北野エリアでスイーツを楽しみまして、いつの間にやら日も落ちてまいりました。
M崎「これから飲み会ですか?」
はい。全日本シャディのサラダ館保存会会長・Oデーン氏をお招き…というか接待してもらいます。三宮駅西口にいろという連絡が来ました。
Kきゃわ「Oデーンさんだけですか。相方のtkokさんは?」
一応声はかけてみましたが、忙しい方なので‥来るかも?来ないかも?
tkok「来ました」
おお、お二方。ご無沙汰しております。
Oデーン「先週一緒に肉食べたよね!」
そうでしたっけ。さて、どこに連れていってくれるんです?おいしいものですかうまいものですか。
tkok「東京みたいな味覚砂漠と違って、神戸や大阪は美味しい店ばっかりなんで、そこは大丈夫」
Oデーン「うん、だから予約とか何もしてない。いくらでもいい店があるから、席が空いてそうなところに入ろう」
tkok「野菜料理がええ店あんのやけど、前に予約しないで行ったら門前払いで2号店もありますからって言われたねん。近いからそこのぞいてみます?」
Oデーン「あっこは2号店も予約なしじゃダメだろ!Rはどう?」
tkok「Rか、ええやん。みなさんピザで大丈夫です?」
すっかりイタリー気分なんで大歓迎です。と言っている間に着いた。駅近なんですな。
Kきゃわ「あ〜るあ〜るって言うから何かと思ったら、店名でしたか」
「R・ヴァレンティーノ」さん、略してRね。ずいぶん略したな。
Oデーン「席も空いてるらしいのでここにしましょ」
お店に入ると店員さんがみんなニコニコ「ボナセーラ」と迎えてくれます。その店員さんたち、陽気そのもののおじさんや剥製にして飾りたいようなイケメン、みなさん脳内イメージ通りのイタリア人。
M崎さん「食べる前から天国ですね」
Kきゃわ「お店の中全部が第5部だ〜。きゃふ〜」
四人がけテーブル席をくっつけてもらって、じゃあさっそく飲み物を…
Oデーン「あんたはもう勝手に好きなの頼んで」
そうですか。ではグラスを頼むのも面倒なんでボトルで。白のGaviをお願いします。
店員さん「お待たせしました。グラスはおいくつデス?」
えーと…1つ。
店員さん「1人で1本デス?Oh、ガンバッテね」
あら嬉しい、袋入りの細いパンがお通しで出てきましたよ。コリコリおいしい。個人的にはコレと某料理だけで永遠に白ワインが飲めます。
Kきゃわ「某料理が何か知ってる気がするぞ‥!」
うん、そろそろ頼む予定。ちょっと待ってね。
前菜メニューを見ると‥あったぜ!肩コリ改善!
tkok「僕はトリッパのトマト煮込みがいいです」
すばらしい、異議なし!
Oデーン「あとは前菜盛り合わせを頼んでおけばいいわね。とりあえずね」
は〜い、みなさんお待ちかね、トマトとモッツァレラ!カプレーゼが来ました〜よ。
Kきゃわ「メシッ!メッシャアーッ!」
カプレーゼ大好き。ふぁ〜、ここのもウマい!というか、ヤケにウマいな!なんだこれ、トマトか?オリーブオイルか?チーズか?はたまた全部か?
トリッパのトマト煮込み!内臓と豆の煮込みなのでソウルフード感もあり、刑事コロンボが大好きなチリコンカン風でもありと、いろいろ風情のあるメニューですね。
M崎「トリッパの下処理はもちろん完璧だし、トマト味が思い切ってておいしいですね‥!」
そして前菜盛り合わせ‥ですが、私までたどり着かなかった気がする。
Oデーン「席が遠い者は知らんよ!このハムな、うまいんだよ?」
くそ〜、でも見ただけでワインが進むグッドルッキング!
tkaok「パスタとピザも頼みましょうか。M崎さんとKきゃわさん、何がいいですか?」
M崎「どれも食べたいですけど、ペンネアラビアータとかいいですね」
Kきゃわ「あとはやっぱりカルボナーラもいきまっしょい」
店員さん「5人分に分けてお持ちしましょうか?」
tkok「ありがとうございます。ぜひそうしてください」
むう、イケメンな上に面倒なサービスまで‥素晴らしい店員さんだ。
Oデーン「ピザは‥仕方ない、あんたにも聞いてあげるよ」
おお、すみませんね。では水牛フレッシュモッツアレラとミニトマト!」
Oデーン「なんだよ、わかってるな!あとハムとキノコとブラックオリーブでも頼んでおきましょ」
というわけで、小分けされたペンネ・アラビアータソース。
これでもかという粉の凝縮感が面白いなあ、ペンネ。そういえばパスタってあまり選択肢に入ってこないなあ‥なんでだろ。ウマいのに。
Kきゃわ「カルボナーラもおいひぃ!グルテンにちょっと弱いから、この量はちょうどええですわ〜」
一種類のパスタをドーンと食べるのはアレだけど、ちょこちょこ盛りを数種出してもらえるのはすごく楽しいですね。
そしてピザが‥まあ、このフチのぷっくりぷくぷく感と美しい焦げ、これはまさしくナポリピッツァ!
M崎「ピザじゃなくてピッツァでしたね」
まことにその通り。こちらはハムときのことブラックオリーブでしたね。
Kきゃわ「ピッツァにきのこはよく似合う〜」
ボラボラボラといっぺんに食べたくなりますね〜。というわけで、ワインがなくなってしまった‥
tkok「次はオーヤマさんが頼んだピッツァですよ」
大変だ。あわてて次のワインを注文しなくては。
アゾーロ・プロセッコDOCCという大変フルーティーなワインで迎え撃つのは
水牛フレッシュモッツアレラとミニトマトのピッツァ!水牛のモッツアレラはなぜこんなに白ワインと合うのか…生地も素晴らしいモチっぷり。
tkok「料理もウマいし店の雰囲気もいいでしょう?東京にこんなお店あります?」
いや、確かに素敵なお店ですが‥私はグンマ人ですからね?東京代表としていじめないでください。
Oデーン「毎週東京で飲んでるじゃないのよ!」
まあそうなんですけど‥なにその東京への敵愾心!
tkok「無数のイベントが行われている東京、憎い‥」
tkok「パスタはあくまで前菜の一部じゃっ!とかイタリアで修行中に恋人を奪われたシェフが言っていた気がするので、メインっぽいものを頼んでみました」
これは黒板にある本日の肉料理、黒毛和牛もも肉のローストですね?な、なんてウマそうな‥
M崎「やっぱりお肉が出ると盛り上がりますね!」
肉の火加減が完璧なのはわかりますが‥
Oデーン「が、なによ?」
何よりもこのバルサミコソースがけしからんっ!こんなの‥赤ワインがなきゃダメでしょ!
すみませーん、ユウェニスくださ〜い。
Oデーン「‥ま、気に入ったようでよかった!」
おやつを食べすぎてしまって、どうなることかと思いましたが‥
Kきゃわ「思った以上に食べちゃいましたね。厨房にトニオさんとかいるのかも」
挨拶に行きたいけど、石鹸がないので厨房に行くのは控えましょうか‥とにかくOデーンさんとtkokさん、神戸を案内させれば日本一だ!明日もよろしく!神戸じゃないけど。
Kきゃわ「明日もまた何かあるんです?」
Oデーン「あるんだよ!むしろ本番だよ!めちゃくちゃにしてやるから待っとけよ!」
R Valentino(アールヴァレンティーノ) 兵庫県神戸市中央区加納町4-5-13 ヌーバスピリトビル 3F