岐阜市でモーニングを楽しみましたら、次はどうしようかな‥夜は神戸でお酒を飲むことになっていますが、それまではノープラン。岐阜から神戸に向かう間に観光やらランチとなると、やはり滋賀か京都ですかね。
京都といえば‥切ないが宇治という地名が出てくる。そうか、せめて宇治茶でも買っていこうか。
宇治といえば玉露イメージなんで、玉露で検索‥ふむふむ、宇治と決めてかかっていたけど、京田辺市に面白そうなお店がありますね。行ってみましょう。
京田辺駅前の商業施設に車を置いて、ついでになぜか売っていた「うまかっちゃん」を買ってからやってきましたのは駅のすぐ近くにあります「MAIKO茶ブティック」さん。マイコティーブティックと読むそうです。
お茶屋さん直営のカフェということで、スイーツをはじめとしたお茶を使った色々なメニューを楽しめる、らしい。
店頭に無料の水出し玉露があったりして入口からサービス満点です。
お店の中はお茶やお茶スイーツの販売コーナーとカフェが併設されています。カフェ利用の旨を伝えて空席に座りましょう。
明るい店内は清潔そのもの。いい雰囲気だなあ。
カフェといってランチは和ですね。お茶カフェだからそりゃそうか。玉露そばと玉露おにぎりセットなんて素敵なW炭水化物メニューもありますね。
ばあちゃん粥とミニパフェセット!粥とパフェ!まさかの組み合わせですがお粥好きにかけては大原社主クラスの私、すっかり店員さんを呼ぶ気になりましたが‥
この時は9月初旬でまだ泣くほど暑い日でしたので、お茶屋さんがつくるふわっふわカキ氷にも目が奪われます。
ほうじ茶カキ氷でキーンと来たところに温かいほうじ茶なんて素敵じゃありませんか。
夏限定!と言い切られるとフラフラ誘い込まれそうなアイスぜんざい。いちめんのちゃばたけ いちめんのちゃばたけと言い続けてしまいそうなお茶メニュー群、どれを頼めばいいのでしょう。
抹茶の上に濃抹茶でお絵かきできる抹茶アートなんてものもありました。腕に覚えがあればバエを目指したいところですが、サラサラ描けるのはサラリーマン山田とパーマンくらいのもんだ。ふはっ。
色々見てきましたが、各セットにミニパフェがある、つまりパフェがお店イチオシということではないか‥?そしたらミニなんて言わず、どかんとフルサイズのパフェに行ってしまいましょうか。
ほうじ茶と抹茶があるのか…ほうじ茶は好きで良く飲むし、スイーツとしては抹茶より珍しい気がするからほうじ茶パフェをお願いしましょう。
さすがお茶屋さん、自動的に温かいほうじ茶がつくのですね。ありがたや。
まずは目にも涼やかな冷たいお茶です。ふぉ、カテキンを感じない清々しい甘味…水出し玉露ですか?某アメリカ上院議員も大喜びです。
その議員さんのように「この後に何か出したら怒る」わけはございません、待っていましたほうじ茶パフェ!
茶色の世界なのに不思議と華やかに見えるのはなぜだ。
ほうじ茶をスズ…とひとすすり。浅煎りで軽やか、好みだ。ほうじ茶もコーヒーも浅煎り寄りが好きなんです。
では本丸のパフェにいきましょう。舞妓さんのような可憐さと言いたいところですが、舞妓さんは修学旅行でしか見たことない。とにかく形も色も決まっていてかわええパフェです。
上空から。栗を鹿の子とすれば小豆や白玉の花簪が華やかな割れしのぶに見えなくもない。つまりこのパフェは舞妓さん一年生か!
後ろからも1枚。真ん中のゼリーみたいなのがおいしそう。舞妓さんならぬお相撲さんの大銀杏が如きせんべい状のものはサックリ歯ざわりとほんのりの甘さで、和風ウェハースというポジションdしょう。
ではほうじ茶アイスからいただきます。
‥ちょっと信じられないくらいほうじ茶だ!え〜、アイスにしてこんなに香ばしさが練り込まれるものなんですか?おもしろ〜い。
白玉と小豆はいつ何時でも仲がよろしい高砂カップル。白玉がもっちもちでおいしい。
断層ビジュアルのセンターたるこちらは‥ほうじ茶ゼリー!
コーヒーゼリーが好きすぎる私ですが、こちらには改めてノックアウトされました。そうか、アイスよりもほうじ茶の香りはさらに出るよな!ゼリーだもんな!
ほうじ茶ゼリーと小豆が合わないはずがない‥いや、最高の組み合わせでしょう。「あんみつを食べてからお茶をひとすすり」が一口で味わえてしまいます。
アイス・ゼリー・アイス・ゼリーというところに細かく刻まれたフルーツの酸味、底にあるのはシリアルならぬ和風あられ!飽きる間もなく食べおえてしまった。そしてなかなかの量だった。お昼ごはんのかわりにもなります。
すっかり気をよくして、販売コーナーでグラム3千円のありがたい玉露を買ってしまいました。葉っぱの上に氷を数個置いて、氷が溶けたら飲む「氷出し」がウマすぎたのでまた買わねば(9割母に飲まれた)。
MAIKO茶ブティック(マイコティーブティック) 京都府京田辺市田辺中央5-1-7 滝山ビル 1F