないけど。
Kヨ「そうじゃろ?感謝していいよ。そしておなかすいたよ」
では帰りながらメシ屋っぽいところに寄って行きましょう‥はいいけど、鮎かソバの看板しか見なかったわね。
Kヨ「鮎!鮎!近江鮎!」
ここは岐阜なのに、なぜ近江鮎…まあいいや。すぐに「鮎」の文字を見つけたので入りましょう。ちょっと狭い砂利道なので、スポーツカーでない方で来ていてよかった。
砂利道を抜けると、そこは美しい河原だった。
Kヨ「めっちゃモネ…じゃないけど、こりゃー綺麗な池だね!」
だから河原だと。
Kヨ「池も川も同じじゃろ。海じゃないんだから」
そうかなあ。
美しい景色もいいですが、ご飯を食べに来たのでした。お店はこちら。その名も「鮎や」さんです。
Kヨ「そのままやね」
よほど鮎に自信があるのでしょう。
Kヨ「鮎!大福!茶!早く入ろう〜」
大福はないと思うけど…
入る前に本日のメニューをチェックしておきましょう。鮎の骨カリカリ揚げ・鮎の甘露煮・鮎ぞうすいの鮎や定食が980円、塩焼きをプラスすると1660円。
Kヨ「塩焼きは食べないといかんね!」
異議なし!入店、入店〜。
入口であじさいコースと日替り定食どちらにするか聞かれます。コースなら川床席、定食ならテーブル席らしい。
Kヨ「コースの唐揚げ食べたいけど、それでオーヤマ氏が飲まないのは無理ゲーだよな〜」
ホントそうだよ。よりによって鮎のお店に車で来てしまうとはね…二人とも塩焼付き日替り定食にしておこう。
テーブル席に案内してもらって一息。ドーンと置かれた麦茶をいただきましょう。いやー、群馬もあちーけど岐阜もすごい!
Kヨ「京都も暑かったよ」
京都から岐阜、そして次は群馬に行くのでしたか。なんで暑さで有名な所をハシゴしているんだ、この人。
Kヨ「鮎に自信ありー!焼きに自信ありー!ヒーメヒメ!ヒメ!」
ヒメ!じゃないよっ!山道だったからって弱ペダソングを歌うのはよせ。
Kヨ「クライマーズ・ハイじゃ!」
「は〜い、お待たせ〜」
いい感じにフランクな店員さんが持ってきてくれたのは、鮎の塩焼き‥ふおぉ!なんだこのナイスビジュアル!ヒレの大きさとスマートな体型が天然感強め!焼き色もまさに完璧です。これが「鮎と焼きに自信あり」の結晶かっ!
Kヨ「あーゆあゆ!あゆ!あゆ!」
鮎好きズ・ハイか。それは許す。
お次にメインのお盆が運ばれてきて、日替り定食プラス塩焼き、完成!200%山の幸じゃないですかーやだー。
鮎の骨カリカリ揚げが切れてしまったらしく、かわりにやってきたのは大根。
これがウマウマな出汁がたっぷり染み込んで、思わずアレを飲みたくなる美味しさでした。
Kヨ「飲んではならんぞ」
漬物等の付け合わせも手抜きゼロ!最高じゃないか〜とつぶやきながら、定食のメインである甘露煮にかぶりきましょう。
ふわー、頭までホロッホロに煮込まれているじゃないの!そして甘さも醤油も控えめ、ちゃんと鮎の風味が保たれている!
実は鮎を甘露煮にするとかバカなの?とか思っていましたが、うん、これなら良い。
でもなんだーかんだー言いつつも、鮎の華はそう、塩焼き!
串から外して頭からガッブーといきましょう。骨抜き?知らん。
ビジュアルは超天然でしたが、香りはそれほど強烈ではない。放流の鮎か、この辺の鮎の香りが控えめなのかは知りません。でもウマいのは間違いない。
Kヨ「めちゃめちゃウマいな!」
その通り!とりあえず焼き加減が完璧だし、肝は完全に残っているし、新鮮な鮎をしっかり焼いた証拠に頭が食べやすい。
結論はそう、アレを呼びます。
Kヨ「そればっかりだな!飲んではならんぞ」
心の中でエア飲酒をして、シメはなんと鮎雑炊!
Kヨ「いいね!雑炊!やっぱコメだよね〜」
少しゆるめの雑炊には、焼き鮎のカケラとこんにゃくが入っています。そしてたっぷりの出汁が全力で鮎!これはウマい。飲んだ後もいいけど、朝飯に食べたいな、これ‥
Kヨ「うまかったー!で、これから群馬だな!美味しい晩ごはん頼むよ!」
‥あ、そうか。また5時間以上かけて今度は帰るのか…どうしてこうなった。
鮎や 岐阜県関市洞戸阿部1522-3