うっかり休肝日を設けてしまった昨今、アルコールを欲するカラダを騙すにはスパイスと満腹感が良いことに気がついてきました。よし、晩御飯はカレーだ!ナマステだ!
とは言っても、インドネパールのお店の大きなナンでは満腹をさらに突き抜けてしまう。ナンなしセットがある店は・・おおそうだ、あそこには米だけメニュー、しかも特別なコメがあったはず。
太田駅南口のネオン街をさらに南下、駅からならば徒歩20分くらいでしょうか。この辺のインド料理店で最古参であろう「シャングリラ・モティ 太田店」さんです。
10台以上は置ける駐車場があるので安心。17時ちょっと過ぎという夜営業の開始時間直後に入ったので、すんなり案内していただきました。
お冷やからしてムード満点ですね。
「メニュー冊子の撮影はご遠慮ください」とあったのが残念なほど色々あります。ドーサやビリヤニにターリー、モモまで始まったとかでインド南北のご馳走が勢揃い。いつもなら悩むところですが、今日は決め打ちなので大丈夫。
ナンがつかないライスミールスにドリンク追加で1,790円、プラス390円でバスマティライスに変更!バスマティ、ラブ!
まさしくミールス、美しいのが来たー!
バスマティライスを筆頭に豆スープのサンバル・フィッシュカレー・酸っぱ辛いスープのラッサム・豆ドーナツのワダ・サラダ・ヨーグルト。
豆とスパイスとヨーグルトたっぷりのバランス栄養食!いや、ちょっとカロリー過多!最高か。
ナン不在とはいえ少し多すぎやしませんか?でも平気、小麦粉のナンでなくバスマティライスだもの。日本人の胃はコメに強い、はず。
バスマティにはこの方がいないと始まりません、サンバル!フィッシュカリーまでついてしまってはお祭りじゃありませんか。
最もインディア感ある見た目のラッサム。試しにひと匙すすってみると、チリとペッパー両方がしっかり効いて辛い!そしてスカっと酸っぱい!満腹警報が出た時に良い仕事をしてくれそうです。
ミールスの正しい食べ方なんてよく知らんので、自分なりに食べやすい方法でいきましょう。とりあえずメシを平たくして、真ん中にくぼみを作ります。
そこにサンバルを3分の2くらいバシャーと。土手の横にフィッシュカリーをちょろり、逆側にはラッサムをちょろり。
まずはサンバルとバスマティのタイマンを楽しむ!コメのキュッキュとした歯ごたえ、胸のすく香り!マイルドでマメの旨味が活きているサンバル!
もう遺伝子からウマさを感じるレベルです。アジア人はマメ入りの汁とコメで生きるのだ。
会う機会が少なめのワダが嬉しい。甘くないおからドーナツといった感じで、そのままモクモク食べてもおいしい。
もちろんサンバルやカレーをつければもっとおいしい!ワダ2個・チャイ・サンバル・ヨーグルト・ミニサラダのモーニングとか出してくれるお店ないかな〜。
そう、インド料理店といえばサラダですよ。嫌いな人はいないであろう、オレンジ色の謎ドレッシング。たまにコレでないのに出会った時のガッカリ感ときたら。
さて、各々を味わったところで混ぜ混ぜタイムに突入しましょうか。サンバルでヒタヒタのライスにラッサムをかければ、辛さが増していかにもカレーっ!
ここのフィッシュカリーは初めてだけどうまいな〜。サカナとココナッツミルクなんて下仲シェフコンビネーションだもんね。鉄板だね。
サンバルと混ざったゾーンの複雑さな美味しさはどうだ。混ざってもお互いキリッと主張してね、モヤモヤわちゃくちゃにならないの。バスマティがみんなを際立たせるのだな。
シメはヨーグルトをザバ〜っ!ここに残ったラッサムをちょいちょいとふりかけると、爽やかさこの上なしのヨーグルト茶漬けになるんです信じてください。
わかっちゃいたけどライスの量がすごいすごい。量が多いだろうとビリヤニを避けたんだけど、あんまり変わらなかったかも。でもおいしいから完食ウェ〜イ。
ドリンクはチャイかラッシーかいつも悩みますが、今日はわかりやすく食べすぎなのでラッシー。腸に翼を授けましょう。
休肝日にインドの秘法は大成功じゃありませんか。ハーフビリヤニとドーサのミールスなんて、これまた満腹確定コメとマメのセットもあるから次はソレか。しかしやっぱりバスマティも食べたし、悩むなあ。
シャングリラ・モティ 太田店 群馬県太田市飯塚町1581-1