三宮の大人気タイ料理店「バーンタイ」さんでの夕食、後編です。
前菜風なものを一通りお願いしたところで、しっかりお腹にたまりそうなものにいきましょうか。
Kきゃわ「つまりお肉ですかな。え〜と、豚さんがムーで牛さんはヌァ。タイの牛さんはヌァ〜って鳴くのかな」
では頼んでみましょうか。にんにく炒めのガティアムを・・そうですね、プラームックでお願いします。
Kきゃわ「プラームックは・・イカじゃん!ヌァ、ヌァは?ヌァ〜〜〜!」
いや〜、わたくしったらイカの炒め物が大好きなんでしたよ。ふはは。
やってまいりましたプラームックのガティアム。さっそくいただきま〜す。うん、辛さ控えめでニンニクが香ってイカの歯ごたえも良くて・・最後にきな粉の風味が来るのが謎だけどおいしい。
Kきゃわ「おいしい・・けど、なんか盛り付けに違和感がありませんかね」
うむ、なんか空白が多いような・・なんだこれ。
Oハラ「そうか写真撮るんだったね、ごめんごめん」
Oハラ「こんな感じでトマトとキュウリの飾り切りがあったんだけど、皿が置かれたと同時に食べちゃった」
Kきゃわ「なんでまたそんな素早く」
Sブン「世界の平和のためです」
Kきゃわ「・・あ〜、Sブンさんたらキュウリとトマトがダメな方でしたか」
Sブン「アレらは人類の的です。風味が移ったら大変なんでアンドロイドのOハラさんに素早く処理をお願いしてます」
Kきゃわ「キュウリとトマトはSブンさんからOハラさんに、エビはOハラさんからオーヤマさんに引き渡される決まりなんですな」
食の連環の計、これこそサークル・オブ・ライフというやつですよ。
アジアン炒め物ってやっぱりウマいよな〜ということで、カシューナッツ炒めのメッマモァンをガイでいただきましょう。
Kきゃわ「ヌァが牛でガイは鶏さん。ああ〜、カオマンガイのガイはそうなのか。なるへ〜」
M崎「鷹の爪そのままが入ってますけどそんなに辛くないですね。ナッツのカリカリとガイのプリプリが楽しい」
これは香り用の辛くないヤツじゃないですか?前菜に頼んだソムタムに隠れていたであろう青いヤツこそ辛さの黒幕でしょう。たぶんプリッキーヌ」
M崎「ここでちょっと食べてみたいのがあるんでお願いしちゃっていいですか」
どうぞどうぞ、お好きなものを。
M崎「カォパッサパロット、パイナップルの焼き飯ってあったのでどんなかな〜と思ったんですが・・想像よりずっとパイナップルでしたね」
Kきゃわ「はぇ〜、こう来たか〜」
ミスター味っ子のチキンカレーばりに全力でパイナップルだ!スゲーな!
Sブン「レーズンまで入ってるじゃないの!甘いの辛いのどっちなのよ!」
なんとこれがですね、スパイシーかつ甘くて・・・調和が取れていて・・・なんとまぁ、おいしい。辛酸甘の綱引きがタイ料理とすれば、これこそまさしくタイ料理代表!かも。
Sブン「匂いがカレーなのに甘いなんてウマいわけない!だまされないよ!・・・あれ、ほんのり甘くて辛い料理の後にちょうどいいな」
いきなりこれだけ食べたら不思議な組み合わせでまごまごするかもしれないけど、辛い料理の後にはいいわ〜。味っ子のカレーも辛いらしいから実はウマいのかもしれん。
M崎「ラストオーダーらしいのでパッタイでシメましょう」
Oハラ「いいね。タイ料理に来ると自動でカオマン頼んじゃうからあまり食べたことないんだよね」
確かに私もそうだ。パッタイなんて何年ぶりだろう。ついでに頼んだタイの焼酎に甘辛い米の麺が合うじゃないか。おにぎりと日本酒が合うようなもんだな。
Kきゃわ「タイとがっぷり四つは初めてだけどどれもおいひぃ。いいお店ですな」
味も店員さんの対応も素晴らしかったですね。これは人気店にならないはずがなかった。やはり三宮、強い・・・
Oハラ「まだまだいい店あるよ〜」
くそー!東横インも増えたところでまた来るぞ、三宮。
バーンタイ 三宮本店 兵庫県神戸市中央区北長狭通1-8-8 しんせい堂ビル 1F