このブログを何度か読んだことあるという方‥あまりいないか。とにかくそんな方は気がついたかもしれませんが、不自然なほどラーメンが出てきません。
ラーメン専門のブロガーさんは多いので私が出る幕なんかない…とかその他の理由で触れませんでした。でも1軒だけ、どうしても自慢したいお店があるのです。超有名店ですけど。
そのお店はどこかと言いますと、埼玉の川越方面、比企郡川島町というほぼ秘境。圏央道の川島ICから10分も走らないうちにたどり着くのがこちら、「中華そば 四つ葉」さん!「宝船」というお寿司屋さんと店舗をシェア(?)しています。
車でしか行きようがないので広めの駐車場がありますが、交通整理の方がいるくらい混雑します。第二駐車場も近くにあるのでたぶん安心…連休中の昼とかは知らない。
私が行くのはたいがい土日です。なぜなら通常11時開店のお店を10:20くらいに開けてくれるので、そのちょっと前に着けばほぼ待たずに入れるのです。この技は秘密なのでマネしないでくださいね。
初めての時に注文したのは、特製蛤そば!黄金のスープをひとすすりしてニヤけてしまいました。なんというハマグリ感…!海なし県なのに九十九里の風景が見える‥!麺はパツパツにはじけそうな食感で、ブチっと潔い歯切れが気持ちいい〜。
具はとんでもなく肉々しいレアチャーシューに、下にもぐっている鶏チャーシュー、ぷっくり蛤、とろ〜り味玉に長くてやわシャキな穂先メンマ!
見た目も味も圧巻としか言えない完璧な布陣…!特にレアチャーシュー、連れて帰ってツマミにしたい…特製(250円)にするとレアチャーシュー増し&味玉がつきますので、だいたい特製でお願いしています。
サイドメニューに同じ建物の寿司屋「宝船」さんの握り寿司なんてゼイタクをしちゃいますよ!最初の一発目でこの猛烈なコンビネーションをくらってしまったので、通わざるを得なくなりました。
2回目はお店のフラッグシップたる四つ葉そばを‥と思ったら、気まぐれ限定メニューに「金笛醤油の新桶初しぼり中華そば」というものが‥同じ川島町の笛木醤油さんが新しい桶で初めて絞った醤油を使用‥?よし、それで!あと味玉をポチっと。
フワッと鰹が香って、丸鶏の旨味がたっぷり!そこにキリッと鮮烈な醤油っ!なんじゃこのスープは!尊い‥
ちょこんと乗っているナルトがぷりっぷりでこれまた素晴らしい。小田原の名店、鈴廣さんのものだそうです。カマボコはよく買うけど、ナルトもこんなにウマいのか。
チャーシューはお近くの川越産小江戸黒豚で、これまた限定仕様のようです。前回驚いたレアチャーシューよりちょっと甘辛に味付けされていて、3mmくらいの厚みのためかおそろしくジューシーだ‥!この子も連れて帰りたい。
とんでもないラーメンをいただきました!現時点で「今までで一番うまかったラーメンは?」と聞かれたら、きっとコレと答えます。
真夏に訪れましたところ、驚くじゃありませんか…気まぐれ限定「大葉と南高梅の冷やし煮干しそば」ですって〜!
煮干しがバッチリのスープを冷やすと、こんな軽快な旨味になるの‥?そこに大葉と梅が爽やかさを倍々プッシュしてきます。
冷えてもしっかり真価を見せるレアチャーシュー、そして何よりもすごいのが‥冷やしだからでしょうか、今まで以上にパッツンパッツン、春麗の太もものごとき麺!
噛み切るとパッツーンと弾けて、冷たくてウマい汁を口内にまき散らす!たまらん!
毎回一緒に行っている友人はコレをまた食べたいと言い続けています。全くもって同感。夏にまた出ないかなぁ。
日替わりご飯メニューが天草大王の塩焼き丼でしたので、一緒に注文しました。握りにしなかった理由は…
上半分を歯ごたえバッチリの鶏でいただいて、下半分の白メシを煮干しスープにドボン!地上最強の冷やし茶漬け、ここに完成!うううう、うんま〜い!!
