行く者全てが写真家になりきってしまう奇跡の美術館! 汝の植田力を見せるがいい‥! 植田正治写真美術館(西伯郡伯耆町)

ミニバンと軽自動車に分乗して8人で来た鳥取、続きです。

大山まきばみるくの里さんでこれでもかと乳製品を摂取して、お次はどちらでしょう?今回の幹事っぽいO川さん。

O川「次は私がぜひ行きたかったところです。ここから車で10分くらいですよ!」

あっという間に着いたのは「植田正治写真美術館」さん。まあ、O川さんは写真が趣味でしたか。

O川「いや、なんか鳥取に行ったら砂丘とここには行っとけと聞いたんで」

砂丘クラスの名所ですか!それは楽しみだ。

うわー、かっこいい!建物そのものがアーティスティックですね!

O川「こちらの植田正治先生は完全演出による写真を撮った方で‥」

なんすかそれ。

O川「レンズを向ける以上、自然な撮影なんかありえない。じゃあ最初からカメラマンの思惑通りの演出を施そうじゃないの、という‥」

うむ、よくわからんからとりあえず作品を見てみましょう‥なにこれ、めっちゃめちゃ素敵じゃないの。素人が見てもすごい!

Kきゃわ「砂丘で傘を差してるシリーズとか最高っすな!Tシャツがあったら1秒も考えず買う〜!」(なかった)

「作品は撮影禁止でしたけど、建物内で記念撮影できるスポットがあるみたいですよ」

まあ、今回ただ一人ちゃんとしたデジカメを持ってきたM崎さん。そうですね、館内から大山の絶景を撮り放題!吠えよiPhone7!

Kきゃわ「俺も撮るぞー!そう、今俺は植田イタコ。植田イズム溢れる写真を撮るんじゃ〜!」

あっ、植田先生お得意の帽子や風船を使って記念撮影できるところがあるよ!

Kきゃわ「撮るぅ〜!Aちゃさん、風船持って〜。うーん、いいよいいよー、もっと胸寄せてニッコリ」

なんだ、グラビア撮影なのか‥?でもなかなか良い写真が撮れましたね。

Kきゃわ「どうやっても逆光で撮れるんで、自動的にアーティスティックになりますな」

なるほどー、よくできている!

Aちゃ「ニッコリした意味は」

うむ、全く顔が見えないから意味なし笑顔。

O川「こっちも撮れました。どうですか?」

ふぁっ、かっこいいじゃないか!

Kきゃわ「O川さんこそ植田だったのか…?いや、勝負はこれから!」

O川「こんなのも撮れました」

ちょっと待て!自前の帽子と大山の組み合わせはズルいぞ!

Kきゃわ「ここでは勝ち目がない!外にロケに行きましょーぜ!」

そうだな、我々の実力を見せる時が来た!

Kきゃわ「やはりガラス越しでない大山を撮らないと」

Aちゃ「いいねー、いい景色だよー。笑ってー」

M崎「いいスポットですねー!カシャカシャ」

なんかみんな植田先生になりきってきた。

そしてローアングラー合戦が始まりましたよ‥何撮ってんだろ?

O川「‥い、いいんじゃないですかね‥」

Aちゃ「大山を撮ってみたよ!」

なかなか良い‥けど、真ん中の道の奥でバンザイしてるの、誰?

Aちゃ「運転手のMッサ君にテキトーなところでポーズ取ってって頼んだんだけど、どこまでも走っていっちゃった」

ふはっ、元気だなあ。いや、こんなに遠くちゃ何かわからんだろ!

Kきゃわ「ローアングルの極みはどうですかい。これこそ植田!」

やあ、M崎さんが撮影しているところですね‥なんだこれ、かっこええ!

Kきゃわ「風で髪がファっサー!まで待ち構えたんですわ。これこそ完全演出!」

うむ、これは良い出来‥!殿堂入りかな?

ちなみに私は影をいかしてこんな感じに‥

Kきゃわ「悪くないですが、アスファルトに映る影をそんなにアピールしたかったんですか?ゲットワイルドか?暗闇走り抜けるのか?」

厳しいな‥わかりましたよ、コレは失格で。

「みなさんいい写真撮れましたか?」

やあ、Mッサが走って帰ってきた。いやー、君のポーズと距離がイマイチでな‥

Mッサ「あ、僕が撮っておいた写真はこんなですけど」

Kきゃわ「えっ?何コレ。超かっこよくない?こんな場所あった?」

Mッサ「入口近くにありましたけど‥あとそうだ、こんなのも」

Mッサ「階段の影カッコよくないですか?」

Kきゃわ「ふわぁ〜」

Aちゃ「ダメだ。植田先生が乗り移ったの、コイツだ。Mッサ優勝!」

ホントに素晴らしい美術館ですので、鳥取に行く方は砂丘前お立ち寄りをおすすめします。

かならずや砂丘で写真を撮りまくるハメになります。

 

植田正治写真美術館 鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3

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