フチが赤いチャーシューがのった中華そばが食べたい。あのお店ならあるいは・・ほ〜ら、一発ツモ! 幸蘭(太田市内ヶ島町)

不定期に訪れる、町中華ならぬ本格中華の汁そばを食べたい欲がふつふつと湧き上がってまいりました。しかも今回は、濃い醤油色の汁とフチが赤い焼豚がのった「中華そば」を食べたくてしかたない。青梗菜があればなお良し。

フチが赤い焼豚か〜、横浜や神戸ならお目にかかる機会は多そうだけど、ここはグンマだしな〜。ちょっと前に中華の汁そば欲をセロリーそばで見事に満たしてくれたあそこに行ってみるか。

太田市運動公園のすぐ近くにあります本格中華の老舗「幸蘭」さん。開店の11時半を少し過ぎた頃に到着したところ、駐車場のマスはラス1。店舗の撮影もそこそこに慌てて入店しましょう。

ほんのり李紅蘭な雰囲気の店員さんに案内を請い、店舗奥の2人用テーブルをいただきます。危ない、この後からは待ちが出ていた模様です。

聞こえてくるオーダーはチンジャオロース丼やチャーハンに春巻き追加という声が多い。そうだよな、チンジャオ丼気になるよな。

そうか、春巻きは2本単位だからみなさんシェアするわけか。

世論はさておき初志貫徹、ノーマルのラーメンはないのでチャーシューメンをお願いしましょう。春巻きやギョーザは・・おひとり様だしな、朝食も遅かったしやめておこう。

他のテーブルに運ばれていくチャーハン等のビジュアルを盗み見て、ご飯モノもうまそうだなあと密かにヨダレを垂らします。どうどう、ジャスミン茶を飲んで落ち着くのだ。

お茶の残りが3分の1くらいになると、スーッとお替わりに来てくれてありがたい。監視装置つき李紅蘭!

おおむね15分、「お待たせしております」と丁寧な挨拶とともに届きましたチャーシューメン

あっ、ああああ・・!食品サンプルじゃないの?ホンモノ?想定の16倍くらい端正な顔立ちなんですけど!そして焼豚、フチが赤いどころか緋が走っている!紅い!バッチリ青梗菜ものって期待の上の上を行くオーバーキルじゃないの。

置いてあったレンゲをそのまま持ち上げてスープをひと口。豚ブロックやら丸鶏やら、とにかくたっぷりの肉塊を煮込んだであろう丸〜い贅沢な旨味。素晴らしく中華を感じるのはアッチの醤油なのか、こっそり乾物でも入っているのか。

滑らかこの上ない細麺はなんだか噛むのがもったいないようだ。でも噛む。ちょっと抵抗してからプツンと弾けるように切れる。小麦の香りがふわっと漂う。う、うまい・・生きている麺とはこのことか。

それでは主賓のチャーシュー・・の前に青梗菜を。学生の時に好きだったラーメンに青梗菜が入っていましてね、とにかく麺上に見かけると懐かしくて嬉しくなる。なんだか中華感がアップするしね。

とうとうメインだ!騒いだくせにフチがよく見える角度から撮るの忘れたけど、しっかり紅いぞ!5ミリはあろうかという厚みの大迫真力ですが、やはり角度的に伝わらないじゃないか。

今どきのレアチャーシューやトロトロの煮豚とは一線を画す、まさにチャイニーズ焼豚。プリっとしたハムのような食感、ビックリするくらいの甘い味付け・・この甘さがな、中華なスープと合ってたまらんのよな。

なんか食べたかったソレよりジューシーな気もして大ハッピー。うまいうまい、夜に冷盤なんか頼んだらコレもついてくるのかな。蒸し鶏とコレで飲みたいが過ぎる。

厚みがすごいので4枚で十分なボリューム感。むしろ麺が先に終わってしまった。もちろんスープを飲む手も止まらない・・ふう、セロリーそばに続いて本格中華の深淵をこれでもかと見せつけられてしまった・・

しばらく地元ランチはココ限定でいいんじゃないか?次はバンバンジー冷しそばでチャイニーズ冷麺の極意を拝ませていただく所存です、押忍!

幸蘭 群馬県太田市内ケ島町463-5

コメントをお待ちしています。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。