星野リゾート 界 加賀に泊まってみよう① 部屋とフロと山代温泉と 星野リゾート 界 加賀(加賀市・山代温泉)

勢いだけで出発してしまった北陸一人旅、発端はとある旅館でのどぐろを食べたいな〜と思ったから。さて、そろそろ目的地に向かいましょうか。

山代温泉目指して出発〜・・の前に、せっかくだから好物である加賀の棒茶を買っていこう。丸八製茶場さんで冷たい棒茶をいただいて、ティーバッグをいくつか購入。水出しで飲んだら大変、夏はこれしか飲めなくなる。

そして到着、人生2度目の山代温泉。チェックイン前に古総湯につかろうかと思ったけど、今日の宿の宿泊者は無料と聞いたから後にしましょう。通常の入湯料は500円だそうです。

美味しんぼ者として魯山人寓居跡なんて見学したり、九谷焼のお店をのぞいたりして時計を見れば15時ちょい過ぎ。そろそろチェックインできるかな?

このあでやかな紅殻格子の建物こそ本日の宿「星野リゾート 界 加賀」さんです。人生のやぼうのひとつ「星野リゾートに泊まる」が本日達成となるのさ〜。

「界」とつく星野リゾートは地域性を大切にした和の温泉旅館・・らしいですが、詳しいことはきっと公式HPに書いてあります。とにかく建物はすでに和だ。すごい。

コレはまだ誰もいないうちに撮っておいた写真ですが、実際は14時半くらいからお出迎えの方がスタンバイして駐車場の案内やらもろもろ世話を焼いてくれます。キラキラな女性スタッフにアワアワしますが、旅慣れた風を装って荷物を手渡しましょう。

宿泊客みなさん15時早々からチェックインしているようで、フロントで少し待機。やあ、綺麗なオブ・・え、これ水引なの?館内は水引だらけと後に知ることになる。

フロントで名乗って明日の朝食時間を指定したらトラベルライブラリーにどうぞですと。フロントから右手の橋を渡るんですね、よしよし。

途中で飾ってある器は・・やだこの福の字、もしかして魯山人?こんな気さくに置いてあっていいのか。

スタッフの方「魯山人の寓居跡に行かれたんですよね?他にもありますのでぜひご覧になってください」

・・・え、お出迎えの人にちょいとそんな話をしただけのになぜ知っているんだ?どういう横の連絡網だ?星野リゾート、手強そうだぞ。

そのトラベルライブラリーとかいう空間、これはもう只者でなさすぎるふいんきバッチリじゃないの。全力で寛ぐ自信があります!

1組ずつ順番に部屋まで案内してくれるようなので、ドリンクバー的なところでご馳走になるとしましょうか。冷コーに麦茶に冷やし抹茶にいろいろあるな。

冷やし抹茶ウメぇ〜!とおかわりしているところでぼくのカバンを持った方が来た。大浴場や夕食会場の説明を受けてエレベーターへ。

あら嬉しや、最上階の8階の部屋を用意していただいたようです。単純なので高い場所に行くと喜びます。まあ、表札まで九谷焼でかわええ。

部屋はゴロ寝必至のゆったりソファーがある和室にベッド2つの寝室、もちろん清潔感はぶっちぎりです。

やや、私物が写り込んでしまった。せっかくの美しい空間に申し訳ない。

寝室はこんな感じ。マットレスがご立派なものらしく、フワッフワな柔らかさなのに腰が沈みすぎない。ソファーとベッドのどちらもゴロ寝がはかどって困ります。

水出しのほうじ茶をいただきながら丁寧な説明を受けます。入口と同じようにキラキラな方が下にも置かぬ対応をしてくれるのでおもはゆい、おケツこそばゆい。でも鷹揚に構えているように見せましょう。

旅館の仲居さんのようなホテルスタッフのような、いいとこどりの気持ちいい対応だなあ。

館内のご案内・・ふむふむ、冷やし抹茶・・これはもう飲んだな。加賀棒茶かき氷!風呂上がりに最高じゃないのと思ったけど満腹が限界突破で結局食べられなかった。

21:30から加賀獅子舞か、これはぜひ見るとしましょう。いつもなら飲みすぎて倒れる時間だけどがんばるぞ。

スタッフの方が去ったところで、一も二もなく温泉に飛び込むとしましょうか。少々奮発して個室露天風呂付きの部屋にしたのです。大浴場もいいけど、エレベーターのワンクッションが入るのがちょっとね。

やあ、洗面スペースはコンパクトにまとまっていて使い勝手よさそう。

綺麗な風呂敷にひげそり歯ブラシなどアメニティが入っていました。んで、この風呂敷を持っていくと古総湯が無料、らしい。

総湯もいいけどまずはテラスの風呂にドブ〜ン。個室もちゃんと温泉というのが素敵ですね。小さめの浴槽ですが両腕をひっかける感じで入るとちょうど良い形状。ぬるめの湯に8月らしからぬやわらかな風、これはずーーーっと入ってしまうな。

結局食後に翌朝にとここで長風呂してしまって、大浴場も古総湯も行かなかったよ!だって楽チンなんだもの。

ナトリウム泉だからか今治タオルだからか理由は知りませんが、ちょっと拭いたらすぐに水滴が切れて肌がさらさらな不思議なお湯でした。そしてポカポカ度がすごい。こりゃ美人の湯間違いなし。

冷蔵庫を開ければたっぷりの冷水、これは風呂上がりに最高じゃないの。お茶・サイダー・ビールは有料で、チェックアウトの際に申請するらしい。

茶器も美しい九谷だぞ。音羽堂さんの加賀紫雲石というお菓子は小豆が贅沢に使ってあってうめえ。

障子やベッドサイドも水引まつり。長野がメインと思っていたけど加賀も水引名人がいらっしゃるのですね。いや眼福じゃ。

夕食は17時半と19時半の二部制で、どちらか希望があれば事前にネット申請しておいた方が無難かもしれません。

さて、お願いしていた17時半だ。2階の食事処に出発向かおうと廊下に出たらこの眺めですよ。古総湯を見下ろすなんて偉くなった気分だな!そんなことで偉くなれるなんて、我ながら人間が小さいな!  つづく

星野リゾート界 加賀 石川県加賀市山代温泉18-47

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