11月末、ちょっとした用事で来た神戸。最初の夜はいつものOさんたちと晩飯でも行こうとなりました。
O「今年三宮の駅まわりにEKIZOってのができてね、周りも含めて結構いいのよ。点心いっちゃう?」
小籠包をアチチといってから焼酎のロックはいいですね〜と向かいましたが、バッチリ満席であった。EKIZOあたりをグルっと回ると、どこも外まで人があふれているな。街に人が戻るのは良いことですが、戻ったどころか増えた?反動?
回りに回って最初の点心屋さんに戻ってしまった。おや、隣に飲み屋っぽい看板がある。「Bespoke」さん・・なんて読むんだ、ビスポーク?YAKITORI、Pizza・・何屋さんなのかピンと来ませんが。
O「見たことないな〜。でも席ありそうだね、聞いてみよう」
あなたがご存じない。つまり新しいお店かな、ピッカピカだし。
O「テラス席なら座れるって。どうする?」
少し寒そうだけど、まあいいんじゃないでしょうか(早く飲みたい)。
テラス席といっても3分の2くらいは壁に覆われていますね。とはいえ、やはり少々涼しい。
O「注文はタブレット・・あれ?これ点心屋と同じだ。グループの新店かな?」
おや、つまりハズレはなさそうですね。では頼みましょう。
メニューを流し見たところ、昼はクレープや軽食のカフェ、夜は焼鳥とピザの居酒屋といった風ですね。あとで調べたら新店も新店、オープンから2週間とかそんなもんだったようです。
では第一のメインたる焼鳥を・・ケバブ串があれば即決だけど売り切れでは仕方ない。カレーミンチとささみモツァレラあたりの飛び道具にいってみますか。
朝引き鶏の肝刺身なんてあったのでもちろん頼みます。これは良いトリだ。ごま油香るタレも素敵。焼鳥への期待がふくらみます。
とりあえず芋のロックでかんぱ〜い、何かに。たっぷり入っているからツインターボにすることもなかったね。
O「最初にとりあえず1杯頼んで様子を見るとかないの?」
おかわりするのは間違いないのでよろしいんじゃないでしょうか。
生春巻きはサーモンにアボカドに色とりどりで美しい。あれ、コレは結局食べなかったな。
ドカンと来たのはローストビーフ!本格的に何屋さんかわからなくなってきましたが、丼にしたくなるタレがウマくてこりゃいいや。マッシュポテトもたくさんついて、一人だったら一皿で完了しそう。
ささみモツァレラにトマトソースはズルいだろう。こんなのウマいよ。2本じゃまるで足りなかったよ。
カレーミンチはさらにズルい!カレー味のミートボールにトマトケチャップですよ!おべんと、おべんと、嬉しいな〜のチープうまい!いや、これ好き。
焼き鳥とピザの両方の要素がある面白焼き鳥ですね、いいじゃないか。ねっくとかひっぷといった正統派メニューも頼むべきだったか。
びっくりからしレンコンという文字を見つけたので迷わずタップ。やや、バジルマヨにチキン?これまたイタリアン風味な居酒屋メニューになっていて確かにびっくり。なんとなくツマミの傾向がレモンサワー特化型のような。
グループで来た時はやはり外せないチキンバスケット。カリッとふわっと揚げで、ああ、おにぎり欲しい〜。さっきのカレーミンチと一緒にすれば運動会からお花見まで、メシの人にも酒の人にもの万能弁当じゃないか!
ピザも押さえておこうとマルゲリータを頼んでみましたところ、モツァレラのせたて焼きたて感たっぷり、いかにも手作りといった風でおいしい。カプレーゼも頼めばよかったな。
どれも全力で本格的でなく、家庭的な雰囲気があって和むおいしさです。空席アリなのはできたばかりだからですね。温かくなる頃の週末には満席まったなしでしょう。
年明けにお店の前を通ったらタイ料理の看板も出ていたぞ。ありゃりゃ、また覗いてみなくては。
Bespork(ビスポーク) 兵庫県神戸市中央区北長狭通1-1-3