今回も飲み会の記事になります。デタラメに飲む方と飲んだため、いつも以上に記憶が曖昧です。会話は雰囲気だけ、料理はできるだけ正確に書いていく所存です。
「アーティズムマーケットに出展するから来たらいいのに」
おお、地元唯一の友人C。そうか、嫁さんがアクセサリー作家でしたが、このたび販売を本格化したのでしたね。「スパイス一匙」さんだっけ。よし、行こう。
というわけで、会場がある浅草にやってまいりました。Cは出展側なので遊んでくれないと思うので、鉱石アクセサリー好きの開発者Fとし、なぜか毎デザフェス一緒に行っているPにーを召喚。
アンダーグラウンドをテーマにしたイベントだけに、品物・出展者・お客さんの全てが濃い、なかなかすさまじいイベントでした。買ったのはこんな感じの品です。
Fとし「ドクロと目玉が好きなんですね」
あれ、本当だ。
Pにー「この後は飲むのですねむーん」
はい。でもアーティズムマーケットが終わるまでちょっとお待ちを。
Pにー「(イツモスグノミタガルノニ・・)」
スカルのブレスレットとスチームパンク風ストラップを買ったN又さん、覚えていますか?
Fとし「僕もストラップ買ったので。かっこよくてかわいいですよね、これ」
なぜかその方と飲むことになっておりますので、撤収終了まで待ちましょう。なんでも10分で撤収できるらしい。
Pにー「・・・おともだちだったんですか?」
そういったアレではないのですが、勢いでさそってみました。
Pにー「・・・( ´•౪•`)」
N又さんと合流しまして、浅草駅に向かいましょう。今回のお店は・・
Pにー「6階ですね」(←慣れた)
・・・いや、違うんだ。今回はほら、Fとしくんがね、馬肉の握りを食べたいと言って‥私は魚を推したのに。
Fとし「えっ、僕のせいなんですか」
N又さん「いいじゃないですか。馬刺は好きですよ」
ほら、N又さんもこう言っているし。というわけで、「馬刺屋マサシ」さんに入店しましょう。
Pにー「名前で選んだのかも・・」
スカイツリーを一望‥とはいきませんが、松屋は一望できる座敷席に案内されました。
あれ、飲み物メニューを撮るの忘れた。とりあえず明るい農村ロック。
N又さん「とりあえずハイボールかな。とりあえず」
馬刺屋と店名に掲げている以上、馬刺を頼まないわけにはまいりません。まずは特選馬刺5点盛りですね。おや、大好物の辛子蓮根があるじゃないですか。もちろん頼みまーすよ。
N又さん「馬すじポン酢仕立ても迫力がある響きですね」
バンバンいきましょう。
N又さん「イベント中プロテインしか飲んでないので、ものすごくお腹がすいてます。最初にちょっとお腹にたまりそうなものが欲しいのですが」
Pにー「なぜプロテインなんだろう・・」
Fとし「お腹にたまるヤツならコレですよ!桜肉寿司!コレが気になってここにしようと言ったのです」
ではふたえごと霜降りを頼むとしましょうか。
あっという間に明るい農村が終わってしまったので、山ねこロック!
N又さん「あ、山ねこ!これ(ハイボール2杯目)終わったら次それにしよう」
猫って名前だから?
N又さん「猫って名前だから。あれ、言ってたらハイボール終わっちゃった。山ねこくださーい」
Pにー「・・N又さんのお酒のペースって・・」
Fとし「ちょっとおかしいですね・・」
飲むのに忙しくてお通しを忘れていた!冷製茶碗蒸しにトンブリ。いいじゃないですか。お通し好きマンとしてはうれしい。
そしてもっとうれしい辛子蓮根が来た!辛いのとマイルドどちら?と聞かれたので、もちろん辛い方を頼みましたが、どうでしょう。
N又さん「そんなに辛くもないかなー。鼻がぶん殴られるようなのが好きなんです」
そうですね。たまにクシャミが止まらないようなのがありますけど、アレがたまらんのです。でも揚げたてだし、これはこれで」
N又さん「そう、結局焼酎には合う。だからおこげのロックを頼みましょう」
焦がした麦の焼酎ですって?なにそれ面白そう。私も頼もう。
Pにー「・・・( ´•౪•`)」
Fとし「来たっ!桜肉寿司!!待ってましたー!!」
あらやだ、これは綺麗な。
N又さん「これはちょっと写真撮っておきましょう。あとで飯テロ投下します」
さすが飯テロ専用アカまで持っている人・・!
Pにー「そうなんですか?」
そう。いかにもおいしそうな飯と酒(そして猫)の画像ばかり投下するので、思わず飲みにさそってみた次第。
では霜降りをいただきましょうか。醤油は言うまでもなく九州の甘醤油。
N又さん「あっ、ウ・・思わず親父ギャグが出ちゃうヤツですね、これ」
馬肉の時はそこに無駄な気をつかいます。もう言っちゃえばいい思うの。
Fとし「これはたまりません・・!脂身が牛より軽くてたまらないですね」
おうまさんの脂身は魚寄り。だからカラダに良くて口溶けがよい!最高!
N又さん「2貫じゃ足りないかも」
あら、じゃあ私の分のフタエゴをどうぞ。
N又さん「遠慮しませんよ!肉なら300gくらいペロリです」
Pにー「・・・( ´•౪•`)」
店員さん「お待たせしました〜、特選馬刺5点盛りです。上からロースとタテガミ、中段がフタエゴとバラ、下がヒレのタタキになりま〜す」
Fとし「すごい!何がすごいってお皿がすごい!」
・・皿・・なのか?
