白石うーめんを楽しんだ後は、白石市最大(?)の名所に向かいましょう。白石城の公共駐車場より車を走らせること約20分、なんか群馬に戻ってしまったかのような山道を進んで到着したのは‥
「宮城蔵王キツネ村」さん!‥のはずですが、出迎えてくれたのはなぜかゴリラだ。あれ、間違ったかなぁ。
無料の駐車場は広々としていますが、満車に近い状態です。小雨が降ったりやんだりという天候なのに、さすが人気スポットですね〜。
「放し飼いコーナーのキツネは手を近づけると確実に噛みます。甘噛みはできません。常に本気で噛みます」というなかなか恐ろしい説明を受けて入場しましょう。
小さな友達みーつけたとあるけど、実はアマガミどころではないのか‥
入園して最初の広場にはおさわりコーナーや抱っこコーナーですね。抱っこタイムは10時半・13時半・15時だそうです。こちらの子たちはきっと噛まない、と思う。
抱っこはたくさん来園しているお子さんたちにお譲りして、いきなりメインであるキツネ放し飼いコーナーに突入しましょう。金網に入るとそこには広大な土地‥ホントにキツネがいるのかな?
おっと!いるもなにも、さっそく足元で水を飲んでいるじゃないですか〜やだ〜。
至近距離までホイホイ来てくれるのでモフりたい!でも改めて出てくる「100%噛みます」看板。エキノコックス対策は万全ということですが、肉食獣です。痛いじゃすまないことでしょう。
踊り娘さんのお肌、衣装には絶対、お手を触れることのないように固く、固くお断りいたします。
しかしホントにすぐ近くまで来てくれるなぁ‥君は絵に描いたようなキツネだな。かわええのう。
おお、こちらには黒くてかっこいいお方が。しゃがんで写真を撮っていたら何かガリガリ音がするぞ‥やあ、腰にさげたポーチを噛んでいるキツネがいた。やめてよ〜(ニヤニヤ)。
さすがネコ目イヌ科、寝相はみなさん共通なんですね。なんてかわええんだ。かわええとかっこええしか語彙がなくなる。
おや、パッと目覚めた子がいる。何かを見つめていますね。
視線の先には‥なんじゃありゃ、とんでもない数のキツネが集まっているじゃないの。
あららー、そういうことか。エサ場!あげましょうあげましょう。動物ふれあい施設に来る時はポケットに百円玉を数枚入れておくのがプロです。
数年前に来た時は魚肉ソーセージの輪切りみたいなものでしたが、おやつカルパスみたいなものになっていました。これを半分にちぎって下のキツネたちに放るそうです。下‥
ああ、もう狙っているじゃないですか。
投げると飛びつく!結構な確率でナイスキャッチ!た〜のし〜。
あ、落とした!奪い合い開始だ!ケンカはやめて〜。
とまあ、これでもかとキツネさんを見て思ったのは、やはりアレですね…
しっぽ最高〜!妲己とか玉藻前は絶世の美女とかいうけど、アレはウソだ。狐の姿に戻って9本のモフモフで時の帝たちを惑わしていたに違いない!
ほーら、一本でもこんなに惑わされるんですよ!いや、化かしたり惑わしたりも納得ですよ。惑わされることこの上なし。
キツネさまのしっぽにこれでもかと化かされた後は、ふれあいコーナーでのんびりしましょう。ウサギやヤギが優しく出迎えてくれます。おお、なんてかわいい。おいしそうだな〜。人参をあげよう。人参を見たらがっついてきた。のんびりでもないわね。
まあ、ポニーさんも。おいしそ‥いや、なんでもありません、人参をあげよう。
いや〜、全力でけものとフレンズ体験できますよ‥いようと思えば何時間でもいられるじゃないか。
後ろ髪をひかれながら宿に向かう途中、とあるところで出会ったヌッコ。いや〜、どうぶつって本当に素晴らしいものですね〜。
宮城蔵王キツネ村 宮城県白石市福岡八宮字川原子11-3