池袋に良さそうなお店があるけど、ボリューム的に1人ではダメそうだな・・絵師のKきゃわさんとBLおじさんKヨさんに声をかけて3人で行くことになりました。
目指すお店は池袋西口(北)の歓楽街ど真ん中にあります「海鮮山」さんです。伊豆下田港の釣り船「靖丸」直営、鮮魚と地酒が売りという私好みにもほどがあるお店らしい。
さらにこの日は日曜日、なんと自慢の刺身が全品半額の日ということでもう大変なんです。
あ、ブチブチ言っていたらKヨが来た。Kきゃわさんはちょっと遅れるそうなのではじめてしまいましょう。
お店に入ってすぐのテーブル席に着席しました。日曜の18時というのに店内はいっぱい、予約なしの組は入れないようです。
Kヨ「すげ〜な、みんな明日仕事じゃないのかよ〜。まあワイたちも飲むけどな」
毎週月曜日はお酒を二合頼むと割引とか色々なおトクシステムがあるみたいですね。まずは天吹の無濾過生原酒を二合いただきましょう。
お通しは枝豆がこんもり。わ〜い、かんぱ〜い。
Kヨ「コースとかではないの?」
席だけ予約です。で、予約の場合は刺身の七点盛り1皿を注文お願いしますということです。
Kヨ「へ〜、その七点盛りで儲けようというのだな」
ところがですね、メニューによると2020円とただでさえ安いのに、日曜だから半額の1010円!
Kヨ「なんだよそれ〜。そんな値段で七点盛りって薄いヤツ2枚ずつとかじゃないの?大丈夫?」
どうなんでしょう。電話の応対がすごく丁寧で感じがよかったので期待の方が大きいのですが。
ボリューム不詳ながらメインの刺し盛りは頼んであるので、サイドのツマミを頼みましょうか。サメ軟骨の梅肉和え、つまり梅水晶。これは見れば注文する鉄板メニューです。
Kヨ「自家製さつま揚げも頼もうぜ」
いいですね、小さめのテーブルだから後は刺身のサイズを見てから注文しましょう。
Kきゃわ「すんません遅れまして〜」
お、ちょうどよかった。そろそろ刺身が来る頃ですよ。
刺身の七点盛りが来た・・って、ちょっと待ってくださいよ。なんなんですかこれは!
Kヨ「これが1010円‥だと‥?ウソやろ?」
アジはピッカピカだし、高級魚のクロダイさんもいるしどれもたっぷりした量だしすごすぎる!店名通り海鮮の山だ!
Kきゃわ「イワシさん脂ノリノリやわ〜。おいひ〜」
Kヨ「ホッキ貝も貝貝しくていいぞ〜。いい店だよここ〜」
こんな刺し盛りでは二合があっという間だ!肥前蔵心を二合願いま〜す。
Kヨ「ワイにも分けろ分けろ」
梅水晶を横においてちょいちょい舐めれば日本酒が止まることなし。
Kヨ「さつま揚げもふわっふわでウマいぞ〜。はやく食わんとワイが全部食うで」
ホントだ。アツアツでふわふわでほっぺたが落ちそう。危なくてうれしいじゃないか!
Kきゃわ「これは元のサカナもいいけどきっと油がいいんですな。揚げもの頼みましょう」
したらば穴子天ぷらにいきましょうか。
Kヨ「いいねえいいねえ。あとマダイかぶと煮!」
Kきゃわ「揚げてねぇ〜!でもおいしそう!」
穴子の天ぷらは迫力サイズですね。このお店はコスパ良好どころの話じゃないな。
Kきゃわ「ほっくほくさっくりの衣さんからじゅわんと出てくるアナゴさんのウマウマエキス。おいひぃ〜」
ふぉ、見た目より軽いサックリした衣なのね。そしてぷくぷくじゅわ〜のアナゴ。こいつぁたまらん、オカズでなくツマミ天ぷらだ!アナゴ好き随喜の涙。
Kヨ「好きなもんが多くて幸せな人よのう」
Kきゃわ「わぁ〜〜、タイさん泳いでるわ〜」
かぶと煮がすごいかっこよさでやってきた!私は遠慮して目玉とほっぺたのあたりをいただこうかな。
Kヨ「一番いいとこじゃないかよ!まあいいや、ワイはヒレの脇をほじるで」
くぅ〜、そこもあったか!ウマい部分ばっかりだね、かぶと煮。
シメ兼追いツマミで板長おまかせ寿司12貫1650円なりをお願いしたところ、この迫力はどうですか。
Kヨ「ええなぁ〜、マグロとかエビさんがいないのがいかにも地魚じゃのう」
Kきゃわ「酢飯の上にピカピカの白身に青魚!祭りじゃ〜!」
嬉しいからアングルを変えて撮っちゃう。おお、タコさんは食べやすいよう隠し包丁まで入っていますね。
Kヨ「早く撮れよ〜。食べるぞ」
おおすみません、握りたてのところをどうぞ。
Kヨ「貝ちゃんがいいかな〜」
では私めはアジをば・・いいですね〜、シャリと光り物が一心同体の真の寿司!これはお酒がすすむので全くシメにならない!
ウマい魚と地酒をこれでもかといただいて、お会計となったらビックリするほど安かった。そりゃそうだ、1100円の刺身をはじめ、どれも安くてボリューム満点なんだから!
Kヨ「表の通りのガラは悪いけど、見事な穴場だったじゃないか。またこういうところを見つけてくれよ〜」
海鮮山 東京都豊島区池袋2-45-2 高崎ビル B1F