そろそろ四つ葉そばをと思って行ったものの、前回の冷やし煮干しがウマすぎたのでしょう、指が勝手に「特製煮干しそば」のボタンをポチ〜。濃口と淡口の醤油が選べて、たしか濃口でお願いしたような。
煮干しのとんでもない旨味が襲いかかる‥煮干し風味がすごいのにエグみは一切ないんですよ。不思議〜。あとアレだ、煮干しと三つ葉って合うのですね〜。
これ以来、煮干しと書いてあるラーメンを見ると思わず食べてしまうようになったのですが‥なかなか‥ねぇ。
平日限定のつけそばも食べてみたい!ということで平日の11:45くらいに行ったところ、隣の寿司屋さんの座敷まで解放する見事な混みっぷり。でも20分程度で着席できました。
事前に人数を確認して食券を確認するなど見事なオペレーションなので、列の長さの割には待たないようです。連休中の昼とかは知りません。
そして特製つけそば!他のメニューとは違う太麺はムチムチ、グミグミな頼もしい食感です。鶏・豚・野菜で、たぶん魚介は使わないつけ汁はひたすら濃厚で塩分も多めですが、たっぷり入った玉ねぎの爽やかさで箸が進む進む。さらにニラキムチを投入して味変〜。た〜のし〜。
つけめんのお楽しみ、スープ割りはなんと…あのウマすぎる煮干しダシで割るんですよ!反則だ!いきなり豚骨魚介に早変わりしたスープ‥これはこれでまた麺を入れたくなってしまうよ〜。
何回目の来店でしょう…やっと特製四つ葉そばにたどりつきました。
比内地鶏・天草大王・青森シャモロックといった地鶏のオールスターをブレンドしたという濃厚で香り高い鶏スープの表面には旨味ブーストの鶏油、味を決めるまろやかな醤油…鶏と醤油というシンプルな組み合わせで、なんでこんなにとんでもないウマさなんだ…さすが基本メニューだ!
しらすごはんも注文してみました。なんとごま油と大葉トッピングでびっくり。わしゃわしゃとかきこんでしまうよコレ。ごはん無しにすると優秀なツマミになるので、たまにウチでマネします。
そしてもちろん白メシの半分はスープにドボン!無双の鶏おじやだ〜。
四つ葉そばを再現したという生ラーメンがヤオコー限定で売っていると知って、四つ葉そばを食べたその足で買って帰りました。「銘店伝説・中華そば 四つ葉」2食入り298円!
あと三つ葉とそれっぽいハムと煮卵を買って…うずらしかないけどまあいいや。長〜い穂先メンマなんかあるわけないな。桃屋のやわらぎでいいか。
はい、おウチで再現、四つ葉そば〜。これがなんというか…ちゃんと雰囲気は味わえるんですよ。麺のパツパツ感とか結構すごいかもしれない。
蛤か煮干しに戻るか…と来てみたある日、気まぐれ限定が「地鶏と鯛の煮干しの中華そば」とトンデモメニューだったので、即決でポチ〜。ついでに特製ボタンもポチ〜。
特製部分は別盛りで来た。鯛の煮干しってどんなだ…と思ったら、食べる前からもう香っている。もうおいしい。
圧倒的な鶏の旨味と素敵な鯛の香り…うっとりしてしまうラーメンなんてあるのだなあ。
この日のサイドには「本日のにぎり」を注文。だってインドまぐろとしめさばですよ。どっちも大好きなので指が勝手に‥お寿司は日替わり2貫がほとんどの場合350円。たまに大とろとか特別価格のものがあったりします。
ニボニボでも決めるか〜と来てみたある日、あれれ?また見たことない気まぐれ限定が。「背脂中華そば」‥?あっさり寄りな気がするこちらのお店で、まさかの背脂ガッツリなのか?どんなのだ?ということでポチ〜。ついでにおかかごはんもポチ〜。
ちょっとちょっと、待ってくださいよ‥ゴッテゴテを想像していたら、鰹節と昆布と淡口醤油の上品極まるスープにプニプニの背脂をふりかけた‥ちょっと聞いたありませんが、淡麗背脂?
淡麗と言い切るのはアレだけど、とんでもなく和風で上品ですごいよこれ!背脂はコクと食感担当か〜。
おや、なんか麺がちょっと変わったような‥パッツパツな感じは変わらないけど、なんかツルツル度がアップした気がする。
ズズズっとすすり込みやすくなった麺はこの限定専用なのか、そもそも本当に違う麺なのか…まあとにかく美味しいからよし!
なおおかかごはんは単独でもウマウマですが、スープにドボンするとカツオ味アップで大変な事態になったことをご報告しておきます。
レギュラーメニューの残りはまぜそば!狙っている限定は鶏白湯と鰹!あと四つ葉ブラックもまだだな‥四つ葉さん通い、まだまだ続きそうです。
中華そば 四つ葉 埼玉県比企郡川島町伊草298-20