最近は自分でパンを焼くことが多いです。でも当たり前ですが京都のたま木亭さんで食べたパンには到底追いつかない・・あのパンまた食べたい。
せめて見た目だけでも似たパンを焼こうかと、たま木亭さんで検索してヨダレをたらしていたら・・あれれ、あそこで修行を積んで独立されたお店があるのね。でも京都なんでしょ?
・・・え、サイタマなの。しかも・・は、羽生ですって?車で3・40分というところじゃないか。なんだよそんなの、行くよ、行く!
羽生駅から少し離れた、市役所と警察署の間あたりにあります「みやび亭」さんに到着!車でのアクセスが基本のようで駐車場は10台分以上ある・・けどほぼ満車だ。
しかも店外に数人並んでいる。行列までたま木亭さん譲りなのか。いやちょっと違った。例のアレで店内の人数を5・6人に抑えるようご協力くださいということで、外で距離を取って待つゼンツルメンでした。
それでも5分程度で入店できまして、結構な種類のパンを前にそこそこゆっくり選ぶ余裕がある。ここは本家よりありがたいポイント。でも食パンは角型山型ともに完売!角は7時半、山は8時40分くらいに焼き上がるらしいので次は朝を狙って来よう。
帰宅してお宝あらためタイム。これは見たと同時にトングがのびた、たま木亭さんの名物でもあるパンシューです。もっちり生地にベーコンとポテトがコロゴロ、エスカルゴバターのしっかりした塩味が頼もしいパンでしたが、こちらは果たして・・
天窓からちょっと覗く中身のゴロゴロっぷりはそのまんまですね。期待しかない。
お次はハムとチーズのカスクート・・あれ、これまたたま木亭さんで買ったヤツでは?
一緒に行った母も買っていました。美しいバゲットからはずかしそうに・・いや、堂々とはみ出るチーズとハム!トングがのびぬわけがない。
この2つが翌日の朝食となりました。
パンシューからいただきます・・ふむ、パンそのものはたま木亭さんより少ししっとりした感じかな。中はベーコンとポテトがやっぱりゴロゴロ、そして本家以上に過密、過密!こんなご時世だもの、パンの具くらい密でいいじゃないか。思い切った塩気も本家っぽくて美味しい〜!
カスクートは硬そうな見た目ですが実はむっちりパン寄りの食感で、小麦の味と香りが広がって素晴らしくおいしい。豪快に切られたチーズとハムに納得、力強いパンにはドカンと切った具でないと追いつかない!
母が買った硬焼きバターが実はみやび亭さんの名物だったらしい。軽く温めてからガブーとかじると、バゲットのようにしっかりしたパンからバターがトロリと!だそうです。なんてことだ!次は絶対買う。
こちらも母が買ったぶどう三兄弟。ちぎりパン形状なのですね。末っ子を1つください。
今までのしっかりパンとちがってふんわりむっちり。甘めの生地とレーズンでオヤツにうれしい。なかなかのバター感で指がピカピカになりますな。
具によって生地のキャラをガラリと変えてきて、どれもこれもすんごくおいしい。やったぜ、通えるパン屋さん発見!とりあえず食パンゲットのため早起きしなくては、しなくては。
みやび亭 埼玉県羽生市東7-11-6