今年も討ち入りの季節になったので、映画「決算!忠臣蔵」を見てまいりました。館内はビックリ、私が最年少かもしれない年齢層。もしかして「年末は忠臣蔵」という世の中は過ぎつつあるのか?四十七士もいるんだからBLの組み合わせは無限大だぞ?
いや〜、面白い映画でした。終わったらちょうどお昼時。何か食べてグンマに帰るとしましょう。ここは錦糸町、ウインズがあるおかげで昼から飲めてしまったり、ラーメンの激戦区だったりとランチには事欠かない街です。
そしてもう一つ、錦糸町といえばタイの食材店やマッサージ、そしてタイ料理店が多いリトルタイランド!よし、今日は一丁タイ料理ランチでいきましょう。
・・あれ、そういえば錦糸町でトップクラスに有名なラーメン屋さんって鯛ダシだったかもしれん。まさかタイリスペクト・・?なんてことはないな、うん。
映画館から徒歩5分程度にありますのが、ド直球な名前の「タイランド」さん。看板の風合いから歴史を感じさせますがそれも当然、リトルタイランド錦糸町でも最初期からある老舗中の老舗ということです。
人気店だし日曜だし、はたして空席は・・運良くありそうですね。入店だ〜。
たぶんタイ人のイケメン店員さんがお冷やを持ってきてくれました。おお、コップからもうタイ気分満載でうれしいじゃないか。
さて何を食べよう。タイランチの定番といえばガパオライス。こちらではパッガパオラートカオという難しい名前です。ビーフン焼きそばのパッタイもいいな。パックブンファイデーンにタイ香り米という黄金の組み合わせもいいじゃないか。
メニューにないおすすめメニューにはカエルのにんにく風味揚げなんてあるのか!もち米と一緒に食べてみたいわね。
タイスキもいけちゃうの?でもなあ、空芯菜もカエルもタイスキもなぁ・・・飲みたくなっちゃうんだよな。グンマに帰ったら運転なんですってば。
やはりガパオライスか、麺の種類が豊富なタイ風ラーメンあたりがいいのかしら。
あらやだ、土日祝日限定メニューでカオマンガイがあるの!?先に言ってよ!カオマンがあれば悩む必要なし、これを願いま〜す。
10分程度でやってきました、僕らの味方カオマンガイ!わ〜、ディスイズカオマンなグッドルッキングだ〜。一切の無駄を省いたウマいものの結晶体だ〜。
まずはスープをひとすすり。おお、なんと優しいチキン風味でしょう。これは鶏を蒸した時のスープじゃないのかもしかして。本体への期待がいやがうえにも高まります。
親玉のカオマンはドーム状のご飯に美しい蒸し鶏がのり、パクチーとキュウリが彩りと風味を添える王道の構えです。この鉄壁の布陣、どう攻めるか・・
まずは一口ご飯だけで偵察といきましょう。
ジャスミンライスに染み込む鶏さんの旨味がたまらん。これだ、これこそカオマンガイのカオ(ご飯)だ!
ご飯だけでガブガブいけてしまいますが、やはりソースにもご登場願いましょう。
ちょっとなめてみたら甘辛酸っぱショッパウマの全部が強めなので、支給量の半分くらいをかけてみましょう。
ドームの北半球だけにかけまわす感じで。なぜ北(上)側にしたかというと、キュウリにバッチリ合いそうだから、そっち側。
ソースをまとった鶏肉とご飯をムシャーと頬張れば・・素晴らしい、素晴らしいぞう!鶏肉の蒸し具合はしっとり完璧、皮のウマさは気絶級です。スプーンが止まらん、うおォン!
強い味のソースと強い風味のパクチーがまた鶏ご飯に合いすぎますって。カオマンガイとか海南鶏飯はだいたいウマいものですが、これはもう特に好みど真ん中。
素晴らしいランチに大満足、みごと吉良の首級を挙げたようなこの喜び!えいか、えいか、おう〜!
なんとレジでお冷やのカップが売っているじゃないの。しかもたったの250円。そりゃ〜買いますよね。おうちで飲むお酒もアイスコーヒーもおいしさがアップ!えいか、えいか、おう〜!
タイランド 東京都墨田区錦糸3-12-10