グンマで手ぶちの武蔵野うどん!極太のあつもりをアヒアヒかきこみ、今日も元気にうどん野郎〜っ! てごね家(邑楽郡邑楽町)

お盆の期間は高速も電車も恐ろしくて乗る気にならない。つまりグンマにいるしかない。軽いドライブついでにお昼くらい食べに行きたいけれど、休みのお店も多いだろうしどうしようかな。

気になっていながら行けていないお店をグルっと回ってみて、開いているようなら即入店の作戦でいこう。三軒ダメなら帰って半田素麺ゆでる。

まず一軒目、邑楽町(おうらまち)の「手ぶち製麺 てごね家」さん。すぐ近くに行列のできる佐野ラーメン店がありますが、こちらも負けずにいつも駐車場がいっぱいなイメージです。

そんなわけで開店の11時少し前に着くよう調整したところ、先客らしき車が2台ほどアリ。店内に灯りも見えるし、一発目から本日営業大当たりみたいですね。よしよし。

開店時間と同時にぞろぞろ人が出てきて続々と入店。なんだみんなどこに隠れていたんだ。建物の裏側にも駐車場があったのか。

無事カウンター席に案内していただき、メニューを見ます。なるほど、どうやら武蔵野うどんのお店なんだな。旨辛肉汁がイチオシのようで店内各所に貼ってある。

暑いので鬼おろしぶっかけと行きたいけれど、はじめしての武蔵野うどんなら熱いつけ汁がいいのかな。それではイチオシの旨辛‥う〜ん、辛いうどん‥今日はなんとなくピンと来ない。旨塩とやらにしてみるか。

決まりました、旨塩きのこ汁小盛り(350g)あつもりで、あときんぴらごぼうを願いま〜‥おっとQRコード注文か。

天ぷらはセルフで各種150円だそうですが、会計システムがイマイチわからん。そもそも天ぷらあまり食わんしな‥なんてポヤーと考えていたら10分程度で旨塩きのこ汁うどんの登場です。汁もうどんもデカい器で武蔵野感満載。

350gの小盛りでも相当な迫力です。麺の本数は少なく見えますが、一本あたりが太くたくましいの。

箸で持ち上げるとズッシリ重いぞ。まず汁につけずひと口‥ズズっとすすろうと思ったけどこりゃ無理だ、ワシワシとかきこみましょう。さぞかし剛麺と思いきやむっちり優しさを感じる口当たり。そうか、あつもりにしたからだね。

滑らかさとモチモチ感は相当なもので、さすが手ぶち製麺を名乗るだけはあります。冷たかったらとんでもない弾力なのでしょう。

手ぶち製麺。そう、埼玉とかグンマの一部ではうどんを「ぶつ」って言います。少なくともウチのばあさまはそうでした。ちなみにばあさまが「ぶった」うどんは、コシという概念のない小麦粉のスライム。思い出すのも恐ろしい‥手ごね家さんみたいなうどんなら良かったのになあ。

旨塩汁は出汁も塩気もしっかり、たくましいうどんにちょうどいい。

そして武蔵野うどんでは油揚げも大きなお楽しみ。アブラで汁をうまくして、汁を吸って自らもうまくなる。そばには天かす、うどんには油揚げだよな!

この辺りではうどんの定番オトモであるきんぴらごぼう。デンプン食に繊維を添えるのは田舎の知恵でしょうか。薪のようにざっくり四つ割りで迫力満点、これで110円はありがたいな。辛さ控えめでポクポク食べちゃうね。

旨塩にはコショウが合うと書いてあるのでふりかけてみると、急にラーメン感が出てきてこりゃアリだ。

熱い汁にあつもりうどん!なんで暑い夏にそんな組み合わせにしたんだこの野郎!つけ汁がいつまでも熱くて最高じゃないか、大正解!汗をかきかき、あひぃ‥あふっとうどんをかきこむ姿はうどん界のレジェンド・西寛一のよう。

なるほど、さらにイチオシの旨辛汁にすれば大汗をかくこと間違いナシ。つまりこちらのうどんを食べるのはスポーツ、減量も成功だよマンモス〜!よし、次は旨辛汁あつもり大盛りだ。きんぴらも忘れまいぞ。

ごね家 群馬県邑楽郡邑楽町篠塚1476-1

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