ステーキと酒のみ、いわゆるバンコランセットが大好きでしたが、車で外食を続けるうちにステーキと白メシセットにすっかり慣れてしまいました。ああ、ニクと白メシをグビグビ飲みこみたい。和風おろしソースならなお良し。
グーグルマップでウチの周囲数十キロを「ステーキ」検索・・おや、まさにニクとメシといった直球メニューがあるじゃないか。食べたい時がうまい時、出発、出発〜。
伊勢崎市の剛志駅の近くにあります「天狗屋」さんというお店、見た目は大きめの居酒屋といった風ですね。和食・そば・海鮮・酒・・なんだ、まごうことなき居酒屋だった。
全く関係ありませんが、この剛志という所に昔アーチェリー場があったよなあと勝手にセンチメンタル。なぜか300円くらいでラーメンを出してくれたのでよく来たもんです。
今のご時世、空いている時間にパッと食べてサッと帰るのが良いだろうと開店直後に入店、してやったりの一番乗り。
やはり居酒屋然とした広い店内、お好きな席にどうぞということでテーブル席をいただきましょう。
ランチメニューはこれか。「レア牛ステーキが大人気のお店」の表記も頼もしい。レアステーキの定食と丼、そしてローストビーフ丼が推しのわけだな。写真デカいし。
夜は海鮮居酒屋らしいので海鮮丼の写真も大きい。今回はステーキ目当てなので見なかったことにして、定食か丼かが問題だな…
ニクとメシをグビグビ飲みこむのであれば丼の方が都合が良いか。レア牛丼を願いま〜す。
六、七分ほどで登場のレア牛丼は写真通り…いやさ、写真よりニク増しじゃない?なかなかの逆詐欺で嬉しいじゃないか。
レア牛丼を名乗るだけに緋が走ったかのような美しい断面。しかも期待通りの和風おろしダレがたっぷりかかっているではないか。ではいただきま〜す‥の前に
味噌汁をひとすすり。ワカメとネギの王道スタイルで胃がグウグウ騒ぎだします。
香の物は見るからに自家製で素敵。これはどの料理もウマいだろうね。もうちょっと近ければなあ、居酒屋として通っちゃうかもしれん。
ではレア牛丼、いっただっきま〜す。2・3切れ一気につかんでパクリ・・ぐはふは、うんめぇ〜!スジっぽさはゼロ、メイラードな香ばしさとレア肉のしっとりさ、トドメが白メシをとらえて離さないニンニクとタマネギたっぷりのタレ!
・・のはずなのですが、その白メシはどこですか〜っ!?掘れど探れど肉の海。あ、チラッと見えた!
でもすぐに肉の波にかき消されてしまう!すごいなあ、丼の半分以上がニクなんじゃないのか。でもサッパリおいしい赤身肉なんで全く困らない。ウマいウマいと噛みしめ飲みこみます。
終盤戦はタレの染みたご飯を楽しむはずが、未だにメシ1対ニク1.5という緊急事態宣言。すごいな、ステーキ丼的なもので一番満足感を味わったかもしれない。どうしよう、これは定食もいただかなくては。
はっ、レア牛ステーキ単品テイクアウトもあるんだ・・つまり保温バッグを持ってくれば自宅でバンコランセット!やる!タレの味的に日本酒だね!
ちなみにすぐ近くにオレンジハットという自販機コーナーがありまして、自販機的に珍しいチャーシュー麺があったりします。剛志よいとこ一度はおいで。
天狗屋 群馬県伊勢崎市北千木町1189