鶴ヶ島付近の友人とゲームマーケットへ行くことになりました。それでは出発…あ、今は11時ちょっと過ぎか。実はこの辺で気になっているお店があるので、早めのランチを済ませてから行きましょうか。
狙っていたお店は鶴ヶ島駅から約1キロほどのところにあります「ビストロ ブッチャーランド」さん。ブッチャーですよブッチャー!地獄突きかフレッシュミートかで世代が…やだ、どっちも古いの?あれれ?
パッと見で駐車場は無さそうですが、お店から数十メートルほど駅方面に行ったところの「宮根パーキング」さんに5台分のスペースがあります。たまには役に立つ情報を入れます。
小さなお店に見えて中は結構広かった。テーブル席が10卓前後はありそう。4人がけの1卓に案内していただいてメニューを開きましょう。
こちらはランチですね。ステーキランチは1300円。北海道産リブロースステーキ2800円と、人気という牛赤身厚切りステーキ2000円あたりが気になるところ。
いずれも肉の量は不明ですが、ステーキとしてはお手頃な価格帯ですね。
こちらは単品グリルや黒毛和牛の大先生ですか。特選飛騨牛厚切りサーロインはさすがのお値段だ。若鶏の柚子こしょう焼きは日本酒を呼びそう。
ディナーセットも見るだけ見てみるかな。チキンやポークのバリエーションが増える感じか。スパゲッティなんかもあるのね。
厚切りステーキからスパゲッティまであるということは…プロレススーパースター列伝の「エラいレスラーは血のしたたるステーキにワイン、若手はスパゲッティにコーラ」が再現できちゃうのな。
まずはスープが登場。これがビックリ、うんまいの。飴色玉ねぎのお手本の様な色味に牛由来であろう深い旨味。これにバゲットとチーズを入れれば最高の朝食になってしまいそう。
メインの赤身厚切りステーキが!来た!うわー、これぞステーキ!
ステーキステーキステーキー、ステーキを食べると〜。あしが〜あしが〜あっしっが〜。はっやっく〜なる〜。
喜びのあまりステーキの歌を歌ってしまいます。そんな歌あるのか。いやない。
クォータービューでさらに厚切り!やっぱりビフテキといったらタテだかヨコだかわからんカタマリこそ至高!グラム表記はなかったけど200gは軽くありそうです。
そういえば焼き方を聞かれなかったな。レア〜ミディアレアくらいが好きなのですが果たして…
ザクっと入刀。ナイフでキコキコ切り進む感じがまさしく赤身肉のソレで期待大。
ばかーんと切れたその肉は…見事なまでのセニョン、ナイスレア!美しき緋が走る!
確か店員さんがソースはかけずにつけて食べてくださいと言っていたな。ドブンとひたして
白メシに、トン!そしてガブー!モグ…モニュ…うむ、噛めば噛むほど汁が湧き出るレアの赤身肉の醍醐味よ。
ソースもうんまいなあ。独特なはずなのにどこかで食べたことがある気がする。クラシックな味わいというのだろうか。
肉の表面にもレッドベルとか塩胡椒以外のスパイスがすり込んでありますね。スープからずっと昔からの洋食の約束をしっかりと守っているような、とにかく仕事が細かい。素晴らしい。
仕事が細かいといえば付け合わせもそうなんです。特にカリフラワー、見た目はノーマルなんですがしっかり下味がついていて、思わず「あっ」と声が出たほどウマい。
大ぶりに切ってぎゃむぎゅむ噛んで飲み込む!ニクをむさぼる快感をバッチリ楽しめるので、この赤身はメシよりワインのバンコランスタイルが良いかもしれん。
ランチの白メシには適度なアブラを楽しめるであろう北海道産リブロースが最適解な気がしてきた。よし、次回はそれだ!
食べているうちにポンポンお客さんが入ってきますが、ホール係の女性が非常に手際よく感じよく捌いていく姿が凛々しくこちらも熟年の技。やっぱいい店だ、ここ。リピート確定ランプがペカっと点灯です。
ビストロ ブッチャーランド 埼玉県川越市大字鯨井新田22-10