グンマの魂、登利平さんは埼玉にも!しかも本場でも希少なレストランだよ!  登利平 アズ熊谷店(熊谷市・熊谷駅)

JR不遇のグンマ南部民にとって、都内や新幹線への入口は籠原駅、もしくは熊谷駅となります。高崎線でノコノコ行く時は籠原、東京まで新幹線で行ってしまえという時は熊谷。

とある用事で京都から戻ったこの日は熊谷駅で降りました。時計を見れば11時半ちょっと前。駅近くで昼メシでも‥いや平日でこの時間。駅前と言わず、ほぼ駅ナカのあそこに行けるのでは‥?

熊谷駅ビル・アズの5階にあります「登利平 アズ熊谷店」さん。土日などは昼も夜も待ちが出ている人気店です。お隣がファミレスの盟主サイゼリヤというのにすごいよね。

平日の早い時間なら外待ちまではないかな〜と来てみれば、してやったり。すんなり入店に成功しました。

いつも混んでいるにはワケがある。持ち帰りの登利平さんはグンマのそこかしこにありますが、中で食べられるお食事処は数が少ないのです。さらに駅直結となれば、ここと高崎だけではないでしょうか。熊谷は埼玉じゃないかって?いや、3割くらいはグンマだと思うよ。

メニューを開けばホラ、グンマ民が愛してやまない鳥めしを出来たてで提供!うわあ〜。

弁当は年がら年中食べていますが、お食事処は何年ぶりになるのだろう。鳥追い定食のチキンカツがうまかった記憶がある。

鳥めしだけでなくソースかつ重弁当もうまいからね、揚げたてならもっとうまいよね。いや、お食事処限定のかつ丼も大いに気になるぞ。

どれも美味しい確定だけに悩ましいので、お食事処ならではの定食モノに絞っていこう。チキンカツと唐揚げ両方を楽しむことができる鳥合わせ定食を願いま〜す。

待っている間に続々と入ってくるお客さん。隣に座った方々が「ご当地らしくていいよね〜」なんて言っていますね。ご当地!やはり熊谷は半ばグンマなんだな。

勝手に祖国の領土を広げていたら届きました、鳥合わせ定食!オール茶色の鳥めしに慣れた目には新鮮すぎるカラフルな光景だ!

何がまばゆいって、このゾーンだ。鳥めしにもソースかつ重にも存在しない生野菜!黄色要素のレモンも大ぶりで、カツに唐揚げに大活躍間違いなし。

和風とすりおろし野菜の二種のドレッシングまでついちゃって〜。野菜ドレッシング、店頭で売って欲しいくらいうまかったです。

そして第一のメインはむね肉のチキンカツ!グンマ人にとって、むね肉を一番美味しく食べる方法。それはもちろん登利平さんの鳥めし竹。そして写真判定ハナ差の2着がコレ、登利平さんのチキンカツ

謎なくらいシットリしたむね肉には十分な下味。その上にあっさりとした醤油に近いソースをつければ、天才的なメシどろぼう。

ご飯の茶碗は小さめに見えますが、非常に丈があるというか底が深い。そんな器に詰まっているので実は相当な量があります。そう、登利平さん‥というか、グンマの飲食店はボリュームも売りなのだ。

おしんこと味噌汁まで揃ってまさに定食。あ、一番上はチキンカツ用のソースです。

唐揚げ‥‥持ち帰り店舗でも売っているけど、こんなに美味しかった?熱々の衣からトリのウマ汁がほとばしって、プニプニの肉には生姜がビシッと効いて‥唐揚げ2ピースでご飯がカラになってしまう勢いだわ。

鶏肉ひとすじ八十年か三百年か知りませんが、さすがとしか言いようのないパーフェクト定食。鳥めしに使われている秘伝のタレなしでもバッチリ美味しゅうございました。駅ビルのレストランにこんな地方色豊かで美味しいお店があったらね、そりゃ混むよね。

登利平さ〜ん、駅でなくていいので、グンマにもうちょっとお食事処を増やしてくださ〜い。前橋高崎じゃなくて太田伊勢崎の方ね。

登利平 アズ熊谷店 埼玉県熊谷市筑波2-115 アズ熊谷5F

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