スパイスの芳香が恋しい。つまりインドなカレーが食べたい。でも大体のインド料理店はナンとライス両方がついてくるから、ちょっとボリューム過多なんだよな〜。どっちかでいいんだけどな‥
ご飯だけでいいならビリヤニは?いや、それこそ山のようなバスマティライスが出てくるのは目に見えている。お持ち帰りという手もあるけど、昼と夜は別のモノ食べたいよね。
もっとこうアレだ、腹九分九厘で済んで、かつ夕食の時間には胃が軽くなっているようなインドメニューは‥あっ、ドーサがあるじゃん、ドーサ!
やって来たのは太田駅前の旧ピンク通り「南一番街」をさらに南下したところにあります「シャングリラ・モティ 太田店」さん。ぼくの知るかぎりでは、この辺りで一番歴史のあるインド料理店です。
駐車場はお店の裏側に10台分くらいあります。そしてそっち側にも入口があって便利。写真はその裏口です。
開店の11時に合わせて入店すると、二人用のテーブルもいくつかあるのに四人席を賜ってしまいました。
メニューの撮影はご遠慮くださいと書いてあったので写真ナシ。ランチを思い出してみるか‥
カリー三種にタンドールチキンやシークカバブ等々がついたお正月セット2,200円くらい、カリー三種とナン&ライスのセットが1,690円だったかな?グランドメニューも置いてあったのでランチタイムでも頼めるみたいです。
そして今回注文したドーサセット1,690円。セットのカリーはチキン・ビーフ・ヒヨコ豆・キーマ・ベジタブル・サンバルから選べた、と思う。
10分くらいで登場しました、ドーサセット!うわ〜でっかいと思わず声に出る迫力!LPレコードやレーザーディスクを半分に折ったくらいか、もしかしたらもっとデカいような‥え、全くサイズ感が伝わらない?おかしいな。
とりあえずインディアン謎サラダを食べて気持ちだけでもベジファースト。最近は甘味重視で肝心のスパイス感が控えめなお店が多い謎ドレッシングですが、こちらは昔ながらのスパイシー&ヨーグルティー。うんめえ〜。
ドーサですからね、選べるカリーはもちろんサンバル!プカリと浮かぶパクチーが食欲を刺激してやみません。
ん?前回食べたミールスの時もサンバルだったか。早い話が好物なんだね。
チャツネもココナッツとトマトの二つが配備されて、巨大なドーサに飽きることはない保証つき。
豆と米粉のクレープ、ドーサ!カリー味ポテト入りのマサラドーサやチーズ入りのパニールドーサなども選べましたが、今日のテーマは「苦しくならないインド料理」なので少しでも軽いプレーンにしてみました。
大きいとはいえ薄いし半分くらいは米だし、具なしのプレーンならお腹にたまりすぎない‥よね?
まずは端っこをそのままいただきま〜す。ザクザク楽しくてバターの風味が濃厚で、こいつはバクバクやめられない止まらない、まさに軽食。ちょっと生地の主張が強めだけど、確かにジャンル的にはクレープだ。ツナサラダを巻いて食べてみたい。
お次はサンバルに浸して。うほ、適度な辛さがドーサの甘味で引き立つねえ。今日のサンバルは根菜多めかな。パクチー香るピリ辛インディアンけんちん汁でうめえうめえ。
ココナッツインパクト低めのスッキリ食べやすいチャツネ。これは止まらん。朝食がパンの時には常に寄り添ってほしい。
底に忍ばせてあるカレーリーフが香ってサンバルと合わせてもバッチリなのよ。チャツネをのっけてサンバルに浸して、うまい ドーサ うまい。
トマトチャツネは旨味たっぷり、なんとなくニンニクも感じて中毒性が強いな。紅白ダブルチャツネにするとお互いの魅力を高めあうのもいいね。
色々組み合わせてみたり、そのままだったり、色々と楽しんでいるうちにみるみる減っていく巨大なドーサ。たっぷりのアブラで右手の指がテラッテラに輝いてしまうじゃないか。いいぞいいぞ。
白いのはライタではなく、ココナッツミルクにタピオカやら春雨風の何かが入ったデザートでした。もちろんドーサの端っこを浸してしまうのもアリ寄りのアリです。
でっかいドーサだなあなんてビビってたじろいでしまいましたが、食べてみれば瞬く間でした。だってうまいんだもんな。うん、なんだかお腹も重くないような‥ラッシーでダメ押しの胃腸ブーストをかけておこう。
シャングリラモティさんの昼はドーサ、夜はバスマティライスと見つけたり、ですね。
でもディナーメニュにドーサ&ビリヤニとカリー二種なんてとんでもないモノも見えたんだよな‥中華代表ラーメンチャーハンとタメを張るインド代表糖質タッグ、イイデスネ。3日くらいお酒を抜いて、胃を万全に持ってくればイケるかな‥?
シャングリラ・モティ 太田店 群馬県太田市飯塚町1581-1