佳い肴でおいしいお酒をたくさんいただいたのに二日酔いナシ。お酒を飲む時はモノを食べながら、水を飲みながら。
爽やかな目覚めを迎えたのは、九条駅と十条駅のちょうど真ん中くらいにあります「ホテル アンテルーム京都」さん。
立地はちょいとアレですが、アーティスティックな部屋や設備、そしてなんと言っても朝食が素晴らしく、しかもお値段が5000〜6000円くらいのビジネスホテル料金というのがたまらない。上洛時ばかりは愛する東横よりこっちを選んじゃう。
お楽しみの朝食、スタートの7時からいそいそと向かいます。まずはテーブル確保の札を置いてと。
それからトレーを持って本日のスムージー・テリーヌ・サンドイッチをもらいに行きましょう。まずテリーヌ…朝からテリーヌなんですよ。生ハムと桜湯葉の鶏テリーヌですって。うひょー。
そしてサンドイッチ。本日はひじきのコロッケと梅マヨネーズのサンドですか。他の日はクミン春キャベツとチョリソーとか、ワカメと海老と新玉ねぎとか…くぅぅ、連泊してえ。
そして真ん中のでっかいテーブルからサラダやスープにドリンクなどを取り分けて、はい、朝食が整いました。なんて華やかで健康的、見ただけで中性脂肪が半分になってしまいそうだ。
スムージーはオレンジとニンジン。ターメリックとカカオニブが隠し味ってなんだそれ、カラダに良さそうなものばかりじゃないの。
葉っぱと根っこのバランスが良いサラダには湯葉チップスなんかかけちゃってね。
ドリンクはコーヒーにジュースはもちろんのこと、デトックスウォーターやほうじ茶チャイなんてのもありまして非常に悩ましい。困った時は牛乳に相談だ!
朝に嬉しいヨーグルトと朝から嬉しいミネストローネ。どこを向いてもウマくて健康である。
テリーヌのイメージは夜桜だそうです。竹炭で夜を、根セロリのピューレで夜空に舞う桜を・・へえ〜。紫キャベツの穏やかな酸味と根セロリの風味が合うもんだなあ。ひねもすのたり、穏やかな春の味。
メインのサンドは見事な断層も頼もしい、華やかなひじきコロッケと梅マヨネーズサンド!
ひじきコロッケのわんぱくな味に梅マヨと紫キャベツとキャロットラペのトリプル酸味が加わって、食べれば食べるほど食欲が湧く!トキワ荘の時代からコロッケをはさんだパンはンマ〜イのだ!我孫子先生〜!
朝から1日分の野菜をおいしく摂取したところで、そのままチェックアウトとまいりましょうか。
実はこの後、つげ義春先生の聖地に向かったのでした。京都の翌日伊豆に泊まってグンマに帰る‥我ながら頭の悪いコースですが案外イケる。今後も試そうっと。
ホテル アンテルーム京都 京都府京都市南区東九条明田町7番