N又さん「飯テロ向きですね!いいですね」
コラーゲンのカタマリであるタテガミはN又さんにお任せして、私はバラをいきましょう。歯ごたえと甘味と脂が好バランスで素敵な部位。
N又さん「タテガミって脂のカタマリと思ってました」
6・7割はコラーゲン的なモノらしいですよ。残りは石鹸とかに使う馬油ですが。
N又さん「どっちに転んでもお肌に最強ですね。いただきましょう。あーおいしい」
ヒレも赤身だからタテガミと一緒に食べたらおいしそう・・って、あれ、もうないや。
Pにー「・・一瞬のできごとでした」
馬すじポン酢も完璧に煮込まれてスジ肉臭ゼロ。ポン酢とスジって合うのだな。
N又さん「そして焼酎にも合います。おこげロックで」
まことに合いますねえ。明るい農村ロックで。
Fとし「焼酎ってあんまり飲んだことないけど、この二人を見てたらおいしそうに見えてきた‥明るい農村ってやつを飲んでみます」
N又さん「いいね!こっち側の人間になる?」
Pにー「こっち側ってどっちなんだろ・・」
ひも刺しってよく知らないから食べてみようかしら。
店員さん「本日ちょっと切れておりまして・・」
あら残念。ではハラミ刺し叩きをくださいな。
みんな大好きハラミ!個人的には肉の部位の王者です。このビジュアルはどうだ‥!
Fとし「薬味が菊の花なんですね」
そういえば青森で食べた時は菊の花とポン酢でした。猿とか蛇も菊の花を使うとかなんとか。
N又さん「猿食べたことあるんですか?」
ないです。魯山人に言わせるとカツオのように綺麗な見た目で味はうさぎに近い、でもうさぎより美味しいということですが。
N又さん「食べてみたいなー」
Pにー「・・・(きっとコレがこっち側)( ´•౪•`)」
この辺でちょっと火が通った肉にもいきますか。ちょっとネーミングがアレなソーセージもございますが、ここはやっぱり
肉食界の王者、焼肉でいきましょう。溶岩焼き盛り合わせをくださーい。
溶岩がやってまいりまして
そして盛り合わせが来た。まあ豪華。
Fとし「に、にぐぅぅう」
えーと、上からヒレ・サーロイン・ハラミで右が心臓かな。ハラミがかぶりましたね。
N又「おいしいから被ってもいいよーう」
うむ、心臓‥つまりハツがきわめておいしそうです。焼きましょう焼きましょう。
Fとし「では僭越ながら僕が肉奉行を」
Fとし「センターに玉ねぎを置いたら、なんか花時計みたいになりました」
おお、芸術点高い‥けど、心臓は?
Fとし「とりあえずヒレだけ置いちゃいました」
N又さん「ヒレは焼くと柔らかいだけじゃなくて味が出ますね。もぐもぐ」
Pにー「もう食べてる‥しかもほとんど食べてる‥」
Fとし「失礼しました。バンバン焼かせていただきます」
N又さん「生と煮たのと焼いたので来たので、揚げ物もいきましょう。馬肉のメンチカツがあったような気がしました」
ありましたねえ。頼みましょう。
Pにー「・・・もうなんでも来い!ふおー ٩( ‘ω’ )و」
N又さん「馬のメンチなんてどうやっても抵抗できないおいしさ。ああ、身体の横への成長が止まらない‥」
ではなんとなくヘルシーな響きのちくわサラダを頼んでみましょう。
N又さん「・・揚げちくわ?サラダは?」
おかしい。何か間違ったかな‥あっ、中にポテトサラダが入っている!
Fとし「ヘルシー要素ナシの漢メシでしたね」
うむ、困ったことに焼酎に合うんだな、これが。
N又さん「では頼みましょうか」
そうですね。山ねこくださーい。
N又さん「2つで〜」
いやー、よく食べてよく飲みましたね。食べ物ラストオーダーだそうです。もう2時間たつのか。
N又さん「じゃあシメの炭水化物と甘物にいきますか。タテガミの軍艦といきなり団子かな」
Pにー「・・・う、うおー ٩( ‘ω’ )و (マダタベルノカ)」
Fとし「タテガミの軍艦!こんなのがあるんですね。おいしいおいしい」
なんて肉寿司が好きな男なんだ。私は少々満腹なので‥
N又さん「大丈夫、ちゃんと2ついただきますよ!」
そして熊本名物、某軍曹も大好きないきなり団子であります。まんじゅうの中にアンコとサツマイモの輪切り、こ、これって‥
Fとし「川越名物いも恋にそっくり!」
まあいも恋の方がいきなり団子インスパイア菓子なんでしょーね。
・・・というわけで、山ほど飲んで食べたわけですが・・・
N又さん「ではこれから打首獄門同好会の布教をするので、テキトーな居酒屋に行きましょう」
やんごとなき二次会ですね!固形物は入りませんが酒なら入る!出発、出発〜!!
Pにー「・・・う、うおー٩( ‘ω’ )و」
Fとし「恐ろしい会に来てしまった・・・」
馬刺屋マサシ 浅草店 東京都台東区浅草1-1-16 HK浅草ビル 6F