本格中華の鍋で煽られた豚とニンニクの芽!まさに最強で無敵のメシ泥棒 幸蘭(太田市内ヶ島町)

夏になると通います、軽井沢。だって鳥の丸焼きが食べたいんだもの。

お盆休みも終わった8月下旬の平日に出発。さすがに混んでいるハズもなく、丸焼きとパンとコーヒーを買いそろえるのもあっという間でした。おかげで最寄りのインターまで戻ってきたのは11時半‥って、軽井沢まで行ったのに地元でランチタイムををむかえちゃったよ。

何を食べようかな〜と車を走らせ、中国料理店「幸蘭」さんの駐車場を横目で見ると空きマスあり。ピットインさせてもらいましょう。

心の中で勝手に李紅蘭と呼んでいる店員さん(メガネと編んだ髪)に案内していただき、白地のクロスもまぶしいテーブル席に腰掛けます。

なんせ8月も終わりですからね、かねてよりの課題であったバンバンジー冷しそばのラストチャンスなワケですよ。

しかし前回頼んだ中華丼に付いてきたサラダがめちゃくちゃ好みだったから、定食や丼もアリなんだよな。チンジャオロース丼とか鉄板な雰囲気しかない。

そうか、その中華丼は平日限定メニューだったんだ。そして今日も平日、しかも夜に会食の予定もない。これは大チャンス到来というわけで、ニンニク豚定食いっちゃいますかーッ!冷し麺はまた来年、アディオス!

ご飯はちょい減らしや半分といった細かい指定も聞いてもらえますが、ニンニク豚という響きはむしろ大盛りの枕詞でしょう。ここはあえて何も言わず普通盛りにしておこう。

中華料理店でジャスミン茶が出ると魚群以上の信頼度アップ。李紅蘭さんがこまめに注ぎ足してくれるのもありがたい。

あまり待たず、7分程度でニンニク豚定食の登場です。

いや待て、そんなわずかな時間でこんなパーフェクトビジュアルな定食が完成するの?さすが中華は下ごしらえが八割!匠のワザだなあ。

トリの滋養が沁みるタマゴスープにはコリコリ根菜なんかも入っちゃって歯ごたえまで楽しい。甘酸っぱ辛い、でもよく知るソレとはちょっと違う不思議なキムチ風大根もきっと自家製。

あなたのために定食にしました、春雨サラダ!胡麻油の芳醇な香りがいかにも中華。穏やかな酢と醤油で無限春雨と化したところにキュウリの涼やかな歯ごたえ。なんというコンビネーションだろう。

主役のニンニク豚!正確にはニンニクの芽豚!たちのぼる刺激的な香りに熱きヨダレがたらーりたらりと‥香りだけじゃない、油と醤で見事にコーティングされた具材の照りを見れ〜!これぞ中華、炎と鍋の魔術!

油をまといし豚とニンニクの芽を、いざ新雪の野へいざなうのだ。

歯ごたえはシャッキリ、香りはパンチ力バッチリのニンニクの芽!細切りによりタレとメシとの親和性が上がりすぎた豚!そして味付けは思った以上に豆板醤が頑張る四川味!ピリ辛極ウマニンニク豚は完全無欠のメシ泥棒!

玉ねぎやキノコも火が通ったことで活きが良くなる不思議。

舌に辛味が蓄積したら春雨サラダで火消しして、また新たなひと箸へ。人間風車のような勢いで箸が大回転!熱い汁物でもないのに汗が噴きだすじゃないの。

ラスト1口半くらいのご飯にピリ辛汁の残りを全部かけ、バクーとひと飲み。ごちそうさま!久しぶりにコメをグビグビ飲み込んだな、気持ちいい〜!

やはり老舗のウデマエはとんでもないな。今から次に何を食べたもんか悩ましい。

そして晩飯は鳥勝さんの丸焼きだっ!やったぜ、今日ってばウマいモンしか食ってねえ!無理に観光地ご飯を求めなかった判断が光りましたね。いや〜良い日でした。

幸蘭 群馬県太田市内ケ島町463-5

フチが紅いチャーシューメン

意外や意外でも激ウマ・セロリーそば

四川風?トロみなしのピリ辛中華丼

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